2020年10月16日金曜日

カキの季節がやってきた。吊るし柿のある風景へ!


あっという間に涼しくなって、今年もカキの季節がやってきた!

(質問)そのカキは、海か山、どっちのカキのことでっか?


こっちのカキも大好きだけど、
きょうは山のカキ、「柿」を求めて、レッツゴー!

長野県高森町にある「松源寺」の吊るし柿を愛でましょう。
(2019年11月撮影)

「市田柿発祥の里」とのキャッチコピーを掲げる高森町。
11月初旬頃から、ところどころで吊るし柿を見かける。
 なかでも観光名所にもなっている「松源寺」の
鐘つき堂に吊るされるたわわの柿は圧巻! パン食い競争ならぬ
柿食い競争したくなる、柿すだれだ。


晴れた日に行くと、青空とのコントラストに、思わず「ヒュ〜ッ」となる。


近づいてみると、なんとまあ艶やかなことよ。

吊るしはじめに訪ねるとこのように明るい柿色で、次第に黒っぽい柿色になるという。

吊るし柿がある時とない時では、鐘の音色が変わるか否か!? 知りたいところだ。



境内近くには、こんなにでっかい柿の木があって、まだまだ実がぎっしり。


町を散策すれば各家で干されている風景に出くわす。



が、見かけるのは家庭で食べる分。
出荷用は野外ではなく室内で干すことになっていて、
軒下一面だーっと柿色の風景は、もはや希少だ。

ところで、柿は酒飲みには強い味方。
酒飲み先輩に「飲む前に1個食べたら、二日酔いなし」と教えてもらい、
実践実行、効果を実感。
柿が好物になった理由の一端でもある。

愛でるだけでなく、しっかり食べたら、飲もう。中川町を目指そう。

目的地は、ここ。



南信州が誇る「今錦」の、米澤酒造だ。
蔵見学は現在できないが、季節の酒や定番を試飲しながら説明に耳を傾ける。
ラベルのおたまじゃくしにご注目。

手も足もまだないのが「生原酒」
足が出てきたのが「特別純米酒」
手足が動いているのが「ひやおろし」

おたまじゃくしが成長するように、季節ごとの味を楽しんでとの思いがこもる。







ほろほろの帰路、夕日が柿に見えました。



                   teamまめ 松井一恵
                今年も行けますようにと願いを込めて。










 

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