あっという間に涼しくなって、今年もカキの季節がやってきた!
(質問)そのカキは、海か山、どっちのカキのことでっか?
↓
こっちのカキも大好きだけど、
きょうは山のカキ、「柿」を求めて、レッツゴー!
長野県高森町にある「松源寺」の吊るし柿を愛でましょう。
(2019年11月撮影)
「市田柿発祥の里」とのキャッチコピーを掲げる高森町。
11月初旬頃から、ところどころで吊るし柿を見かける。
なかでも観光名所にもなっている「松源寺」の
鐘つき堂に吊るされるたわわの柿は圧巻! パン食い競争ならぬ
柿食い競争したくなる、柿すだれだ。
晴れた日に行くと、青空とのコントラストに、思わず「ヒュ〜ッ」となる。
近づいてみると、なんとまあ艶やかなことよ。
吊るしはじめに訪ねるとこのように明るい柿色で、次第に黒っぽい柿色になるという。
吊るし柿がある時とない時では、鐘の音色が変わるか否か!? 知りたいところだ。
境内近くには、こんなにでっかい柿の木があって、まだまだ実がぎっしり。
町を散策すれば各家で干されている風景に出くわす。
が、見かけるのは家庭で食べる分。
出荷用は野外ではなく室内で干すことになっていて、
軒下一面だーっと柿色の風景は、もはや希少だ。
ところで、柿は酒飲みには強い味方。
酒飲み先輩に「飲む前に1個食べたら、二日酔いなし」と教えてもらい、
実践実行、効果を実感。
柿が好物になった理由の一端でもある。
愛でるだけでなく、しっかり食べたら、飲もう。中川町を目指そう。
目的地は、ここ。
南信州が誇る「今錦」の、米澤酒造だ。
蔵見学は現在できないが、季節の酒や定番を試飲しながら説明に耳を傾ける。
ラベルのおたまじゃくしにご注目。
手も足もまだないのが「生原酒」
足が出てきたのが「特別純米酒」
手足が動いているのが「ひやおろし」
おたまじゃくしが成長するように、季節ごとの味を楽しんでとの思いがこもる。
teamまめ 松井一恵
今年も行けますようにと願いを込めて。
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