2014年5月27日火曜日

鮮やかな藍染に初夏の訪れを感じて

風が心地よい新緑の季節。

那須高原のベストシーズン到来です!

ドライブを兼ねて、高原に中腹にある藍GALLERY 風布を訪れました。


このギャラリーは、以前紹介した成澤菜園の奥様のご両親、渡辺興・基子ご夫妻のギャラリーとい
うこともあって、興味はあったのですが。

冬期は閉鎖していることもあって、今まで行きそびれていました。


藍染作家のおふたりは、後染めという手法で作品を生み出しているそう。
型紙などを用い、さまざまなデザインの照明やタペストリーなどを生み出しています。



おふたりの作品だけでなく、おふたりが気に入った作家さんの作品も並んでいます。



中には以前紹介した那須在住の陶芸家・小沼寛さんの作品も。やはり、那須在住の作家さん同士つながりがあるんですね~。



印象的だったのは、ギャラリー名に「風布(かざふ)」とあるように、風を感じる動きのある作品があったこと。



天井に吊るされたタペストリーはクルクルと風を受けてまわり、そよ風のようなやさしい空気を感じさせてくれます。



上の作品も並列されて、風車を思わせる立体的なもの。

展示室の一部は和室になっていて、縁側の先にはのどかな田んぼが広がります。



夏を迎えるにあたって、少し部屋の模様替えをしたいなぁと思っていたのですが、
この涼しげなタペストリーを和室の襖の替わりにしてみたら、
印象がガラリと変わりそう。

見た目も涼しく凛とした雰囲気になるのでは?

家を思い浮かべながら、実際に取り入れたらどうなる? こうなる? と思わされる作品が多く、心を動かされました。




鮮やかな濃紺が発する愛染めの美しさを改めて感じられて、心地よい時間が過ごせました。

                                         (teamまめ・前田真紀)

               


《藍 GALLERY 風布》

那須郡那須町高久乙3368-143