2012年10月23日火曜日

クリ拾いの極意って?

この季節、どうしたって食べ物の話が多くなります。

味覚の秋ですから。

というわけで、わたくしは誰かさんの悲願でもあったクリ拾いに参じました。

用事に追われてなかなか行けずにいたら、収穫ぎりぎり。訪れた日が今年最後の入園可能日でした(汗)

我が家では、今年で3回目、秋になると黒羽観光栗園におじゃましています。

 
いやぁ~、クリって見るだけでテンションあがります。たぶんこれは本能でしょう。
駐車場を降りた瞬間から、そわそわそわそわ。
 
奥のほうに広々とした栗林が広がっているのを知っているにも関わらず、足元に落ちてるクリが気になって、つい娘とふたり、「きゃぁ~落ちてる」と拾い始めてしまうのです。。。
 
焦るな、焦るな。
 
 


 
ほら、こんなに林は広いんだから。
 
受付所でトングとビニール袋をいただいて、いざ出陣!
 
 
の前に腹ごしらえ。私たち家族以外には、ひと家族しかいなかったため、ほぼ独占状態。自然の中で食べるお弁当はまた美味しいですな。


 
栗園のおじさん曰く、「クリがたくさんなってる木の下でとるといいよ」とのこと。
 
あたりまえのようですが、とにかくきれいなクリが落ちてるのをみると、やみくもに拾いたくなってしまうのが、人の性。
 
でもここは冷静に。木から落ちたてのフレッシュなやつを拾ったほうが、当然美味しく、そして虫もついていないのです。
 
ちなみにこの栗園では10種類のクリが拾えるというので、ビックリクリです。
クリの種類、ぜんぜん浮かばない。。。。
 
銀寄、利平、岸根、人丸。。。。これら品種の名前らしいのですが、やっぱりぜんぜん知らなかった。クリといえば丹波ぐらいしか思い浮かびません。
 
それぞれ大きさや味わい、収穫時期が違うのですから、クリの世界も奥深いですね。
 
しかし、残念ながら、クリの種類を見極められるほどの目利きでもない私たち。
とにかくイガにすっぽり入って艶々丸々したクリたちに狙いを定めます。
 
そうそう、栗拾いには服装も重要。虫が多く、ハチなんぞも飛んでいるので、長袖長ズボンがよろし。
 
また、靴も頑丈な長靴なんかがいいでしょうね。トングがあっても、イガを足で踏んで押さえると楽ですから。娘がサンダルを履いて行こうとしたのを止めて、
親子でロングブーツを履いて参りました。
 
今日が最終日とはいえ、まだまだクリはいーーーっぱい。あれもこれもとほいほい入れていくうちに、2つのビニール袋がずしっと重くなってきました。
 


さてさて、収穫物をざっと点検。ここで虫がついてたら、ぽいっと放ってしまいます。


 
一歳の息子もクリには反応。やっぱり本能っすね。
 
 
 
 
クリは1kg500円なり。入園料はいりません。量ってもらったところきっかり2キロに。おじさんも「きっかりだねー」といって、少しおまけで追加してくれました^^
 
いっぱい楽しんで、自分たちが拾った新鮮なクリを持って帰れるのだから、
なんてステキなんでしょう~♪
おじさんが言いました。「一週間いないには食べきってください。殺虫剤をいっさい使わない生でも食べられるクリだから。虫がすぐ出てくるからね」と。
 
地方発送もしているそうですが、発送するものは殺虫剤はついているのだそうです。拾ったからこその新鮮で安全なクリ!
 
おうちでその日に栗ご飯にいたしました。ほくほくで美味しかった~。やっぱり、何度か虫さんにも「こんにちわ」と挨拶しましたが、虫さんが居座るぐらい美味しいクリなんですよねー。
 
来年もお願いします!
 
                                           (teamまめ 前田真紀)
 
 
《黒羽観光栗園》
大田原市北野上1637
℡0287-54-2561