2019年5月7日火曜日

晩春の高尾山で(ガラにもなく)花ハイキングへレッツゴー♪

標高599mの高尾山は、言わずと知れたミシュラン三ツ星に輝いた観光のお山。
山頂はいつでも観光客であふれ、国外からのお客さんもわんさか。

みんな大好きな高尾山だが、かく言う私も大、大、大好き。
自宅から1時間弱で着く手軽さから、天気の良い休日には必ずお出かけ候補に挙がるほどです。

アケクレでも、高尾山グルメを食べ歩こうだとか、奥高尾にある城山の巨大かき氷を食べに行こうだとか、何度も食いしん坊企画を繰り広げてきましたが、今回のテーマはズバリ「花」。
自然豊かなこのお山には、なんと1600種類を超える植物が存在しているそうなんです。

10連休という超ロングなGWのある1日、高尾山に咲く晩春の花を求め、足元ばかりを見て歩いてきました。


今回のコースは

高尾駅~(小仏行きバス)~小仏バス停~小仏峠~小仏城山~高尾山~4号路→1号路で下山

というお手軽縦走。


早速、見つけた花たちをご紹介。
(花に詳しくないので、ざっくりでご勘弁を!!)

まず時期がもう終わりに近いが、高尾山といえばスミレ。
3月から5月にかけて見られるタチツボスミレのほかにも、アオイスミレやエイザンスミレなど、スミレだけでも種類は豊富。
なかには、高尾山で発見、命名されたタカオスミレもあるらしい。



 


お次はキンポウゲ科のニリンソウ。
漢字だと「二輪草」と書き、1本の茎に2個の花をつけることからその名が付いたが、実際には1個のものは3個のものも多く見られるのだとか。
白くて清廉なイメージ。




こちらはラン科のキンランでしょうか?
花はかなり小ぶりで、茎の先にたくさんの花が付いています。
黄色は元気が出ますね!


お次はメギ科のイカリンソウ。
船のイカリに形が似ていることからその名が付いたそう。


こちらはユリ科のホウチャクソウ。
2、3個の花が垂れ下がって付いているのが特徴で、寺院の軒先などに下げられている大きな飾り風船(宝鐸=ほうちゃく)に似ていることからその名が付いたとか。



そして、高尾山山頂付近では見事なヤマツツジも。
都心で見るツツジは鮮やかで色自体が強い印象だけど、ヤマツツジの朱色は優しい色合い。



最後に、この時期、高尾山のあちこちで見かけるのがこちら。



アヤメ科のシャガ。
ダントツで見かけたシャガですが、日本の花ではなく、中国原産の外来種だそう。



と、まぁ今回見つけた花はこんなところです、隊長。

高尾山の麓にあるミュージアム、「TAKAO 599 MUSEUM」のHPでちょっと調べてみると、もっと多くの季節の花が咲いていたようで、ちょっと悔しい気も。。。
http://www.takao599museum.jp/treasures/plants/?lang=ja


しかし、これまで昼食やおやつのことばかり考えて山登りをしていましたが、花を探しながら歩くのもなかなか楽しいという発見がありました。
来月になったらまったく違うラインナップが山を彩っているのかも! なんて考えたら、次に高尾山を登るのがすでに楽しみになってきた今日この頃です。


最後に。
小仏城山に寄ったので、結局、食いしん坊一家は定番のアレをいただいてきちゃいました。

城山名物、城山盛り(大盛り)のかき氷500円。
どんなに暑くても、いっきに体が冷えます(笑)


なめこ汁が名物だけど、モツ煮やおでんもおいしい城山茶屋
 
頭上を覆っていたモミジ。緑色の春モミジもオツなもの

(teamまめ/香取 麻衣子)