2018年4月17日火曜日

宮城県南三陸、おどろきの名物巡り



さんこめし、というめしの名前を聞いたこと、ありますか?
こちら、宮城県南三陸町の新たなご当地料理として名乗りを上げた一品。
あな「ご」、タ「コ」、ハラ「コ」の三つの「コ」がのった丼めし。
三陸沖といえば、世界三大漁場の一つ。マダイだって、アワビだって獲れる獲れる。

南三陸の名物といえば、春夏秋冬のキラキラ丼が定着しているが、
そこに早春限定で殴り込みをかけたのだ。

季節料理 志のや」で、かっこんでみると、「丼の宝石箱や〜」と、口から出てしまうほどの贅沢っぷり。
とろりと濃厚な旨味が口のなかでほどけるアナゴ、身が柔らかい志津川のタコ、そして、キラキラプチプチのイクラちゃん。
しかも、アナゴ、タコ、鮭の出汁で炊き込んだごはんとあいまって、口の中で海の香りが大潮となって押し寄せる。

こちら、4月末までの期間限定めしだ!


*食べられる店
https://www.m-kankou.jp/sankomeshi/

南三陸町には、昨年のGWに新装オープンした「ハマーレ歌津」がある。
ランドマークとなっている「さんさん商店街」と同じく隈研吾氏の設計で、ユルい風情が木造りの商店街を包み、日暮れとともに切り絵の行灯がなかなかにいい風情。

 



 





商店街はたいがい、18時には終わり。でも、でもでも。
酒屋「佐藤酒店」の明かりだけは灯り続けて、バーに変身した!

 
珍しい地酒はもちろん、ビールに酎ハイもあり、ご近所に泊まれば、ほろ酔い決定!
地元の若者たちが集う、楽しい夜の始まりだ。

ほかにも、水産加工の店「マルアラ商店」は、酒の肴とごはんのお供のオンパレードながら、ソフトクリームも販売。そして併設する工房では朝からバームクンーヘンを焼いている!

なぜ? 魚屋さんが???

「だって食のプロだもん。舌には自信あるから、バームクーヘンだって、本気でおいしいもん作ってるんです!」

 

バームクーヘン、気になりすぎて手が伸び、つい、写真を撮り損ねてしまったー!
あぁ・・・。
今では地元の名物おみやげとして、赤丸急上昇だ。

気になる人は、現地でチェキラ!
洋品店も健在!
さらに、「さんさん商店街」も、大変なことに。
たこプリンはタバスコかけて

かまぼこ屋さんのつみれ汁は胃の腑にしみる〜

次回こそ、味わってみたい!

仙台のお国言葉を使いこなしたい人、必携!
ほかにもキラキラ丼、モアイ最中など目白押し!
財布の紐がゆるみまくるので、ご注意あれ。

佐藤さゆり/teamまめ