2019年10月9日水曜日

五色の龍に願いを! 東京のパワスポ「田無神社」はワンダーランドだ!


あぁ、最近、ついてないなぁ。
そんな風に思ったアナタ、田無神社に出向いてみるのはいかがでしょう。

おみくじだって、五色の龍なんですぞ!

一見、小ぢんまりとした街の神社。
この境内のあちらこちらに、龍神様がいるわいるわ。


もとは、田無北部の谷戸にあった宮山に、13世紀ごろから鎮座していたのが、御祭神の尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)。
徳川家康の江戸開府により、田無が宿場町となり、最初は分祀。
そして、1646(正保3)年には、正式に遷座となったそう。

この尉殿大権現とは、別名・級津彦命(しなつひこのみこと)とか、級戸辺命(しなとべのみこと)とかと言われる神様。
イザナギとイザナミが日本の国を生んだときに、朝霧がかすんだため、息で吹き払ったそうなのだが、その息が神になったという、風の神様だ。

田無神社では、命の源でもある水と、萬の災いを払う=豊穣と除災の守護神と呼んでいる。その神が、龍神様にお姿を変えているのだ。

さて、前置きはこのぐらいにして、いざ、龍神様に会いに行こう!
境内には、大きく分けて龍神様は五色、おわします。

まずは赤龍神。先見の明を与えてくれる神様だ。
参道脇をみやると、樹木に隠れてほら。
 ほら。
 ほらー。

東方奥の青龍様には、芸事の発展を祈りたく。
(文章が上手になりますように、のんのん)

前の小さな手水鉢で、水を飲んでらっしゃるお姿も。

お次は、参道に鎮座する白龍様へ。
金運など、鉱脈を掘り出せますように。

北方の樹木に隠れるようにいるのが、黒龍様。
こちらは、水・雨を司り、流水のごとく新鮮な気をいただきます!


そして、拝殿には金龍神が!
事業運、家庭運など、大地にしかと根ざす基盤が作れますように。
 

ふぅ。
個性を放つ五体の龍神様へ、ご挨拶が終わっても、これだけで終わらないのが、
こちらのスゴイとこ。
石の鏡に自分を映してみてくだされ。

5つの龍神様にまつわる御神木あり。パワーをいただくのじゃ!

龍神池には珍しいメダカがすくすく

御神木が見事!
明治8年築の拝殿には、龍の彫刻がいたるところに。見惚れる!



忘れてならぬのがおみくじ。その種類の多いこと、多いこと。

そしてそして……
恵比寿様と大黒様にもお参りを。

道祖神の前に・・・。
あぁ、めくるめく、ワンダーランドです。
のどかな空気にみちみちて、心が元気になってきます!



帰りは、商店街をぶらつくのも楽しいっすね。

佐藤さゆり(teamまめ)