2019年8月14日水曜日

カフェ&アートスペース 北風と太陽で満腹ランチとアートを堪能

前々回那須塩原市のアート企画、アート369(み・る・く)を紹介しましたが、
こちらもアート369プロジェクトのフラッグが立つスポット。
アートスペースを併設したカフェとして2019年4月にオープンした「北風と太陽」にお邪魔しました。2014年に閉校した旧戸田小学校が、素敵なカフェに生まれ変わっています♪



 平屋の古い校舎の中を一歩入ると、広々としたカフェスペースが。地元にゆかりのある作家さんの作品が飾ってありました。バリアフリーになったゆとりあるスペースで、一枚板のテーブルが並んでいたりと、さりげなくこだわりを感じさせます。
 さてさて、本日のランチ(1300円)をいただくことに。ここの最大の特徴が、デリ8種の中から、好きなメニューを4つチョイスできること!
前菜から自分で選べるのはテンションあがりますねぇ。
サラダももれなくついてきます。これに本日のメイン、①パスタ、②八潮ポークと農園野菜のカレー、③鰺フライの自家製タルタルソース添え、④那須高原和牛の煮込みハンバーグ温玉添え(+300円)の4つから選ぶシステム。どれも地元の新鮮野菜や食材を用いているところがうれしいですね^^
 うーむ、ど・れ・に・し・よ・う・か・な? 悩んだ末に、自家製ピクルス、ローストビーフのマリネ、栃木県産ヤシオマスのカルピオーネ、トマトとモッツアレラのサラダをチョイス。前菜から肉も魚も野菜もたっぷり! どれも滋味深いしっかりとした味わいで、これだけでも満足感アリです。
 メインは「しらすとルッコラのスパゲッティ~からすみ添え~」を。ルッコラのほのかな苦みとからすみ、しらすの旨みが相まって、するっといけちゃいます。パンまでいただいたら、本当にお腹いっぱい。ちなみにデザートは別オーダーになりますが、そちらもおいしそうでした!
              農園野菜の販売も。
 さて、長―――い廊下を進んで、もうひとつのお目当て、美術室へ。
 2019年7月29日まで、迫 二郎さんのガラス展が行われていました。
 複雑なカラーグラデーションに思わず見入ってしまうものや、たい焼きシリーズなどモチーフがユニークなものなど、おうちに飾りたくなる作品が並んでいましたよ。

教室に入って、学校ごっこを楽しんだりも。ゆったりとした時間が流れる空間でした。次の企画展も楽しみです!


                        (teamまめ/前田真紀)

2019年7月30日火曜日

富士山の麓の町でほっこり。民家系吉田うどんを訪問!

うどんの町といえば、今や讃岐がダントツの知名度を誇るが、東京から車でもバスでも電車でも1時間半ほど行けば、「吉田のうどん」の里・富士吉田市へたどり着く。ここは富士山麓の町。河口湖をはじめとした富士五湖があり、北口本宮冨士浅間神社など、霊験あらたかな神社も点在する風光明媚な場所だ。山梨といえば「ほうとう」に目がくらみがちだが、うどんだって負けてないのだ!

吉田のうどんマップってのが配布されていて、これを見る限りだけでも、50件がしのぎを削るうどん激戦区。マップに載っていないお店も、もちろんあるから、一体何件あるんだろう。

吉田のうどんは民家の玄関に暖簾を下げて、お宅で食べる雰囲気もいい。
と、昔聞いた記憶があり、その佇まいを求めて、マップやいろんな情報を見比べ、目を皿にようにして探してみると、おぉ、あるじゃないか!
向かったのは『手打ちうどんしんたく』だ。



どうですか!この佇まい。まさに民家! 玄関に暖簾を下げている間は営業中。ちょっと駅から遠いけど、なんのその。
玄関から、靴を脱いで上がり込めば、居間+座敷の畳敷きふた間が席。庭の緑を借景にちゃぶ台につくお茶の間感が、たまらないっ!


お茶はセルフサービスで。落ち着いたら、席に用意されている注文票に記入していくスタイルだ。悩ましいけれど、お腹はひとつ。今回は肉金うどんに、いなり寿司を付けることに。

まず、おいなりさんが登場。こちらは、出汁をしっかり含んだジューシースタイル。


そして、見よ、この素朴かつ野趣あるうどんを。
吉田のうどんは茹でキャベツが入ってるのが特徴。
さらに、ごぼうの「金」ぴらに、このあたりで肉といえばの「馬肉」のしぐれ煮がてんこ盛り。馬肉、ちょっとクセあるか? という心配は杞憂。甘辛で柔らかに炊いてあり、馬肉の旨味がカツオ出汁のおつゆにしみて、なんともやさしい旨味だ。
そして、コシと弾力のある力強いうどんが、醤油や味噌で整えたおつゆを含んで、滋味深いったらありゃしない。



途中で投入するのは、甲州地方特有の辛味調味料「すりだね」。一味、山椒、ゴマなどが入っていて、自家製で用意しているところがほとんど。この辛い薬味を加えると、やさしい顔から一転、パンチあふれる底力を見せるから驚きだ。


おつゆまで飲み干して、完食。あぁ、口の中に豊かな香りがふくらんで恍惚っす。

県外の人は「吉田うどん」と言うけれど、地元の人は吉田“の”うどん と呼んでいるとか。おつゆの味、薬味、うどんのコシは、お店により千差万別なので、食べ歩くのも楽しみだ。ただ、お昼の営業だけという店も多いので、お気をつけあれ。

(teamまめ/佐藤さゆり)





2019年7月16日火曜日

肉の塊で何作ろ? 本気の休日メシをとくと見よ!


みなさん、こんにちは。こんばんは。まめの高橋です。

どうやらワタクシ、心身ともに疲れがたまると料理をすることで発散するタイプだと気づいた今日この頃。今回はなにを思ったか、自家製チャーシューを作ってみました。

まず、近所の「肉のハナマサ」で豚肉を仕入れます。どどん!



webの情報を見ると、バラ、モモ、肩と、比較的どの部位でも作ることができるとありましたが、何がどんな仕上がりになるかあまりよくわからず。なんとなく、見た目が素敵に映った豚肩肉のかたまりを購入しました。



チャーシューと言えばタコ糸でがんじがらめにするものですが、やってみると意外に簡単! 端っこをぎっちり縛って、あとは1.5cm程度の間隔をあけてギュギュっとしばってあげます。



うんうん、ここまでは自分で思っていたより順調です。タコ糸が意外に強度が高く、指が痛くなったのが誤算。次作るときは軍手を着けたろうと思いました。



タレは、しょう油とお酒、ニンニク、ショウガ、砂糖を入れるだけのシンプルなもの。ここにネギの青い部分を放り込んでひと煮立ちさせます。こんなこともあろうかと、ネギを買うたびに青い部分をストックしておいてよかった!



がんじがらめの豚肉君は、フライパンで外側をこんがり焼きます。予想を1.5倍は上回る肉のでかさに、高橋少しハラハラ。



そしてここで事件発生! うすうすと感じてはいたのですが、肉がでかすぎてタレの鍋に入りません。夏の間はお役御免かと思っていた土鍋の大将を引っ張り出し、豪快に煮込むことに。

とろ火で1時間コトコト、裏返してさらに1時間。火を止めて30分ごとにくるくる浸っている面を入れ替えながら、味を染み込ませていきます。すでに部屋には豚の脂の臭いが充満。心なしか、テーブルや壁がベタついているような気分です。うむむ、チャーシューづくりを見くびっていた……。



なんだかんだ4時間ほど味を染み込ませたチャーシューがこちら! これ、完全に店のサイズ! 



切ってみるとほんのりピンク色に仕上がったのがまた、イイ感じです。つまみぐいしたら、しっとりとした食感で思いのほか上品な味わい。がさつな高橋が作ったとは思えない!



チャーシューがあるなら、やっぱり麺に浮かべたい。ということで、数日前から仕込んでいた、煮干し出汁と煮干ししょう油ダレ、煮干し香味油を取り出し……。



中華そばも完成! さらりと紹介しましたが、実はスープやらなんやらの作り方は、チャーシュー以上に長い話。今回は、割愛!

もはや煮干しと脂の臭いがべったりこびりついてしまった我が家ですが、まあ、幸せの香りだと思って暮らそうと思います。むっふっふ。

出前のご用命は……受け入れておりません(笑)

teamまめ 高橋健太)

2019年7月9日火曜日

船でたったの10分! 横須賀の無人島「猿島」を探検

年始に手帳を新調すると、「今年やりたいことリスト」を作成するのだけれど、毎年達成できずに5年ぐらい抱き続けた“やりたいこと”があった。

それが「猿島探検」だ。

梅雨入りする前のある日、ついにその夢を叶えることができた。
今日はその時のお話である。



猿島は、横須賀沖1.7㎞に位置する「東京湾唯一の自然島」。
かつての戦艦が鎮座する三笠公園の脇、三笠桟橋から出ている連絡船に乗って渡ることができる。
 


 





ペリーさんに導かれ、いざ猿島へ!
乗船時間はたったの10分、あっという間に到着だ。
しかし、島というだけで少し遠くに来た気分になり、テンションがぐんぐん上がる。


 

無事に島に降り立つと、すぐ目に飛び込んでくるのが砂浜でバーベキューをする陽気なパーティーピーポー。
島でのアクティビティのひとつとして人気のようだ。



また、すぐ側にはトライアングルという会社が運営する管理棟があり、売店から更衣室、シャワールームまで完備。
さらに、「オーシャンズキッチン」というテイクアウトフードのお店も。
横須賀ビールにおいしそうな猿島グルメもそろっていて、観光気分に拍車がかかる。







猿島の玄関口は実ににぎやかだ。

しかし、今回はにぎやかな猿島ではなく、もっとディープな猿島を体験しに来たのだ。
テラスでくつろぐ人々を横目に坂道をどんどん上っていく。




ここ猿島は、かつて東京湾を守る要塞としての役割を務めていた。
江戸幕府が異国船を打ち払うための台場(大砲を据える台)を設置したのが始まりで、その後明治政府によって本格的な要塞が完成。
太平洋戦争が終結するまで一般人の立ち入りは禁止され、戦後も長い間国有地だった。
2007年、国から横須賀市に譲渡され、現在は「猿島公園」として横須賀市によって整備されている。
今でもレンガ積みのトンネルや砲台跡などが残る、重要な歴史的遺構として注目されている。

 
 


島内を歩いていると、早速なにか建物を発見。
一見ワイン蔵のようだが、こちらは大砲の弾薬が収められた「弾薬庫」。





そして、その大きさに驚かされたのが「砲台跡」。
島内のあちこちに5座もあるそう。



赤レンガのトンネルにもドキドキしながら潜入。
“フランス積み”という方式で積み上げられていて、世界遺産「富岡製糸場」など国内に4カ所しか現存しない貴重なものだそう。
長いトンネルには所々に電灯が点いているものの、内部はとても暗い。






トンネル内には「砲台地下施設」も。
2階建ての地下室が平行に建設されていて、階段を上ると山頂付近にあった司令所や照明所につながっているそう。
要塞の爪痕がここまで生々しく残っているとは・・・。







しかし、暗いトンネルを抜けると、こんな光景が!
木々のツタが絡み合うように頭上を覆い尽くし、とても幻想的。

 




古びた土地に緑がワサワサと生い茂る様子が、スタジオジブリの人気映画『天空の城のラピュタ』の世界そのものだと最近はSNSなどを中心に話題だそう。

アウトドア好きにはバーベキュー、歴史好きには要塞島、ジブリ好きにはラピュタの世界観を楽しめる島。
一周するのに1時間程度のコンパクトな島ながら、猿島はさまざまな顔を持っているなぁと実感。


どんな猿島を楽しむかはアナタ次第なのです。


(teamまめ/香取麻衣子)