2016年12月13日火曜日

ここはヨーロッパ!? 東京駅周辺の嬉し楽しい催し

冬至に向けて、日が暮れるのが早くなってるし、
師匠も走る師走に突入するし。

でも、こんな季節だからこそ、楽しみなことも街にはあるものだ。

昨今、いたるところで、クリスマスまでの期間限定イベントがあるけれど、
東京駅周辺は、手軽でそして、独創的で素敵なイベントが日夜繰り広げられている。


①丸の内仲通りのイルミネーション
毎晩17:30に点灯!


②丸ビルでは丸の内仲通りのイルミネーションの点灯直後から、プロジェクトマッピングによる、くるみ割り人形物語のはじまりはじまり〜。


続きは、ぜひ現地で見上げてみて。


③日本橋高島屋では、メリーゴーランドが登場!





こちらは、6歳までしかお馬さんに乗れないとのことなので、試しに尋ねてみた。
「あの……、こう見えて、6歳です!」
「お気持ちは(わかります)」
と、笑みをたたえて、やんわりお断りされてしまいました。

あぁ、6歳児がうらやましい。

********
ほかにも、界隈ではヨーロッパを思わせる、12月だけの美しい情景が目白押し。

寒いからって、おうちに閉じこもってちゃ、ダメダメよ。

(teamまめ/佐藤さゆり)








2016年12月7日水曜日

「クマ棚」探しで、クリスマスの「ヤドリギ」発見


熊と出会ってからというもの、熊の本を読み、熊ニュースにどきどき。
熊とたわむれる夢までみるほどで、これはもしや、熊病か?と思う日々。





『山でクマに出会う方法』で知った「クマ棚」探しも、必死だ。
お山取材なんかで山に入ると「クマ棚」はないか?と
上ばっかり見て歩いている……
 「クマ棚」とは、クマがこしらえる木の上のベッド!

熊は大好物の木の実を食べるとき、太い枝を陣取って、周辺の枝をたぐり
枝に付いた実を食べるんだって。
食べ終わるとその枝はお尻に敷いていくから次第に葉付き枝のベッドができる。
それが「クマ棚」で、「クマ棚」がある山には熊がいる!

ある山梨の山で、もしやあれは「クマ棚」ではないか?と思う、
球状の緑に遭遇した。

それが、これ。




          同行の山女も、これに大いに反応して、指さした。
           いつもの冷静な彼女の表情が、少し弾んでみえる。
           
            みなさん何だか、わかるでしょうか?

           これは「クマ棚」ではなく、「鳥の巣」でもなく
                
                 「ヤドリギ」!
             
      漢字で書くと「宿り木」でクリスマスの飾りとして人気があって
        これを飾った下でキスをすると、そのふたりは結ばれるという
          ハッピーなジンクスがある、あの「ヤドリギ」だ。

       この大きさだったら、かなりの値で取引されるだろうと聞いた。
      しかし採っても、吊るしながら運搬しなければ枯れてしまうらしい。

        木の下まで行くには道もなく危険だし、行ったとしても
         キスする相手もいないし、採るなんてもできない。

       でも、こうして遠くから眺めているだけで、いいことがありそう〜

        少し早いけれど、みなさんにクリスマスプレゼントです。

             
      参考までに、たくさん「ヤドリギ」が宿っている木はこんな感じ。
      



自然がつくる不思議な風景に出会える山が好きだ。

そして、熊ブームは、私の中で秘かに続いている。


(teamまめ 松井一恵)






2016年11月2日水曜日

森の中でいただくタイ料理、「森のポンピモン」

たまに無性に食べたくなるエスニック料理。
以前、ソーセージ屋さんの「ノイ・フランク」のご主人が、
美味しい店が、戸田に出来たと嬉しそうに教えてくれたのが、ここ「森のポンピモン」です。

明治の森からまっすぐ板室温泉に向かう道の途中で左折するとあります。

                どこか隠れ家のような一軒家のお店。
                    
                天気の良い休みの日に来ると、のんびりした気分になれそうです^^

              
                広々とした店内は、家庭的な雰囲気でリラックスした気分になれます♪
               

窓から広がるお庭が広々していて、びっくり。

タイ人の女性シェフが一人で営んでいるお店とは思えない、空間です。
ポンピモンさんはもう日本に来て、30数年たつそうです。日本料理も勉強されたということで、
お料理は本格タイ料理ではありますが、日本人向けに、マイルドにアレンジしてあるとのこと。

ランチは、1000円でドリンクとサラダ付き。
カレー、ヌードル、ライスの3種類がありました。


私は豚肉を炒めたガパオライスをチョイス。辛さも調節してもらえるとのことで、「やや辛め」でお願いしました^^辛いのが好きなわたくしは、さらに添えられたナンプラーも+。タイの家庭料理がベースなのかな?とても優しいお味でした♪

ちなみにランチも夜も完全予約制で受けているそうで、今は夜はトムヤム鍋をベースにしたコースを2000円で提供しているとのこと。もう少しいろんな料理が食べてみたいし、今度は夜も行ってみたい、と思うのでありました。

     (teamまめ/前田真紀)






2016年10月25日火曜日

冬に向けて乾燥対策! みつろうボディクリーム作りに挑戦

急に冷え込んできた今日この頃。
ぼちぼち肌の乾燥が気になってきました。
ちょうどいつも使っているお手製のみつろうボディクリームがなくなりかけていたので、
新たに作ることに。

PTAの講座で教えていただいてから、気に入ってリピしています♪

使っての実感としては、みつろうを入れることで、かなり濃厚なタッチで保湿力も抜群な感じ!
髪にも、ボディにも、リップクリームにも使えるうえ、オリーブオイルベースで作るので
口に入っても安心という体にやさしいところもうれしいですね。

うちでは親子で使っています^^

さて、まずは材料。


オリーブオイルとみつろう、お気に入りのアロマオイル、以上です♪

PTAの講座ではレモングラスを使っていまして、それもすごくよい香りで気に入っていました。個人的に柑橘系が好きなので、ベルガモットなども愛用してたのですが、
先日アロマセラピストの友人と会って話をしていたところ、肌に直接つけるものに、レモングラスやベルガモットなど、柑橘系を入れるのはあまりよろしくないとのこと。
がーん。
なんでも、紫外線を吸収してしまう成分が入っているのだそうです><
知らなかった。。。

たぶん香りづけに使うぐらいなら害はないとは思うとのことですが。
おすすめは、シワに効果の高いフランキンセンス(乳香)やビャクダンとのことでした。


フランキンセンス1500円(税別・カリス成城)は
日本では「乳香」と呼ばれているもので、昔からお香として親しまれているそうです。
アロマテラピーの世界では、乾燥肌やアンチエイジングへの効果としても有名だそうで、なんでも古代エジプトから儀式などで使われてきた高貴な香りらしいです。

にしては、あまり聞きなれませんでした^^;
購入したカリス成城でお話を聞いていると、シワにいいのはもちろん、アロマオイルを焚くと
咳や喉の痛み、気管支にも効果があるんですって。
今我が家は家族全員かぜっぴき状態なので、さっそくこちらの香りをがんがん焚いております。

もうひとつ勧められたビャクダンなのですが、こちらは少々お値段が張るとのこと。じゃあフランキンセンスにしてみようっとこちらをチョイス。
さっそく部屋で香りを焚くと、深みのある甘い香りがして、自然と深呼吸がしやすくなった気がします。

みつろうの方は以前ブログでも紹介した那須高原のはちみつ専門店、メリッサさんで購入したものです。

32g181円とあります。
けっこうお安いのではないかなぁ。
レシピではみつろう3gに対して、オリーブオイル18gとあります。
使ってみての実感でこれでは少し固いので、今回32gのみつろうに対して、250gにしてみました。
いわゆる目分量というやつですね^^;

みつろうは軽く刻んでいれます。


湯船で溶かしていくだけなのですが、もっと細かく刻めばよかったー><
粗く刻んだら、時間がけっこうかかりました。面倒でなければ、細かく刻んだほうがよいと思います。

ヘラでちょいちょい混ぜて

しっかり混ざるまで溶かしましょう。

                    アロマオイルを入れます
                容器に移し替えて、もう一度アロマオイルを数滴ずつ

容器はなんでもいいのですが、小さめの容器に入れておくと、髪用、ボディ用など個別に使えて便利かと思います。最近はリップクリーム用の容器も150円くらいで売ってるので、少し固めに仕上げてリップクリームにしてもいいですね^^

ちなみにこちらは100均ダイソーの食品小分け容器です♪

作り方をおさらいしますと
材料;オリーブオイル18g、みつろう3g、お好きなアロマオイル数滴

★オリーブオイルにみつろうを細かく刻んで投入
★湯船で完全に溶かし込みます
★お好みのアロマオイルを垂らせば、

出来上がり!

簡単ですねー

みなさんもぜひ使ってみてください。また友人からネロリウォーターを使うと、肌がモチモチになると聞いたので、こちらも合わせて購入。今から使うのが楽しみです^^

   (teamまめ/前田真紀)






2016年10月13日木曜日

大都会が雅な世界へ。牛車が歩いた阿佐ヶ谷


牛車(ぎっしゃ)といえば、平安の頃、尊き貴人たちが乗った乗り物。
言葉のごとく、牛が車を引き、のっしのっしと移動する車だ。

時代小説や歴史ドラマなどで見ることはあっても、まさか平成の御代、しかも東京で見られるなんて、誰が予想しただろう。

そんな雅な催しが開かれたのは、今年9月。
『阿佐谷神明宮』の大祭だ。

昨年、伊勢神宮から鳥居を下賜され、木曳が催されたことに続き、
今年は、神器の鏡を下賜されたことを祝し、牛車に乗せ、阿佐ヶ谷の町を練り歩くこととなった。

牛は京都から前夜に到着。
疲れをみせず、おだやかな表情だ。
思いのほか大きな姿に、観衆から歓声が上がる。

車には見目麗しい巫女姫が同乗した。


牛車巡行は神社から阿佐ヶ谷駅へ、そしてまた神社に戻るという、どんなにゆっくり歩いても往復10分の道のりを2時間かけて進むというもの。
まさに「牛歩」でゆるゆる出かけるんだなぁ、牛どんなけのんびり歩くんじゃ?と、誰もが思っていた。

そして、正午にいざ出発。



「のっしのっし」の思惑に反し、牛さん、いきなりすたすたすたすた。お付きの人たちもすたすたすたすた。
観衆からは「牛、早ぇ~~」の声が飛び交った。

およそ2時間後。




実は、動画でも撮影の予定だったのだが、牛車が遠くから見えたと思った矢先、
目の前にすでにいたという、驚きの速さで間に合わず。
あぁ、悔やまれる・・・・・・。

鳥居の前で牛車が止まると、巫女姫さまが神器の鏡を手に境内へしずしずと入られ、牛はこれにてお役御免。
裏手では、一大仕事を終えた牛さんが草を食んでおられました。





そしてとんぼ帰りで京都へ。
本当にお疲れさま。そして貴重な機会に出合わせてくれて、ありがとう!

teamまめ/佐藤さゆり


2016年10月1日土曜日

ゆる登山部、2000m級の山に挑戦! 山梨の大菩薩嶺へ

9月のとある晴れた土曜日、我が家のゆる登山部(と勝手に命名)は早朝から山へ。

今回は車を利用して、山梨県の大菩薩嶺を目指すことにした。



大菩薩嶺(標高2057m)は、日本百名山の一座で、2000m峰デビューに人気の山だそう。

そう、我が家にとっても、初の2000m超えの山。

といっても、車で約1600m地点の上日川峠まで登れるので、標高差は500m弱。
チビ連れでも登れそうなので選んでみた次第だ。



車でロッジ長兵衛がある上日川峠付近の駐車場まで行き、そこからは福ちゃん荘、介山荘を経由して、大菩薩嶺を目指す。
帰りは唐松尾根を下って福ちゃん荘に戻ってくるコースだ。


ロッジ長兵衛から福ちゃん荘までは約30分。
登山道と車道のどちらか選んで登ることができる。
我が家はもちろん登山道をエッホエッホ。


そして、福ちゃん荘(標高1720m)へ到着。
ここでは、ほとんどの登山者がひと休憩している(付近にトイレもあり)。

福ちゃん荘の食堂では、注文してから作ってくれるアツアツのほうとうが名物。
ぜひとも食べてみたいが、子連れだと下山時刻が気になるのでとりあえず先を急ぐ。



名物のほうとうは注文してから作るので30分ほどかかるそう。
次回登った際には絶対食べたい


ここから介山荘までは約1時間。ひたすらうっそうとした樹林のなかを歩く。

毎度のことながら飽きてきた娘(6歳)が、疲れたと文句を言い始める。
家族の雰囲気が悪くなったところで、介山荘のある大菩薩峠に到着。

福ちゃん荘から約1時間で大菩薩峠へ

小説『大菩薩峠』の著者・中里介山ゆかりの宿「介山荘」。
大菩薩嶺の山バッジをはじめ、いろいろなお土産が揃う。
店番をしていたご店主のお孫さんかな?少年の笑顔がとてもかわいかった

雲の向こうにひょっこり富士山!


大菩薩峠は標高1897m。
先ほどまでとは打って変わって、視界がぱあっと開けて、遠くには富士山や南アルプスの山々の絶景が目に飛び込んでくる。
今まで、標高1000mぐらいの山しか登ったことのない我々には初めての光景だ。
不機嫌だった娘もこれには機嫌を直してくれた。



大菩薩峠を出ると、ここからは稜線歩き。
展望が開けているから歩いていても全然苦じゃない。
それどころかとても気持ちよく、足も自然と軽やかに。
登山者のカラフルなウエアやリュックが遠くにチラチラ見えて、それもまた美しい。


遠くに見えるのが先ほどまでいた介山荘

岩のアスレチック。こういう場所に母も娘も燃える


岩場も越えて、ようやく標高2000m地点へ。
でも、まだここは山頂ではない。

一応、記念に2000mの碑をパシャリ


と、ここまでずっと絶景を眺めつづけてきたのに、山頂はというと樹林の中。
眺望はほとんどなし(笑)

展望なしだけど、登ったからには
ここを目指さないわけにはいかない


初の2000m超えの山、これまでの山に比べて景色が格段に良くて感動しっぱなしだった。
そして、もっと高い山に登りたい!と山への憧れは増すばかり。
こうやって、みんな山にハマっていくのかな。

秋の長雨も終わりに近づき、ようやく本格的な秋に突入。
我が家のゆる登山部、次はどこの山を登ろうかしら?



(teamまめ/香取麻衣子)









2016年9月16日金曜日

熊に遭遇したらどうするか?



2016年夏のトピックスは、なんといっても山でのアクシデント。
熊に遭遇したことです。

場所は、超ハードな山道でも、深い森でもない
メジャーな観光地「立山」の
整備された登山道でのできごとです。

みくりが池
約2400メートルまで、バスやケーブル、ロープーウェイを利用して
山装備なくても行ける山として知られ
昨今では、アジアからの観光客も多く訪れます。
熊と遭遇したのは、にぎわうターミナルから徒歩30分程度の
整備された登山道!
熊に出会うなんて、まさかのまさかの場所でした。

時間は10時55分。天気はくもり。
人通りは多くはないけど、散策の人も行き交う。
日本一標高の高い場所にある「みくりが池温泉」をめざして
すらこらさっさと下山してたら、
右手から、黒い動物が登山道に入ってきました。

ひと目見て、熊だとわかります。
想像する熊より小さいが、紛れもなく、熊!

しかも、そのまま登山道を、私に向かって登ってくるではないか。
今思えば、命にかかわるかもしれない一大事だが、
なぜか冷静でした。

とっさに頭によぎった「熊に出会った時の行動」マニュアル

①驚かしてはならぬ。写真はダメ。ギャーも言わない
②身に付けているものをそっと置いて、背中を向けず逃げる
③絶対に目を合わさない、死んだふりをしてはいけない

が、実際にできたのは、
①と③と
「ただひたすら自分の存在を消して、無関心をつら抜く」ことでした。

「私はここにいません」を、猛烈にアピール。

すると、もとより私になんてまったく興味のない熊は、
山側へ走り去ってくれた。(足の速さにびっくり)
そのままじっと熊が遠ざかるのを待ち、助かった〜と安堵した瞬間、
ころんとかわいい、真っ黒くろすけの小熊が2頭
成熊同様に登山道を横切り、山側へ、、、

一部始終を見ていた登ってくる兄ちゃんが私に寄ってきてくれて
「大丈夫ですか。びっくりしましたね。僕、だめです」と。
そうだよね、兄ちゃんは、熊が突然登山道に入り、
私に突進してくるようすを下から見ていたんだから、、、、

「腰抜けました〜。でももう大丈夫かな〜」と、私。
熊が見えなくなったのを確認して、下山。

「日本で最も古い山小屋」前を通り
日本で最も古い山小屋

その足で山の警察に届け出ました。

     熊目撃情報が多かったので、もしもの時をイメージしていたけれど  
我が身に振りかかるとは。

            しかし、本来、山に熊はいるものなのです。
         熊の庭に、おじゃましているんだと、つくづく感じます。
           
            熊だって、人間になんて会いたくないはず。
     だから、熊鈴やラジオを鳴らしながら歩いたり、おしゃべりをして
         「人はここに来ちゃってます」、と伝えるのです。

             びっくりさせて、こちらこそごめんね。
        熊の親子が、平穏に暮らせるようにと、心から祈ります。
         
山へおでかけのみなさん、熊に出会わない術、出会った時の術の復習を
今一度♪

(teamまめ 松井一恵)