2013年8月20日火曜日

パワースポット戸隠へ行く

 

わたしが勝手に思う、長野市近郊の3大鉄板観光スポット。

1つ目は善光寺。 
長野市のシンボル的な存在で、本堂は国宝。長野駅からも徒歩圏内なのでさくっと立ち寄れます。
 
 

2つ目は小布施。
長野市から車で数十分。栗の町でスイーツもいっぱい! 落ち着いた街並みも人気。
 

そして3つ目が今回ご紹介する戸隠。
戸隠忍者で知られる、戸隠そばで有名な、近頃はパワースポットとしても名高い戸隠です!
以前は「戸隠村」だったのですが、2005年の市町村合併で「長野市」の一部となりました。
長野駅からは車で50分くらい。ちょっとドライブするのにもぴったりです。
 
 
見てください、このイカツイ山が戸隠連峰。
昔はここで修験者や忍者が修業をしていたのだそう。
 
それでは、早速最近話題のパワースポット「戸隠神社 奥社」へとまいりましょう。
 
 
森林植物園の入り口のほど近くから参道がはじまります。
森の奥へ奥へと、ひたすらまっすぐ。
てくてくてくてく。
山野草もきれい。癒されます^^;
 
 
ひたすら歩くこと20分くらい?
門が見えてきました。
ここからガラリと景色が変わりますよ!
 

 参道の両脇にそびえる杉並木は、樹齢400年にもなるそう。

 
 よーく見てください。後ろに小さく見えるのが参拝者。
どれほど大きな杉か、分かっていただけましたか?
とにかく、息をのむような迫力です。
 
パワースポットといわれる所以が分かる気がします。
森の空気もすがすがしい!!
 
  
ところがどっこい。この杉並木を抜けると、道が一気に険しくなり始めます。
 
え? 大したことないじゃないかって?
いやいやいや。
運動不足の方はナメてかからない方がいいです。
この後さらに道が険しくなります。
なんというか……階段の1段1段が高いので、結構きつい。
スニーカーも履かず、気分でなんとなく向かってしまったこを死ぬほど後悔しました。(- -;)
わたしのバカ、バカ。大バカ野郎です。
 
3回ほど心が折れそうになりましたが、
下山してくるおばさま方が「がんばって~! あと少しよ~!」なんて励ましてくれるもんだから
引き返すに引き返せず……。
ええ。ええ。上りましたとも。
 
そして、ようやく最後の階段が見えてきました。
うおー! あと少し。気合いだー!!
 
 
  ここまでくると、先ほど充電したと思われたパワーは使い切り、むしろパワーダウン。
おいおい、パワースポットに来て、パワーを吸い取られてドウスル。
 
膝がプルプルしながらも、なんとか奥社に到着。
 

こちらが奥社。
そういえば、ここにお参りした後に、素敵な出逢いがあったという人、結構いたなぁ。
m(_ _)m m(_ _)m パンパン! そんな出逢いはいらないから金をくれm(_ _)m 
 
ちなみに、戸隠神社というのは奥社、九頭龍社、中社、宝光社、火之御子社の5社からなる神社。
奥社のすぐ手前には九頭龍社もあります。
 
 


入り口からここまで来るのに約1時間。
寄り道をしないでひたすら歩けば50分ほどで着くかと思われます。
そうはいっても、帰りも50分かかるので、往復約2時間。
足腰に自信がある方はぜひともお参りくださいませ。
 
ちなみに。
「同じ道を帰ってもつまらないから帰りは植物園を通るルートにした方が楽しいよ?」
などと地元の方にそそのかされ。
脇道に入ったら結構なジャングルでした……。
 

おいおい。クマ注意ってw
わたし、ひとりで来てるんですけど!
 
 
そうはいっても植物園。
ちゃんと遊歩道が整備されています。
入り口の近くは特にきれいに整備されているので、歩きやすい!
 
この植物園、春先は水芭蕉が群生して、とってもきれいなんですよ。
バードウォッチングのメッカとしても知られているそうなので、
興味のある方はぜひお越しください。
ただし、クマにはお気をつけて……笑。
 
たくさん歩いたらおなかがすきました。
戸隠といったらやっぱりお蕎麦。
 
 
戸隠のお蕎麦は、ぼっち盛りといって、少しずつくるっと束にしてあるのが特徴。
お店によって、5ぼっち、6ぼっちのところがありますが、主流は5ぼっちのようです。
ぼっち盛りの理由には諸説ありますが、
大きなザルにお蕎麦を盛り、皆でつつき合っていたことから、
ひとりずつ食べやすいようにこのスタイルが確立したともいわれています。
 
ちなみに、残ったお蕎麦は翌日お味噌汁の中に入れて「お煮かけそば」として食べていたそう。
お椀に入れるのに、ぼっち盛りはとてもいいサイズなんだそうです^^;
 

戸隠界隈には約20の蕎麦店と
34の宿坊があるそう。
日本各地に蕎麦処は数あれど、これだけのお店が集中している場所はそうないかと思われ。
 
宿坊ではおもてなし料理としての蕎麦が食べられるそうなので
じっくり戸隠を攻めたい人は宿泊することをおすすめします!
 
(teamまめ/松井さおり)