2014年12月2日火曜日

宝探しのワクワクを! 那須高原トレジャーストーンパーク

2014年7月1日にオープンしてから、ずっと気になっていたのが
ここ「トレジャーストーンパーク」。



時間内にパワーストーンを取り放題、「宝石探し」というフレーズにそそられて。

どんなものなのか? どの程度のものなのか?

一度子どもと一緒に来てみたいと、気になっておったのです。



料金を調べてみると、3名1チームまでで地下鉱山ディープサンドでの料金は、1800円。

うーん、果たしてこの料金は妥当なのか? 

それもまた気になります。

イメージとしてはたくさんの家族がぞろぞろと砂山を掘って、石を探すというもの。
場所によって当たりはずれがあるんじゃないの?とか、

朝一番に行かないと、石がなくなって出てこないんじゃないの?とか
いろいろ心配もありまして。

土曜日の午前中なら空いているかなぁと狙って行ってみました。

ただ、雨の日でも遊べるスポットというので、雨の日は混んでいるとの噂も。


ちょうど雨だったので、どうかな???
と思ってはいたのですが。。。

受付をしてみてビックリ。超混んでおりました!




水晶の谷「クリスタルリバー」のほうはすぐにできるみたいでしたが、目的のディープサンドは
なんと30分待ち!

受付周辺もファミリーでごった返しておりました。



待つ間どうするかというと、水晶の谷のほうの見学ができるそうで。



こーんな地下トンネルみたいな雰囲気のところを通って行きまして。

音楽もなにやら映画『インディ・ジョーンズ』風の曲が流れて気分を盛り上げてくれますね。


               けっこう広々とした空間が広がっていましたね。


               クリスタルリバーのほうは、この小川に手を入れて、水晶や宝石を探します。


しかし、この日は11月も下旬。
水に手を入れるのは冷たそうでちょっとなぁ~というのが、こちらを避けた理由。

       でも、みんなけっこう夢中で探してました^^


               

               受付周辺は激混みでしたが、空いてる休憩所もあって思ったより
広いんですね~。

 子ども2人と一緒に30分待つというのは大変なのですが、
そこはちゃんと工夫も凝らしてありました。

                      例えば、


             パーク内に、こんなカウボーイ人形が隠れておりまして。


各所に潜んでいるのをカウントしていきます。


こういう単純なこと、子どもたち好きなんですよね^^;
ほんと助かります。

それでも3歳の息子に、「もうおうちに帰ろうよ~」なんて言われて、「もうちょっともうちょっと」と必死になだめすかしてようやく自分たちの番に。



                   こーんなヘルメットをかぶって撮影してみたり。

                   これは記念撮影用だそうで、かぶってはやりませんが。




さて、ようやく自分たちの鉱山に到着!


4組4色のカラーごとにちゃんと鉱山が振り分けられ、完全時間入れ替え制でした。

ほかのファミリーと場所を競い合うこともなく、自分たちのスペースが確保しているのは
やりやすいですね~。

「スタート!」のアナウンスとともに、宝探し開始!

事前説明で「200g取れたら合格です~」なんて言われてたものだから、

たくさん取らなきゃ!と気合も入り。

このあとは、撮影そっちのけで自分も宝石探しに夢中になってしまいました。



スコップで砂の中を掘って探すのですが、

出てくる場所もあれば、出てこない場所もあって。

制限時間12分間という短い時間なので必至になってしまいます^^;

  終了~となったときには、ミニバケツにそこそこ色とりどりの石が入っておりました。


大きさや種類が豊富なので、リストを見てこの石はなんの石か調べるのも
楽しいですねー。



我が家は191g! う~む、200g合格にわずかに届きませんでした><

無念。妙に悔しいです。


今度来たときは絶対200g以上取ろうね!と誓い合い、完全にハマってしまった私たち。

取った石をすべて持ち帰れるのも満足度高いです^^

雨の日でも遊べるスポットが少ない那須高原で、なかなかありがたい存在です!


                                        (teamまめ/前田真紀)













2014年11月11日火曜日

白鷺城こと姫路城へ。白すぎる!? その理由とは!

現在、修復工事終盤戦にさしかかった姫路城。
内部登楼はまだできないけれど、すでにお城は姿を現している。



白鷺城との異名をもつこの城。
一説には「白すぎ城」なんてささやかれていたりもする。
けれど、けれど、この白く見えるのはなぜか、ご存知だろうか?

白い元は漆喰。
屋根瓦の目地を漆喰でつないで、白化粧しているのだ。
これが、白鷺城と呼ばれるゆえん。


すごい仕事っぷり。
真っ白い漆喰で、しかと屈強に仕上げているのがわかるわかる。

ほかにも、屋根の雨水を先端の瓦に集め、そこからしたたらせる敵水瓦(てきみずがわら)が施されているところも。

姫路城付近で出会ったおじさんたちは
「春ぐらいから毎日みとんやけど、少しづつ白さがとれてきとるわなぁ」
「こんなに白い姿は最初の1、2年だけ。あとは風雨にさらされて、見慣れた姿に戻ってしまうんやで。今のうち、今のうちに見ときなされや」
 と、口々に教えてくれた。

ちなみに、今現在も、姫路城は見所満載!
西の丸を囲むように、ぐるりと300mもある百間廊下
本多忠刻と千姫になりきることも。

美しい反りを見せる扇の勾配
江戸、明治、昭和と並ぶ三代しゃちほこ

大天守のグランドオープンは来年3月27日だ!
最後にもう一度、姫路城をとくとご覧あれ。


teamまめ/佐藤さゆり


2014年10月21日火曜日

不思議楽器「テルミン」って何だ!?


不思議楽器シリーズ(?)その2.(その1.はバンドネオンでした)。

芸術の秋なもんで、秋の夜長に音楽に浸ろうではないかということで、
個人宅の居間で開かれたライブへ。主役は「テルミン」という楽器。

テルミンは知る人ぞ知る楽器と言えるかも、、、
『のだめカンタービル』第18巻に登場する楽器と聞けば、ピンと来る?

昨年公開されたドキュメンタリー映画『SAYAMA〜みえない手錠をはずすまで』の
音楽で使用されている、、、ありゃ、余計にわからなくなるかも、、、

なんというか、人が歌っているような不思議な音で、
鍵盤も弦もなく、「電波の中で手を動かして音を出す」らしい。
うーん、説明じゃよわかなん!ので、この目で確かめたくなったのだ

スピーカーのような四角い物体と、木製の古いラジオのような物体の間に
奏者のトリ音(とりね)さんが立っている。見えにくいけれど、
向かって左に縦のアンテナ、右に横のアンテナがある。

演奏がはじまると、この空間で両手を動かして、音が奏でられる。

まるで、空気を弾いているような、、、マジックのような、、、

左がテルミン奏者のトリ音さん


演奏の合間に、トリ音さんがテルミンについて説明してくださった。

「テルミンは、世界最古の電子楽器で、ロシアのテルミン博士が発明しました。
ここに(楽器周辺を手でかざして)電波があって、手の位置、動きで音が出ます。
あ、弱い電波なのでからだに害はないのでご心配なく。
テルミンさんも90歳までお元気でした!」
トリ音さんのトーク、おちゃめで楽しい。

「私が使っているのは、宮古市の方の手作りのものです。
他も使いましたが、この機種が私の演奏にぴったりなのです」

しかし、震災の影響で現時点では製造ができなくなっているとのこと。
楽器がなくては演奏ができない、、、
なので、トリ音さんは愛用の機種を片っ端から集めているという。


これが日本製のテルミンで、奏者から見ると、こんな感じ。やっぱりラジオみたい。

電子楽器を聞くと、アナログ派には縁遠いような気がするけれど、
テルミンは、「アナログシンセサイザー」と呼ばれるほどアナログな感じ。
音は、単音。なるほど、だから人が歌うように感じたかも。

テルミンさんが発明したテルミン、少し体験してみたが、
空間のどこに音階を見つけられましょう。そうとう高い技量が必要な楽器、、、

トリ音さん、ブラボーです!! ありがとうございました♪

                          (teamまめ 松井一恵)






2014年10月1日水曜日

温泉トラフグの濃厚な旨みにうっとり

正確には那須エリアではないのだけど、前々から気になっていたのが、
栃木県北部に位置する那珂川町で食べられるという温泉トラウグ。

なんでも温泉水で育てられるのが特長で。海育ちのフグを養殖するのには、かなり技術が
いるのだそう。

海のない栃木県育ちの、温泉トラフグ! 聞くだけでも興味がそそられます。

しかも味わいは天然ふぐに負けず劣らず、旨みが濃いという噂。

一度味わってみたいと思い、栃木県那珂川町に足を運びました。

目指すは、大八寿司さん。


    料亭のような店構え。那珂川町では約20店舗が温泉トラフグを取り扱っているそう。
中でも、ここのご主人は温泉トラフグ共販会の会長を務めているお方。


期待が高まります。


 水槽には泳ぐトラフグ!

温泉トラフグは天然ものより、多少リーズナブルな印象。
5000円から始まるコースの中で、もっとも手頃な5000円のコースをいただくことに。

こちら、煮こごり、茶碗蒸し、てっさ、サラダ、からあげがその内容。
サラダまですべてトラフグ入り。

            
               フグの旨みがぎゅーっと詰まった煮こごりは、口に入れると
ジュワ~~っと旨みが広がります。コリコリとした皮がいいアクセント。


ポン酢ドレッシングでいただくサラダは、食感をメインに楽しめる一品。噛み締めるほどに味わい深くなるフグと、ポン酢の酸味の相性のよさに顔がほころびます。


茶碗蒸し。


これが一人前のてっさ。ざーっと箸で3、4枚すくう憧れのやつをやってみました^^
歯応えの強さと噛み締めるほどに口に広がる旨みがたまりません!


唐揚げは2人前でこちら。なんなんでしょうね! この弾力と味わい深さ。

骨にしゃぶりつくようにいただきました。


那珂川町に湧出温泉水は、塩分濃度が1.2%。海水の約3分の1で、生理食塩水に近いことから養殖できるのでは?という発想になったのだとか。

平成21年には廃校となった那珂川町旧武茂小学校の教室を活用して事業をスタート。

現在ではさらに近隣4ヶ所とあわせて、2万5000尾を養殖するまでになったそうです。

そうそう、温泉で育てたふぐは、無毒のエサと無毒の温泉水で養殖するから
「フグ毒」テトロドトキシンができないんだそう。
これは安心。




こんなところで養殖しているようで。
チャーミングな温泉トラフグちゃんたちを目撃しました。人の身長以上にあるビッグなやつらです。

那珂川町ではお土産として、「温泉とらふぐひれ酒セット」なども販売しているそうで。気になります。

家族や知人が栃木に遊びに来たときに、連れて行ってあげたいなぁ。


                        (teamまめ・前田真紀)




2014年9月9日火曜日

東京の地酒『澤乃井』に蔵見学へ行ってみた!

夏の冷酒もよいけれど、これからはほっこり燗酒ってのもいいですねぇ。

さてさて、全国津々浦々に酒蔵はあるけれど、どっこい東京にだって地酒はある。
そのなかでも、元禄15(1702)年から続いているのが『澤乃井』だ。

青梅から奥多摩線に乗り換えて、単線をえっちらおっちら進むとあるのが沢井駅。
読んで字のごとく、昔から沢や井戸が多く、いい水があるとのことで、
酒蔵が創業されたという。
東京唯一、立春朝搾りも出していて、初春の縁起物として注目を浴びている。

蔵の入り口には、ちゃんと神棚が。酒の神様がおいしい味に醸してくれるのだ。

蔵見学はちょっとした講義からスタート。
酒の仕込み方をわかりやすくレクチャーしてくれる。

日本酒は米から作る酒だ。
でも、いつも食べてるあのご飯粒ではない。
酒に使うのは酒造適合米。何がちがうんだろうか。


手前が酒造適合米。奥がこしひかり。
粒がね、違うんですよ、粒が。
酒造適合米は、食事用の米より粒がでかく、そして米の中心部に「心白」というでんぷん質を多く含む場所があるのだ。

米を削った蒸米のでんぷん質は、麹を入れるとブドウ糖に変化。
そこに酵母と仕込み水を入れた酒母を入れると、アルコールに変わるんだそうな。
そうして、もろみができて、しぼればお酒になるって寸法だ。

「この酒米を炊いて食べてもおいしくない、と思いますね。食べたことないんですけど」とは、蔵見学ツアーコンダクターさん。

さぁて、ではではいよいよ蔵見学だ!
元禄時代からの酒蔵は、土蔵造りで夏はひんやり、冬はあったか。
仕込みタンクや、熟成酒を、話しを聞きながら眺めていくと、
酒蔵の人々の思いや情熱がひしひしと伝わってくるようだ。

そして、次は仕込み水へ。
この蔵では、2種類の仕込み水を使っているそうだ。
ひとつは山の井戸。そしてもうひとつが、蔵の井戸。
山のミネラルを含んだ軟水と、蔵の地下から湧き出る中硬水と、井戸によって水質も違うというから、驚きだ。


ね、すごいでしょう。この清冽な水。
この水で仕込まれてるんだなぁ〜〜〜。

そしてもちろん、締めは待ってましたの試飲♪


やわらかな旨味がふわりと広がる一杯でござりましたよ。

ちなみに、澤乃井はこれだけではない。

地下トンネルをくくぐるとそこは、酒の国。
ここは、天国でしょうか、おっかさん?
川沿いに、酒飲みによる、酒飲みのための場所が広がっておりまする。
蔵見学しなくても、こちらだけの利用だってウエルカムさっ!




あぁ。ここに暮らしたくなりました。

ちなみに、2014年の蔵開きは10月20日(月)10月25日(土)!
隠し酒ツアー(300円)てのもあるそうで、こちらは事前申し込み+抽選制だとか。
その日に限り、蔵見学はいつもと違う場所へも入れるかも、なんだそうな。

澤乃井(小澤酒造)
蔵見学:無料、要予約。土日もあり。

teamまめ/佐藤さゆり

2014年8月19日火曜日

迷いと発見の物産展@ヒカリエと熱燗


この紋所、目に入らぬかっ――――! なーんて。
よく見かける方も、ときどきの方もおられるでしょうが、
500年の歴史ある兵庫の酒、と言えばピンとくる!?
黒いですね〜 松ですね〜〜



     あるイベント会場で、ひさしぶりに紋所が目に入りました。「黒松剣菱」。


蔵元500年の歴史の中で、はじめて発売した小さな瓶が、
グッドデザイン賞を受賞したのは、2008年のこと。


あたらめて見つめると、本当にすてきなデザインです。

どこで出会ったかというと、ここです。



渋谷ヒカリエ8階「8/」で開催中の催し、「迷いと発見の物産展」の
「デザイン物産2014」。

昔からその土地で長〜く続いている伝統ある産業で、伝統を大切にしながらも新しいデザインを取り入れて、販路を広げ、さらにもっと愛されるものになろうとチャレンジしている、、、そんな物産を日本全国47都道府県からそれぞれ2つの商品を紹介しています。

               新しいスタイルの「物産展」です。
   昔と今を比較して展示されています。気になったものをいくつか紹介します。
                 
             冒頭の、兵庫県/黒松剣菱。

      大阪府/こんぶ土居(右)は、手軽に本格昆布だしを!の新パッケージ

    福島県/会津木綿を新しい感覚でストールに。着物は着ないけど、ストールなら!

北海道/バター飴。手前が新作「小熊のプーチャン バター飴」。小粒で熊型している。そういえば、昔のバター飴は、でかい!と思ったことがあったなあ。

千葉県/落花生。なるほど、小袋はうれしい。昔は大は小を兼ねる的感覚があったけど、小じゃなきゃいや〜の気持ちに応えるのって、大切大切。



まだまだ、気になる物産がいっぱい。もう1回行きたいと思える物産展でした。
カタログが欲しかったのだけれど、今製作中とのことで、
写真はどんどん撮っていいですよ!と許可してくださいました。
出口では、展示品の一部の即売あり。財布の紐がゆるくなります。

渋谷ヒカリエ8階「 8/(ハチ)」 /入場無料
   デザイン物産201  8月7日(木)〜10月19日(日)


再び、黒松剣菱。
愛すべき小さな瓶は、家庭で上手に熱燗ができるように考えられていて、
熱が全体に上手く伝導する型!
しかも、飲み干した後、熱燗用瓶としてリサイクルできる。
おいしい熱燗のため、地球のためのデザインに、あらためまして拍手です。
暑い日が続きますが、熱燗飲んで暑さを吹き飛ばすってのもありなのだ。


(teamまめ/松井一恵)