2013年6月5日水曜日

台湾B級グルメで、粉モノの実力を知る。




いやぁ、食べた、食べた、食べた。
女子2人、初の台湾旅行。観光なぞすっとばして、2泊3日、食べまくっておりました。
気づいたのは、台湾の粉モンの実力! さまざまな麺料理に餃子や小龍包などの点心、揚げパンの類などなど、その多彩さったら! 

今回はその備忘録。
手軽な町場のB級グルメを書き記します~。

台湾に降りたって、まず向かったのは、『史記正宗牛肉麺』。ここは牛肉麺の専門店で結構な人気。数店回ってみた後に振り返ってみても、こちらの麺、スープ、とってもおいしかった!



大定番はこの紅焼牛肉麺。肉はゴロゴロ、山椒や辛みのきいたスパイシーなスープに、歯切れのよいしなやかな細麺がたゆたいます。
アレンジ麺もいろいろあって、カレー味もなかなかのお味。最近はトマト牛肉麺を出す店も増えているそう。


点心代表格の小龍包。「鼎泰豊」が有名ですが、私たちは町場の「蘇杭小龍包」へ。手作りの皮の素朴な質感。コショウがバッチリきいた酸辣湯もいい感じです。

でもって、この大餅棬牛肉が私の中で大ヒット!焼き付けた小麦の皮に、甜麺醤やオイスターソースベースのタレと牛肉、ネギが挟んである。これ、家でも試せそうです。








さ、どんどん行きます。どの店にもだいたい冷蔵庫に小皿にもったお総菜「小菜」が入っていて、各自好きなものをとってテーブルで食べます。惣菜は有料ですが、小銭で食べられる価格。最初はそのシステムがよくわからず、ビビりました。
「北平一條龍餃子館」。餃子は皮がもちもち、味つけはわりと淡泊。





間に体によさげな青草茶を飲みつつ…

夜市へGO~~! 活気あふれる夜市も粉モンの宝庫。
これは、牡蠣のお好み焼きで、生地は玉子とサツマイモのデンプンを混ぜたもの。甘めでとろみのあるタレがかかっている。
 

種類豊富な麺の中でもとくに気に入ったのが、この麺線。ソーメンを蒸した極細の麺で、やわやわな食感が不思議。羊肉もよく合います。

胡椒餅は屋台の人気メニュー。小ぶりに見えてこれが結構、腹にたまる! コショウをまぶした肉をパン生地でくるみ、窯の側面に張り付けて焼いたもの。作り方はちょっとナンを彷彿させる。






朝ごはんは温かい豆乳が定番。ここに油條という揚げパンのようなものを入れて、いただきます。

 
こちらも朝ごはんの定番、台湾風おにぎり「飯団」。餅米の中に、なんとサクサクの油條、豚肉や魚肉のデンブ、好みで野菜や玉子焼きなどが入ります。
にしても揚げパン挟むって、炭水化物 in 炭水化物! お茶碗2杯分はあろうかという餅米のボリュームといい、台湾人のパワーを思い知らされます。




この牛肉麺の麺は、インスタントカップ麺どん兵衛みたいだった…。乾麺ということなのかな…?



味付けは総じて比較的淡泊で、塩気も抑えてある印象。素朴な味わいなので、意外と何軒もはしごできます。

粉モンならずとも、庶民的グルメの代名詞、ルーロー飯も(1人前80円位~)も、店ごとに表情が違って、おもしろかった。そちらはぜひFacebookの方で。

振り返ってみると、まだまだまったく食べたりなかったな~。(これでもか!?) 
帰国後母がおもむろに、「ねぇねぇ、私台湾に行ってみたいんだけど」。 
はい、喜んで! ただいま、再訪計画を画策中です。


(沼 由美子/teamまめ)