2019年9月17日火曜日

ゴンドラに乗って2000m級のお山にお手軽登山! 長野県は「入笠山」へ

8月11日は「山の日」。

しかし、まだまだ小さい子どもがいる我が家にとって、山といえば近場の高尾山を中心に低山ばかり。
夏の低山は想像するだけでも苦行で、これまで「夏の間はお山は休みだ!」と自分に言い聞かせてきた。

ところが、山への欲求が止められず、今年はお盆休みのある日に家族を引き連れて山へ行ったのだ。


目的地は、避暑も兼ねて長野県富士見町にある南アルプス北端の「入笠(にゅうかさ)山」へ。

アクセスはJR中央線に乗って八王子駅から各停でゆるゆると約2時間半。
山梨県から長野県に入って2駅目、富士見駅で降りて、駅前から無料のシャトルバスで富士見パノラマリゾートへと向かいます。


水色の中央線に乗るとテンションが上がります
富士見駅の駅舎

富士見駅前になんとも気になる洋食屋を発見!

 
富士見パノラマリゾートからはゴンドラに乗って、標高1780mの山頂駅を目指します。



このゴンドラがなかなかすごかった!

高低差730mを約10分間でいっきに上ります。
遠くには八ヶ岳連峰を見ることもでき、目の前に広がる景色も絶景!




さらに、下の方に目をやると、こんな光景も。



ゴンドラ山頂駅から山麓までMTB(マウンテンバイク)のコースもあって、MTBに乗った人々が山肌をガンガン駆け降りていきます。
ゴンドラから見ていてもそのスピード感は迫力満点!

ここ富士見パノラマリゾートは、夏は登山やマウンテンバイク、パラグライダー、冬はスキーと様々なアクティビティを楽しむことができるようです。


さて、山頂駅に着くと、空気もガラリと変わります。
1780m地点まで上ってきたので、山麓に比べて気温も約5度ぐらい低くひんやり。
入笠山はここから入笠湿原を通って約60分。



入笠湿原では、地上ではあまりお目にかからない高山植物がたくさん出迎えてくれました。
(ゴンドラに乗るともらえる「入笠に咲く花 散策ガイドBOOK」を参考に花の名前を調べました。間違えていたらごめんなさい!)

オトコエシ

ヒヨドリバナ
 
シシウド
 
シモツケ

コオニユリ

ヤナギラン

コハギボウシ


きれいな花に囲まれて、まさに“天空のお花畑”といった感じ。

入笠湿原といえば、6月に咲く日本すずらんが有名のようだけど、8月もさまざまな高山植物を観賞することができます。

きれいな花々と一面の緑、広い空に囲まれて、気分もリフレッシュ!


入笠湿原を抜けて、ようやく入笠山山頂を目指します。
しかし、山道という山道はほんの30分ぐらいで、あっという間に標高1955mの山頂に着くことができました。

頂上からは360度の大パノラマが楽しめます♪


山頂を後にして、お待ちかねのお昼ごはんは、ビーフシチューが名物の「マナスル山荘」へ。






残念ながら、お目当てのビーフシチューは(その日は)宿泊者限定ということで食べられなかったのですが、代わりにいただいたカレーもまた絶品でした!


山の澄んだ空気のなかでこんなおいしいものが食べられるとは!
感謝感謝でございます。


今回はゴンドラを使ったお手軽登山。
汗をかきかきしながら麓から頂上を目指すのもいいけれど、たまにはゴンドラを使って体力を温存しつつ、その分周りの景色や植物をたっぷりと愛でるというのもいいものです。

入笠山、これからの季節なら紅葉や雲海が見られるそうで、おすすめです!!

(teamまめ/香取麻衣子)





2019年9月2日月曜日

中央線の古書店めぐり・木彫りのクマがいる「おへそ書房」へ


中央線沿線には、わざわざでも行きたくなる古書店がたくさんある。
特に、最近の三鷹界隈は古書店好きが密かに注目するエリアで、
先日もある喫茶店で「休みの日に三鷹の本屋巡りをしてきたんだ〜」と、
おしゃべりする女子がいて、思わず耳ダンボになった。

しかし今日は、あえて三鷹を外そう! 西へひと駅「武蔵境」に新しくできた
「おへそ書房」をたっぷりと紹介したい。

武蔵境は、これまで古書店不毛の地で、金星のごとく現れたのが
この「おへそ書房」なのだ。

武蔵境北口徒歩5分。昨年まで和菓子屋さんがあった場所、
ラーメン「鶉」さん隣、少し先には米粉のパン屋がある小さな繁華街(?)に。



木彫りのクマが迎えてくれる。店前には100円均一の文庫本が並び、
クマさんは「どなたさまも気軽にどうぞ〜」と言っているような。



手作りの棚をゆったり配置した、すっきり見やすい店内は、明るくて居心地がいい。
そして、気づかないふりして迎えてくれる、店主のやさしさがうれしい。

店主は、小宮健太郎さん。
高校時代に武蔵境の南側に引っ越してきてからずっと中央線沿線で暮らし、
本に関わる仕事をしてきた人だ。


 

 「吉祥寺のロンロンにあった書店で働き始めて、以来ずっと書店です」。
     
   ロンロンの「弘栄堂書店」を経て、立川の「オリオン書房」で15年、
   さらに国立の「museum shop t」で選書などに携わったあと、
   物件を探しつつ、開業準備を進め、去る7月20日にオープンしたばかり。
     
   書店で取り組んできた文芸書と芸術書は、「おへそ書房」でも充実している。
   が、あまりマニアックにならず、
   「家族揃ってきて、子どもは絵本の棚、父ちゃんはあっち、母ちゃんはこっち
   と、それぞれが読む場所があるのが理想です」と、小宮さん。





    とは言いつつも、「美大の学生さんにもちゃんと応えたい」と、語る。


入り口近くに、包装紙に包まれた覆面文庫本を発見。
本文の出だしを書いてあって、何の本か開けてみてのお楽しみというわけだ。


さて、小宮さんが7〜8年前から気になっている存在が、木彫りのクマ。
店内のあちこちに飾られているので、探してみよう。


鮭を食べるクマさん。


              お尻がかわいいクマさん。



高いところが好きなクマさん。


ところで、小宮さん、どうして「おへそ」なんでしょう?

答えは、レジ台の下棚に。




       「おへそ書房」東京都武蔵野市境2-3-20 http://ohesobooks.com
                                                         JR中央線武蔵境駅北口からまっすぐ北へ約5分
              11時〜21時 木休


       (team まめ 松井一恵)

2019年8月14日水曜日

カフェ&アートスペース 北風と太陽で満腹ランチとアートを堪能

前々回那須塩原市のアート企画、アート369(み・る・く)を紹介しましたが、
こちらもアート369プロジェクトのフラッグが立つスポット。
アートスペースを併設したカフェとして2019年4月にオープンした「北風と太陽」にお邪魔しました。2014年に閉校した旧戸田小学校が、素敵なカフェに生まれ変わっています♪



 平屋の古い校舎の中を一歩入ると、広々としたカフェスペースが。地元にゆかりのある作家さんの作品が飾ってありました。バリアフリーになったゆとりあるスペースで、一枚板のテーブルが並んでいたりと、さりげなくこだわりを感じさせます。
 さてさて、本日のランチ(1300円)をいただくことに。ここの最大の特徴が、デリ8種の中から、好きなメニューを4つチョイスできること!
前菜から自分で選べるのはテンションあがりますねぇ。
サラダももれなくついてきます。これに本日のメイン、①パスタ、②八潮ポークと農園野菜のカレー、③鰺フライの自家製タルタルソース添え、④那須高原和牛の煮込みハンバーグ温玉添え(+300円)の4つから選ぶシステム。どれも地元の新鮮野菜や食材を用いているところがうれしいですね^^
 うーむ、ど・れ・に・し・よ・う・か・な? 悩んだ末に、自家製ピクルス、ローストビーフのマリネ、栃木県産ヤシオマスのカルピオーネ、トマトとモッツアレラのサラダをチョイス。前菜から肉も魚も野菜もたっぷり! どれも滋味深いしっかりとした味わいで、これだけでも満足感アリです。
 メインは「しらすとルッコラのスパゲッティ~からすみ添え~」を。ルッコラのほのかな苦みとからすみ、しらすの旨みが相まって、するっといけちゃいます。パンまでいただいたら、本当にお腹いっぱい。ちなみにデザートは別オーダーになりますが、そちらもおいしそうでした!
              農園野菜の販売も。
 さて、長―――い廊下を進んで、もうひとつのお目当て、美術室へ。
 2019年7月29日まで、迫 二郎さんのガラス展が行われていました。
 複雑なカラーグラデーションに思わず見入ってしまうものや、たい焼きシリーズなどモチーフがユニークなものなど、おうちに飾りたくなる作品が並んでいましたよ。

教室に入って、学校ごっこを楽しんだりも。ゆったりとした時間が流れる空間でした。次の企画展も楽しみです!


                        (teamまめ/前田真紀)

2019年7月30日火曜日

富士山の麓の町でほっこり。民家系吉田うどんを訪問!

うどんの町といえば、今や讃岐がダントツの知名度を誇るが、東京から車でもバスでも電車でも1時間半ほど行けば、「吉田のうどん」の里・富士吉田市へたどり着く。ここは富士山麓の町。河口湖をはじめとした富士五湖があり、北口本宮冨士浅間神社など、霊験あらたかな神社も点在する風光明媚な場所だ。山梨といえば「ほうとう」に目がくらみがちだが、うどんだって負けてないのだ!

吉田のうどんマップってのが配布されていて、これを見る限りだけでも、50件がしのぎを削るうどん激戦区。マップに載っていないお店も、もちろんあるから、一体何件あるんだろう。

吉田のうどんは民家の玄関に暖簾を下げて、お宅で食べる雰囲気もいい。
と、昔聞いた記憶があり、その佇まいを求めて、マップやいろんな情報を見比べ、目を皿にようにして探してみると、おぉ、あるじゃないか!
向かったのは『手打ちうどんしんたく』だ。



どうですか!この佇まい。まさに民家! 玄関に暖簾を下げている間は営業中。ちょっと駅から遠いけど、なんのその。
玄関から、靴を脱いで上がり込めば、居間+座敷の畳敷きふた間が席。庭の緑を借景にちゃぶ台につくお茶の間感が、たまらないっ!


お茶はセルフサービスで。落ち着いたら、席に用意されている注文票に記入していくスタイルだ。悩ましいけれど、お腹はひとつ。今回は肉金うどんに、いなり寿司を付けることに。

まず、おいなりさんが登場。こちらは、出汁をしっかり含んだジューシースタイル。


そして、見よ、この素朴かつ野趣あるうどんを。
吉田のうどんは茹でキャベツが入ってるのが特徴。
さらに、ごぼうの「金」ぴらに、このあたりで肉といえばの「馬肉」のしぐれ煮がてんこ盛り。馬肉、ちょっとクセあるか? という心配は杞憂。甘辛で柔らかに炊いてあり、馬肉の旨味がカツオ出汁のおつゆにしみて、なんともやさしい旨味だ。
そして、コシと弾力のある力強いうどんが、醤油や味噌で整えたおつゆを含んで、滋味深いったらありゃしない。



途中で投入するのは、甲州地方特有の辛味調味料「すりだね」。一味、山椒、ゴマなどが入っていて、自家製で用意しているところがほとんど。この辛い薬味を加えると、やさしい顔から一転、パンチあふれる底力を見せるから驚きだ。


おつゆまで飲み干して、完食。あぁ、口の中に豊かな香りがふくらんで恍惚っす。

県外の人は「吉田うどん」と言うけれど、地元の人は吉田“の”うどん と呼んでいるとか。おつゆの味、薬味、うどんのコシは、お店により千差万別なので、食べ歩くのも楽しみだ。ただ、お昼の営業だけという店も多いので、お気をつけあれ。

(teamまめ/佐藤さゆり)