栃木県の那須塩原温泉郷を歩いていると、観光客を乗せてのんびり進む馬車をみかけることがあるのですが、この馬車を「トテ馬車」と呼ぶそう。
とてとて歩くリズムに合わせて吹いたラッパの音が名前の由来だとか。
このラッパをイメージして、那須塩原市産の牛乳と卵を使った生地で巻いた、ファーストフードが「とて焼」。
クレープより分厚く、どら焼きの生地より薄い感じでしょうかね。
正直知りませんでしたが、とってもおいしそう♪
那須塩原温泉郷の13店舗でそれぞれの店が趣向を凝らしたとて焼を展開しているというので、まだ紅葉が見られる秋の塩原温泉郷へ向かいました。
せっかくならスタンプラリーも♪
右側のとて焼に顔がついている子は、とて焼応援キャラクターの「とて小僧」という名前らしいです。
まずはとて焼参加店舗が密集する「塩原もの語り館」近くにクルマを止め、
どこから攻めるか、子どもたちと相談。とて焼きはスイーツだけでなく、食事系もあるので、まずは食事系から。
こちらお食事処銚子屋さんの「四川風やわらか煮豚とて」600円。
ラーメンやそばを扱うお店が、地元の豚を煮込んだ自家製チャーシューをメインに、ラーメンの具といっしょにぐるりと包んだ一品。
チャーシューがとろけるようなやわらかさでとて生地のほのかな甘さと合ってていきなりヒット! チャーシューも生地もやわらかくって、ほろほろ口でとろけていくー。
一口いただいたらあとは娘にとられてしまった。。。
中華料理に出てくる蒸しパンみたいなのに挟む感じに似てるのですが、それよりずっとおいしかった^^
お次は多助そば湯津上屋さんで「そば舞とて」400円を。
注文してから揚げてくれる舞茸の天ぷらがサックサク、熱々! そばの香りや食感とつなぎのマヨネーズ系ソースが口の中に広がってたまりません。
そばがそのまま入ってるの?と躊躇しておりましたが、食べて正解。
とて生地の間にそばクレープも一枚挟んであって、なかなか手が込んでいます。
つぎは温泉まんじゅうを扱う今井屋製菓の「ふんわりロールトテ」400円。
生クリームに温泉まんじゅうがトッピング。中には抹茶味の寒天も刻んで入っていて、和菓子パフェのような趣き。甘さもほどよい感じ。
娘は相当気に入っておりました^^
食べ歩きが基本なので店の軒先でいただいていたら、
ご丁寧にお茶をいただきました♪ うれしかったです^^
ただいま紅葉まっさかり。こんな景色を眺めながらいただくのだから、贅沢ですね。
塩原もの語り館では「ソフトクリームとて」400円を。
こちらリンゴ味とバニラのミックスにコーンフレークをトッピングして巻いたもの。とて生地も凍らしてあるので、溶けずにゆっくり食べられます。とて生地のふんわりソフトな食感とソフトクリームの甘酸っぱさとコーンフレークのパリパリ感。いろんな食感が一度に味わえます。
もの語り館の裏には川沿いの遊歩道があって、紅葉を楽しむ人でにぎわっておりました。ただいま塩原高原大根キャンペーンを開催中というので、「大根ぶらさげ祭り」といって橋の欄干や街頭などあちらこちらに大根がぶらさがっております! 11月中旬までやっているそう。
こちらはぱん屋とカフェ めろん亭の「芋栗なんきんとて」400円。
中にはカステラとモンブランクリーム、お芋の粒粒が入っていて、カボチャの生カスタードが入っております。和洋折衷スイーツ♪
モンブランクリームのアクセントが気に入りました!
国産小麦を無添加で焼き上げるパン屋さんというので、カンパーニュ380円も購入し、こちらでコーヒーも注文して、一休み。ご主人が音楽好きのようで、あちらこちらにギターが飾ってました。
本日のラストは和菓子屋さん栄太楼の「きまぐれなとて」400円。
こちらは白玉に粒あん、さらにバナナなどフルーツが入っていて、酸味と甘さが絶妙! 甘いだけでなく、フレッシュ感もあるとて焼でした^^
本日は6とて制覇で終了ー。
スタンプラリーは10軒制覇でオリジナルキーホルダーを。全店制覇で認定証をいただけるそうです。期間は半年というので、またチャレンジしに来ます。
今回とて焼を食べまくって、スイーツはもちろんですが、食事系で美味しいことに驚きました! まだ「寿司とて」とか「地鶏とて」とか食べてみたいとてがたくさん。。。
それは次回のお楽しみということで。
とて焼食べ歩きをするなら、食べ歩きマップをHPからダウンロードして事前に手に入れるか、塩原温泉郷に入って店舗でマップを手に入れてから巡ることをおすすめします。
(teamまめ/前田真紀)
0 件のコメント:
コメントを投稿