2015年4月15日水曜日

海と生きる人々③小渕浜〜宮城県牡鹿半島〜

牡蠣といえば、「R」が付く月。とは、一般的に知られた話だと思う。

でも、牡鹿半島の小渕浜で聞いたのは、
「5月に来れば、うまい牡蠣が食べられる!」という衝撃的な言葉だった。

佐藤夫妻。牡鹿なまりに、一同ほのぼの。
教えてくれたのは、佐藤貴一郎さんと、その奥様。
小渕浜で牡蠣とワカメの養殖をしているご夫妻だ。

「Rの月じゃないんですか?」
「この辺りは2月か5月!」
 特に5月になると、牡蠣はさらに大きく育ち、身も大きく育って、味わいもさらに深まる、旨さ格別なんだそうな。

 佐藤家にお邪魔した3月上旬はワカメの収穫に大わらわ。
 陽が昇る前に、浜に集合し、朝昼と作業を続けていた。

 ここも津波被害は大きく、港のかさ上げ事業はまだ始まってもいないという。
 高台移転の話も決まりかけたが、縄文時代の遺跡が見つかったとかで、移転話は立ち消え。移転はまだでも、移転先が決まったという他の浜と比べて、まだまだ先が見えない状態が続く。しかも、調査が終わるまで、仮設暮らしは続くようなのだ。町が本当の意味での活気を取り戻すのには、まだまだ時間がかかりそうだ。
 
 それでも、若き漁師たちがいるこの浜は、
「比較的、活気があるほうだな」
 と、朗らかだ。営業再開した民宿もあるという。

 5月の遠出は、小渕浜の民宿で、かき三昧と洒落込むのも楽しそうだ。

ガードレールがひしゃげたまま。
ロゴ、格好いいぞ。
倉庫奥では日の出前からの作業が続いていた。
ワカメがどっさり。
宮城の生ワカメは肉厚で、歯触りしこしこ。
磯の風味が強くて、食卓の主役を張れる逸品だ。
被災地の現状を聞き取り、支援を続ける
ITで日本を元気に」のメンバーと佐藤夫妻。
阿部嘉男さん、お国言葉の通訳(?)ありがとうございました!

 (teamまめ/佐藤さゆり)

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