ここ那須ワイン。
クルマで前をしょっちゅう通っていたのだが、鬱蒼と繁った林の中に立っている看板にちょっと気後れしてしまい。
クルマを運転してたらテイスティングだってできないし、なんとなく延び延びになっていた。
でも、この秋、ここの畑の葡萄がたわわに実ってるのをみて、今年こそ行こう!
と、ようやく足を運ぶことに。
まさに昔ながらの醸造所という趣。
訪れた日はすでにぶどうは刈り取られたあとで^^;
さぁ、中へ。
思いのほか小さな店内は木箱の中に品種ごとにワインボトルが並ぶ。
渡邊葡萄園醸造がワイン作りをはじめたのは、1882年、明治15年のことだそうで。
日本でも最も古いワイン醸造所に数えられる。
当時はお米や田畑といっしょに、ワインも造っていたそうで、「ワインを薬のように飲んでいたんです」と教えてくれた。
今ではワイン一本でやっていらっしゃる。
ここのぶどう品種は、日本原産の
「マスカット・ベリーA」という品種がメイン。食用に作られた品種なので、醸造用の品種ほど渋みはない。
ベリーのようなキャンディ香がするのが特徴だそう。
那須は欧州のような乾燥地帯じゃないので、葡萄が完熟してから摘み取り、仕込みを行うのがこだわり。
「ヨーロッパのワイナリーの概念を那須の地に実現させる」という理念にもとづいて、フランスの醸造技術を取り入れて、ワイン造りをされているという。
さてさて、私が運転することにして、夫(ソムリエ資格有)が少しだけ
試飲をすることに。
マスカットベリーAとマスカットベリーAのロゼの2種を試飲。
「うん」とうなづきながら飲んでいるが、これといった感想は聞けずじまい^^;
ちょっと、ちょっと~。
うぅ~、早く自分でも飲んでみたい!
自宅用にマスカットベリーAのハーフ1000円とキャンベル2000円の2本を購入。(写真はキャンベル)
さて、翌日にいよいよいただいた。
雨量が少ないわけでもないし、那須で作られたら、そんなに味が濃くないかも。
と思いながら口にしたのだが、予想外。
ふくよかな香りで、芳醇。パンチもあって、辛口で飲み応えあり!
いわゆる観光地によくある甘口ワインとはまーーーったく違う。
あぁ! こんなとき自分のボキャブラリー不足に身悶えます。。。
まだキャンベルのほうは飲んでいないので、楽しみ♪
ご近所にこだわりのワイナリーがあるなんて! もっと早くに訪れておけばよかった。
これはよいお土産候補ができたなぁ~。
《NASU WINE 渡邊葡萄園醸造》
那須塩原市共墾社1-9-8
℡0287-62-0548
(teamまめ/前田真紀)
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