2016年2月23日火曜日

泊まれるぞ、明治建築の庄屋さんに!「元仲田邸くらやしき」〜岡山県高梁市〜

岡山県高梁(たかはし)市といえば、雲上の城「備中松山城」がつとに有名だ。
そこから山あいへと車を走らせ、いくつもの里を抜けると、赤茶色の瓦が粋なお屋敷がひょっこり姿を現す。

ここは「元仲田邸くらやしき」。
かつては酒造業をも営んだ、江戸時代より続く庄屋さんだ。
建物は明治中期建築で、数寄屋風の長屋門、漆喰のなまこ壁に目を奪われる蔵などが立ち並ぶ。



実はここ、泊まれるのだ。
しかし、どこにも宿泊案内は記されていない。
ここ、だよな? と恐る恐る入っていくと、回廊のように長屋門を抜けて、主屋にたどりつく。
障子手前には「本日の見学は終了いたしました」の文字が掲げられ、ますます不安は募るものの、とりあえず、インタホーンを押してみると......。

入れました。

美しき瓦は塩田瓦。
石州瓦の職人さんたちが、隣町の吹屋(国の重要伝統的建造物群保存地区)に江戸末期にやってきた際、地元の土が良質なのを知り、技術を伝えたという艶っぽい瓦だ。
そして邸内は、襖の向こうに二階へ上がる階段が隠されていたり、欄間が見事だったり。

 



 

渡り廊下をつたっていくと、新設した宿部門に到着。
 

お待ちかねの夕食は、地元産食材のオンパレード。
 

 

 

前菜3種に、郷土料理のたかきびのがんも、ヤマメの塩焼き、手作りの刺身こんにゃく、抹茶そばに、うどん仕立ての小鍋......。
コシヒカリのツヤツヤ炊きたてご飯に、山菜や芋の天ぷら、デザートのお団子などなど。あぁ、お腹がはちきれます!

「これ、地元の食材ですか」
「そうですよー。食材も私たちも、みんな地元で採れたのよ〜」

そう。米も野菜も山菜も、地元の豊かな実り。
ぷるんぷるんの刺身こんにゃくや、カリッとしながらももっちりしたがんも、
「今日採れたから」と出してくれた、たらの実の天ぷらなど、
素材の旨味を生かした、お母さんたちの手作り料理は、滋味深い味ぞろいで、
あぁ、酒が進んで仕方なし。

聞けば、仲田家7代目が市に寄贈したのを機に、農村型リゾートにし、
近所のおばちゃん8人が交代で、宿を切り盛りしているとのこと。

「お風呂、わきましたよ〜」と声をかけてもらい、ゆったり湯に浸かったら、
ふかふかお布団でぐっすり眠ったのでした。

こんな粋な風情ながら、ビジネスホテル並みのお値段にまたまたびっくり!
驚くなかれ、
宿泊:3000円(税別)
夕食:3000円〜(税別)
朝食:500円(税別)
ありがたくて涙が出そうですよ、おっかさん。

主屋の土間+座敷は、時折、コンサートやイベントも開かれるそう。

「やりたいって人がいると、お貸ししているの」
そんな時にお邪魔するのも、また一興ですぞ。


(teamまめ/佐藤さゆり)

2016年2月16日火曜日

信州上田、真田とサンド旅











六文銭のノボリが風に旗めく。                         近年の城ブームの極め、歴史好き城好きでなくとも大いに気になる、上田城。    折しも、大河ドラマのテーマが「真田」と相成り、今年は注目度マックス!     

自称アケクレ歴女Kも、いそいそと、いざ、上田へ。
徳川の大軍をなんと2回も退けて名を馳せた真田の名城をじっくり散策。
大阪育ちなもんで、城と言えば大阪城で、城行=天守閣だが、
ご存知の通り、上田城には天守閣がない。天守閣のかわり?といってはなんだが
城内で最も古い建造物、西櫓(写真下)は、風情たっぷりだ。
すました顔をしていながら、堂々として見える。うん、好み♡









    
        ずずっと進み、「眞田神社」へ。眞田昌幸、幸村が祀られる。





眞田神社の本殿左脇から左奥へと少し進むと「眞田井戸」がある。
         大切に囲われ、上部は蓋で封じられていた。
抜け穴があったそうなのだが、誰がどんな目的で井戸へダイブして、
どこへ抜けてたんだろう。。。
想像しはじめると、なんともスリリング。





 上田城の後は、柳町の旧街道沿いを散策。お目当ては2つ。1つは、岡崎酒造だ。

女性杜氏が活躍する蔵元で、銘酒「信州亀齢(きれい)」で知られる。
 通りに面した店だが、奥にずずっと長く、酒蔵を備え、店頭では直売。
      もちろん、試飲もオッケー。お店の人に説明をうかがいながら、
    飲んで選ぶ楽しみ満載。ゆっくり時間をとりたい立ち寄りどころだ。
昔ながらの製造道具も飾られていて、この木製の道具は、酒蓋をするもんかいな?






もうひとつの目的は、パンの「信州 ルヴァン」。
ルヴァン大ファンとしては、テンションが上がる!
一歩入ってびっくり〜。クンクン。。。
東京富ヶ谷のルヴァンと同じにおいがするではないか。
同じ小麦粉、同じ酵母だからだろうか。

空腹を満たすべく注文したのは、ドーンとボリューム満点のサンドイッチセット。
が,亀齢を試飲しすぎたせいか、
「サナダイッチセットお願いします!」と言ったのは誰だ!?
てへっ。


   城&真田&サンドイッチ。好き好き尽くしの旅。。。
   春の桜の時期に、またでかけたし!         (teamまめ松井一恵)
   

2016年1月6日水曜日

那須、温泉神社に初詣&鹿の湯を堪能

あけましておめでとうございます。

2016年が皆様にとって幸多き一年となりますように。

今年も精進できるように祈願をしに、毎年初詣に参じている那須温泉神社へ。この字でなすゆぜんじんじゃと読みます。いつもおんせんじんじゃと読んでました^^;

こちら、地元でも由緒ある神社として知られています。

なんでも、「御代・狩ノ三郎行広が白鹿を追っていた最中、山中に湧く温泉を見つけたことに由来し、建立」。地元の英雄、那須与一が屋島の合戦の折に成就を祈願し、見事に扇の的を射抜いた逸話も残されていて、必勝祈願に訪れる受験生も多い、パワースポットでもあります。



訪れたのは、1月2日。


昨年無事に過ごせたことを感謝して、今年も精進できるように参らせていただきました。


お参り後は恒例のおみくじ。

さて何がでる?

中吉!



なかなかですね^^ 一緒に入っていたのは、銭亀さん。
縁起物として財布の中に忍ばせておきます。
毎年欠かさずに手に入れているのが、交通安全のお守り。ですが、
今年は開運塩もいただいてみました♪ 商売繁盛、運気上昇、方位除、お清めなどなど。
家の四隅にさっそく盛ることにします。


温泉神社から脇道に出ると、そのまま殺生石に出られるんですよねー。

殺生石は平成26年に国の名勝指定を受けた史跡。

硫化水素 や亜硫酸ガスといった有毒ガスが出ておりまして。今も腐った卵のような独特の硫化水素の匂いが一帯に立ち込めて、どこかおどろおどろしい雰囲気。

松尾芭蕉も訪れているそう。


殺生石は、玉藻の前に化けた九尾の狐が、人々に災いをもたらす毒石となった物語の舞台でもあります。

殺生石のすぐ脇に、那須でもっとも有名な温泉のひとつ、鹿の湯があります。酸性の泉質は、ピーリング効果がかなり強力。一度入るだけでも、肌が白く滑らかになるのを実感できます。マジですごいです。

でも、鹿の湯そのものは、ちょっとファミリーには入りづらいので、源泉鹿の湯を引いた露天風呂を楽しめる、ホテルビューパレスさんへ♪

ランチとのパックをやっておりまして、例えばオムライスなら1800円ほどで食事と入浴ができます♪お正月らしいラグジュアリー気分を手軽に味わえて、うれしい!

さて、温泉のほうは、やっぱりすごかった。
肌よ白くなれ~、白くなれ~、と唱えながら顔にピシャピシャと湯をかけますと、ほんとに白く! するするしております。
お風呂内の効能についての能書きを読みますと、「シミや小じわに著しい効果があり」という一文があり、「著しい」という言葉にものすごーく反応してしまいました。


ただしどうもやりすぎたようで、翌日少し顔が赤く^^;
ほんとにすごい効能です。

那須にいらしたときは、ぜひ温泉神社→殺生石→鹿の湯コースを回ってみてください! 


(teamまめ/前田真紀)











2015年12月22日火曜日

埼玉でオートレストラン行脚③ 鉄剣タローに潜入!

そして、第三弾はこちらへ。
鉄剣タロー。これでも営業中っす。

すっかり日が暮れて、看板に電気もついてなくて、やってるかどうか不安だったものの、停まっている車を頼りに、出向いてみることに。



薄暗い店内を、ピンキーな明かりで染め上げ、怪しさムンムンムレムレ。
広〜〜〜い店内、ゲーム機の向こうに、自販機がずらりと居並んで存在をアピールしております。

そしてほらほら、ありますよありますよ。






ところが、うどん、そばが品切れ中! 
オーマイガッ!

悩んで悩んでウンウン唸っておったらば、神の助けか、スタッフを名乗るおばちゃんがやってきて、あれこれ補充を開始!

箱入りチーズバーガーの自販機内部はこうだ!
かきあげをのせたうどんも補充。
コインを入れると温かくなるシステム。

「なくなる頃を見計らって手作りして補充してるけど、時々間に合わなくなるのよ」
と、おばちゃん。

できたてをなるべく食べてもらおう、という心意気が嬉しいじゃないの。
そして、うどんやそばが、店ごとに味が違うことにも納得した。

ということで、行脚ラストは豪勢にいきまっせ〜〜〜。





 

そして、ところどころにこんな心遣いも。

空き瓶に花を添えたテーブルには、
お約束も刻まれています。

なんだかほっこり。

店は一見、アングラな空気感が漂っておりますが、テーブルでは家族団欒していたり、カップルが談笑していたり。日常使いされている、この非日常空間たるや。

今年最後に、大事な何かを取り返しに出かけてみるのもいいかも、ね。

(teamまめ 佐藤さゆり)