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2020年1月15日水曜日

新春恒例? 両国駅幻の3番ホームで立ち呑みしてきた!



昨年末に、捨て置けない情報が飛び込んできた。
「両国駅の幻のホームで熱燗が飲める」
一年に一度の新春イベントだ。早速、チケットを予約して、松が取れたばかりの1月11日に、両国へと総武線に乗り込んだ。

さてさて、両国駅に到着。
あふれんばかりの人でごった返しているかと思いきや、年明け三連休の合間、意外と普通に静かだ。本当に、ここであっているのだろうかと、内心不安になる。
そして、幻の3番ホームとはどこだ? と目を皿のようにして辺りを見渡してみると・・・

あったあった!
でも、あそこにはどうやっていくのだ? まさか、線路を渡っていくわけもなく。
うろうろしながら、改札階へと降りてみると、ありました!

長蛇の列に並んで、ひたすら時を待つ。
進んでいくと、このホーム入り口はギャラリーになっていて、両国駅開通の折の写真パネルなどが展示されていて、何気に興味深い。けれど、心は今、それどころではないのだ。冷えた体を温める、熱燗が待っているのだ!

そしていよいよ、開幕の時が来た。
まずは配られたチラシで今日の流れを把握。

10枚の試飲チケットと、小さなお猪口、そしておでん皿を受け取る。
3番ホームに入場!
 こんなクラシカルな駅標もあるじゃないか。(←あまり見てない)

5種から選べると聞いていたおでんは、ほぼ売り切れていて、味噌煮込み味が食べられなかったのが悔やまれるが、奥にはずらずらずら〜〜〜っと酒蔵さんブースが並ぶ。

50分完全入れ替え制とは聞いていたが、あまりの長蛇の列で、すでにここまでに15分ほどが経過。10杯、呑みきれるのか!
さて、いざ出陣じゃ〜〜〜〜。


酒は基本、熱燗。チケットを渡して、お猪口に注いでもらう。
列が長いところもあるが「今なら待ち時間0分!」なんて誘われたら、駆け付け一杯にお願いしちゃいますがな〜〜。
総武線を眺めつつ、赤提灯の下で一杯とは、なんてオツなんでしょ。グビ。

では次のお酒へ。そして、グビ。

席に戻る前にお猪口をあけちゃって、お次はこれ。


そしてグビ。
おまけにグビビ。


世界唯一の燗酒を専門にした「全国燗酒コンテスト」で金賞・最高金賞の猛者揃い。
どのお酒も、旨味のしっかりとした美酒揃いでしたよ。
気がつけば、10枚の試飲券をきれいさっぱり使い切っておりました。

今年は第2回の開催だったので、きっと来年もあるはずだ。

(teamまめ 佐藤さゆり)

2019年10月9日水曜日

五色の龍に願いを! 東京のパワスポ「田無神社」はワンダーランドだ!


あぁ、最近、ついてないなぁ。
そんな風に思ったアナタ、田無神社に出向いてみるのはいかがでしょう。

おみくじだって、五色の龍なんですぞ!

一見、小ぢんまりとした街の神社。
この境内のあちらこちらに、龍神様がいるわいるわ。


もとは、田無北部の谷戸にあった宮山に、13世紀ごろから鎮座していたのが、御祭神の尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)。
徳川家康の江戸開府により、田無が宿場町となり、最初は分祀。
そして、1646(正保3)年には、正式に遷座となったそう。

この尉殿大権現とは、別名・級津彦命(しなつひこのみこと)とか、級戸辺命(しなとべのみこと)とかと言われる神様。
イザナギとイザナミが日本の国を生んだときに、朝霧がかすんだため、息で吹き払ったそうなのだが、その息が神になったという、風の神様だ。

田無神社では、命の源でもある水と、萬の災いを払う=豊穣と除災の守護神と呼んでいる。その神が、龍神様にお姿を変えているのだ。

さて、前置きはこのぐらいにして、いざ、龍神様に会いに行こう!
境内には、大きく分けて龍神様は五色、おわします。

まずは赤龍神。先見の明を与えてくれる神様だ。
参道脇をみやると、樹木に隠れてほら。
 ほら。
 ほらー。

東方奥の青龍様には、芸事の発展を祈りたく。
(文章が上手になりますように、のんのん)

前の小さな手水鉢で、水を飲んでらっしゃるお姿も。

お次は、参道に鎮座する白龍様へ。
金運など、鉱脈を掘り出せますように。

北方の樹木に隠れるようにいるのが、黒龍様。
こちらは、水・雨を司り、流水のごとく新鮮な気をいただきます!


そして、拝殿には金龍神が!
事業運、家庭運など、大地にしかと根ざす基盤が作れますように。
 

ふぅ。
個性を放つ五体の龍神様へ、ご挨拶が終わっても、これだけで終わらないのが、
こちらのスゴイとこ。
石の鏡に自分を映してみてくだされ。

5つの龍神様にまつわる御神木あり。パワーをいただくのじゃ!

龍神池には珍しいメダカがすくすく

御神木が見事!
明治8年築の拝殿には、龍の彫刻がいたるところに。見惚れる!



忘れてならぬのがおみくじ。その種類の多いこと、多いこと。

そしてそして……
恵比寿様と大黒様にもお参りを。

道祖神の前に・・・。
あぁ、めくるめく、ワンダーランドです。
のどかな空気にみちみちて、心が元気になってきます!



帰りは、商店街をぶらつくのも楽しいっすね。

佐藤さゆり(teamまめ)

2019年3月5日火曜日

今月閉店。麗しき名喫茶、浅草「アンヂェラス」へ、急げ!


2月、とんでもないニュースが目に飛び込んできた。

「アンヂェラス」3月17日で閉店。

ええええーーーー? うそでしょ?
口から声が出るほどの、衝撃だった。

アンヂェラスは戦後まだ間もない昭和21年に創業した洋菓子喫茶店。
物資がないなかでも「甘いものをみんなで食べてほしい」という想いで、小屋のような建物からはじめ、昭和29年ごろ、今の建物が建てられたという。

白壁に木をあしらったチェダー調が外観がしゃれている。
中に入れば、ケーキを並べるショーケースのあたりは礼拝堂のごとし。無造作にいくつもの電球が灯されている姿はまるで、天使がとびはねるよう。




手すりに設けられた、ハトのようにもチューリップのようにも見える目隠しも愛らしい。
柱の飾り、オーダメイドの木製椅子など、初代オーナー夫妻のこだわりがすみずみまで行き届いていて、ときめくばかりだ。
階段下の隠れ席、窓辺席、屋根裏のような2階席、広々とした3階席と、席ごとに風情が異なるのも魅力だ。

 



この店は、時代劇・時代小説ファンにはおなじみ、浅草生まれの食いしん坊作家、池波正太郎氏がこよなく愛した店としても知られている。一度、池波ファンの友人を連れて出かけたら、もうソワソワ、ワクワクしっぱなしで、店を出てもしばらく夢見心地の顔をしてたっけ。
ほかにも、稀代の漫画家・手塚治氏のサインなども飾られていたりする。実は、初代オーナーが飲兵衛で、ウイスキーやハイボール、ジンフィズなど、お酒もメニューに上り、夜はサロンとして、文化人たちがこぞって酒を飲みに集っていたという。
あぁ、そんな時代に通っていたかった!

そんななか、当時はまだ珍しかった水出しアイスコーヒー=ダッチコーヒーに、初代が自家製梅酒を加えて飲んでいたら、池波先生にめざとく見つかったという。それを飲ませてもらった池波先生が感嘆。ほどなくして「梅ダッチコーヒー」がメニューに登場し、名物と呼ばれるようになったとか。
梅酒×コーヒーってどうよ? と訝しんで飲んでみた身としては、これがイケるから驚きだ。そして、梅×アイスティもあり、こちらは爽やかな香りが増幅される。

店の名物は、ほかにも枚挙にいとまがないが、店名を冠ったアンヂェラスはやはり忘れてならないものだろう。
バタークリームというと重く、べたっとした印象があったが、この店でそんな印象はがらりと変わった。
なんて軽くてなめらかな舌触りだろう。
季節限定のアンヂェラスもあり、3月は例年、さくらが登場する。





ふかふかのバナナボート、洋酒をたっぷり染み込ませたサバリンなど、洋菓子はどれも、端正でオーソドックスな見目麗しさ。
4種のゼリーが満載のフルーツポンチに、パフェ、アイスクリームなどもあり、いつか挑戦するぞ、と思っていた。

老朽化のために閉店し、現在のところ、復活はないとのこと。
この味、この情景を心に刻むなら、今しかない!

(佐藤さゆり/teamまめ)