この紋所、目に入らぬかっ――――! なーんて。
よく見かける方も、ときどきの方もおられるでしょうが、
500年の歴史ある兵庫の酒、と言えばピンとくる!?
黒いですね〜 松ですね〜〜
あるイベント会場で、ひさしぶりに紋所が目に入りました。「黒松剣菱」。
蔵元500年の歴史の中で、はじめて発売した小さな瓶が、
グッドデザイン賞を受賞したのは、2008年のこと。
あたらめて見つめると、本当にすてきなデザインです。
どこで出会ったかというと、ここです。
渋谷ヒカリエ8階「8/」で開催中の催し、「迷いと発見の物産展」の
「デザイン物産2014」。
新しいスタイルの「物産展」です。
昔と今を比較して展示されています。気になったものをいくつか紹介します。
冒頭の、兵庫県/黒松剣菱。
大阪府/こんぶ土居(右)は、手軽に本格昆布だしを!の新パッケージ
福島県/会津木綿を新しい感覚でストールに。着物は着ないけど、ストールなら!
北海道/バター飴。手前が新作「小熊のプーチャン バター飴」。小粒で熊型している。そういえば、昔のバター飴は、でかい!と思ったことがあったなあ。
千葉県/落花生。なるほど、小袋はうれしい。昔は大は小を兼ねる的感覚があったけど、小じゃなきゃいや〜の気持ちに応えるのって、大切大切。
まだまだ、気になる物産がいっぱい。もう1回行きたいと思える物産展でした。
カタログが欲しかったのだけれど、今製作中とのことで、
写真はどんどん撮っていいですよ!と許可してくださいました。
出口では、展示品の一部の即売あり。財布の紐がゆるくなります。
渋谷ヒカリエ8階「 8/(ハチ)」 /入場無料 デザイン物産201 8月7日(木)〜10月19日(日) |
再び、黒松剣菱。
愛すべき小さな瓶は、家庭で上手に熱燗ができるように考えられていて、
熱が全体に上手く伝導する型!
しかも、飲み干した後、熱燗用瓶としてリサイクルできる。
おいしい熱燗のため、地球のためのデザインに、あらためまして拍手です。
暑い日が続きますが、熱燗飲んで暑さを吹き飛ばすってのもありなのだ。
(teamまめ/松井一恵)