那須高原のベストシーズン到来です!
ドライブを兼ねて、高原に中腹にある藍GALLERY 風布を訪れました。
このギャラリーは、以前紹介した成澤菜園の奥様のご両親、渡辺興・基子ご夫妻のギャラリーとい
うこともあって、興味はあったのですが。
冬期は閉鎖していることもあって、今まで行きそびれていました。
藍染作家のおふたりは、後染めという手法で作品を生み出しているそう。
型紙などを用い、さまざまなデザインの照明やタペストリーなどを生み出しています。
おふたりの作品だけでなく、おふたりが気に入った作家さんの作品も並んでいます。
中には以前紹介した那須在住の陶芸家・小沼寛さんの作品も。やはり、那須在住の作家さん同士つながりがあるんですね~。
印象的だったのは、ギャラリー名に「風布(かざふ)」とあるように、風を感じる動きのある作品があったこと。
天井に吊るされたタペストリーはクルクルと風を受けてまわり、そよ風のようなやさしい空気を感じさせてくれます。
上の作品も並列されて、風車を思わせる立体的なもの。
展示室の一部は和室になっていて、縁側の先にはのどかな田んぼが広がります。
夏を迎えるにあたって、少し部屋の模様替えをしたいなぁと思っていたのですが、
この涼しげなタペストリーを和室の襖の替わりにしてみたら、
印象がガラリと変わりそう。
見た目も涼しく凛とした雰囲気になるのでは?
家を思い浮かべながら、実際に取り入れたらどうなる? こうなる? と思わされる作品が多く、心を動かされました。
鮮やかな濃紺が発する愛染めの美しさを改めて感じられて、心地よい時間が過ごせました。
(teamまめ・前田真紀)
《藍 GALLERY 風布》
那須郡那須町高久乙3368-143