梅は咲いたか、桜はまだかいな。
東京は梅が見頃を迎えていますね。
ということで、ちょっと春を告げる梅見と洒落込んでみました。
水戸の偕楽園、東京の百草園など、
観梅スポットはあちらこちらに点在していますが、今回出かけてみたのは、小田原の曽我梅園。
こちら、日本三大仇討ちの一つ、曽我兄弟仇討ちの地。ちなみに、他の二つは、忠臣蔵と、伊賀上野の「鍵屋の辻の決闘」だそうな。
曽我兄弟が父の仇を討った話は、「曽我物語」として、歌舞伎に浄瑠璃、浮世絵に取り上げられて、人気を博したそうです。
そんな、仇討ちの舞台は、春になると、まぁ見事の梅の絨毯が敷き詰められます。
3万5000本もの梅は、白梅を中心に、真っ赤な鹿児島紅梅、遅咲きの白加賀、ふじぼたん枝垂れなど、色とりどり。
薄靄のなかで、ほんのりと梅の靄が里を包んでいます。
そして、3月5日まで、梅まつりが真っ盛り!
屋台がずらずら! |
つきたてお餅も販売 |
あんこときなこが選べます |
もちろん、梅干し、梅ジャムなども、ずらりずらずら |
カフェという名の茶店もあり |
梅林ごしに富士山も見えるという、絶景の地らしいのですが・・・
あいにく、みられませんでした。
でも、和太鼓演舞があったり、梅の下でピクニックしたり。
あぁ、車で来たことを激しく後悔。
梅酒、甘酒など、酒の字があちらこちらに踊っていて、
梅見酒の人々を横目に通り過ぎることとなりました。
でも、梅林を抜けたり、川べりで梅のトンネルをくぐったり。梅の里は風情満載!
梅林から抜けても、曽我自慢の柑橘系と並んで梅があちらこちらで咲き誇り、
町歩きもなかなかに乙でございます。
そして、街道沿いには、梅みやげの店や、カフェなどがちらほらと。
春の息吹を感じに出かけてみたいものです。