2019年4月8日月曜日

焼肉の町・鶴橋 キッチンカーで、羊をめぐる冒険!? 


この日記を、妹に捧ぐ。

なあんて。かっこよく書き始めてみましたが、昨日が私の妹の誕生日だったので、
この場を借りて、ささやかなプレゼントを目論みました。

妹が昨年秋から営んでいる「キッチンカー」を、
ここでバーンと広告させていただきます!

ビジネス街でエスニック弁当とか、行楽地でアイスクリームを売るライトバンを見かけることがあるが、あの類を「キッチンカー」と総称する。
東京ではメジャーだが、大阪ではまだ珍しい存在だ。

妹の屋号は、「キッチンカーひつじ」。
未年生まれで、羊肉も扱うからとつけたらしいが、わりと単純。
しかし、四つ足の動物は絵に描きやすくかわいいので、まあいい店名ではなかろうか。
応援したくなったので、車に吊るすタベストリーの製作を手伝った。

メニューは2つ。「チーズタッカルビドッグ」と「ラムチョップ」だ。
写真よりもイラストがいいなと思ったので、
私の仕事仲間でイラストレーターKさんに協力を願った。
写真下が、そのタペストリーだ。




「チーズタッカルビ」は、鶴橋コリアンタウン近くが拠点なので、韓国風なのがウケるだろうと考案。流行りのチーズタッカルビを、パンに挟んむという妹のオリジナルメニューで、国産鶏肉がゴロゴロの辛いルーを、竹炭入りの黒いパンに挟み、チーズをいっぱいかけて焼き上げる。ボリューム満点で、ビールによく合う!

もう1つの「ラムチョップ」が、実は一押しメニュー。妹は長距離ランナーでサーファーで、健康オタク(笑) 食べるものにうるさい。その妹がラム肉の効能をとても高く評価していて、健康を考える皆さんに食べてもらいたいと思っているのだ。
実際、20〜30代の美しい女性のラムチョップファンが増えているという。
マッシュポテトを添え、グレイビーソースをたっぷりかける本格ラム料理に仕立てているが、本場ニュージーランドであれこれ食べて研究した自信作で。
もちろんニュージーランドワインにナイスマッチング!

わが妹ながら、子どもの頃から料理がとても上手で、長年玄米ごはんとお酒のおいしいバーを営んできた。今回のキッチンカーは、その延長にあるチャレンジだ。



 


大阪鶴橋。ちょっとディープなエリアにひときわ目立つ「キッチンカーひつじ」。
真白なコックコートを着て、赤いキャップをかぶった妹がお迎えいたします♪


(ライター・松井一恵)