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2018年12月11日火曜日

福島の里へ、へたれガンダムに会いにいく

世の中にガンダムファンは今もって多い。
私自身、小学生、中学生、高校生と、繰り返し再放送されていたガンダムに間に合うよう、学校から急ぎ戻っていたクチだ。

そんなある日、グーグルマップで見つけた「へたれガンダム」の文字。
ガンダムが、へたれ???
その事実を確認すべく、一路、グーグル先生の指示を仰ぎ、現場へと向かった。


のどかな里には、アミューズメントパークを案内する看板などない。
ただただ、稲刈りが終わったと田んぼ、集落と、里山が連なるだけだ。
そんなところに、忽然と姿を現したのが、ガンダムだ。
駐車場らしき空間と、畑の間に、ぽつねんと立っている。

そして、開口一番、出た言葉は
「ち、ち、ちいさいぞ!?」

ガンダムといえば、18mほどある巨大ロボだ。お台場とかにいたヤツは確かに大きかった。
しかし、このガンダムは「へたれ」なのだ。
さぁ、そのへたれっぷり、とくとご覧あれ。





どや!
では、次は細部をとくとご覧あれ。





なんという手作り感! 嬉しくなってしまうではないか!
ちなみに、大きさ比較としては、こちらを。


誰がどうして、ここにへたれガンダムを呼んだのか、聞き込み調査をしたくとも、知っていそうな人がいない! 
ミステリアスだ。

後ろ姿もなかなか、へたれっぷりが堂に入っている。



へたれガンダムはこの里の守り神なのだろうか。
目を光らせながら、こののどかな里をずっと見守り続けているのだ。

(佐藤さゆり/teamまめ)






2018年4月17日火曜日

宮城県南三陸、おどろきの名物巡り



さんこめし、というめしの名前を聞いたこと、ありますか?
こちら、宮城県南三陸町の新たなご当地料理として名乗りを上げた一品。
あな「ご」、タ「コ」、ハラ「コ」の三つの「コ」がのった丼めし。
三陸沖といえば、世界三大漁場の一つ。マダイだって、アワビだって獲れる獲れる。

南三陸の名物といえば、春夏秋冬のキラキラ丼が定着しているが、
そこに早春限定で殴り込みをかけたのだ。

「季節料理 志のや」で、かっこんでみると、「丼の宝石箱や〜」と、口から出てしまうほどの贅沢っぷり。
とろりと濃厚な旨味が口のなかでほどけるアナゴ、身が柔らかい志津川のタコ、そして、キラキラプチプチのイクラちゃん。
しかも、アナゴ、タコ、鮭の出汁で炊き込んだごはんとあいまって、口の中で海の香りが大潮となって押し寄せる。

こちら、4月末までの期間限定めしだ!


*食べられる店
https://www.m-kankou.jp/sankomeshi/

南三陸町には、昨年のGWに新装オープンした「ハマーレ歌津」がある。
ランドマークとなっている「さんさん商店街」と同じく隈研吾氏の設計で、ユルい風情が木造りの商店街を包み、日暮れとともに切り絵の行灯がなかなかにいい風情。

 



 





商店街はたいがい、18時には終わり。でも、でもでも。
酒屋「佐藤酒店」の明かりだけは灯り続けて、バーに変身した!

 
珍しい地酒はもちろん、ビールに酎ハイもあり、ご近所に泊まれば、ほろ酔い決定!
地元の若者たちが集う、楽しい夜の始まりだ。

ほかにも、水産加工の店「マルアラ商店」は、酒の肴とごはんのお供のオンパレードながら、ソフトクリームも販売。そして併設する工房では朝からバームクンーヘンを焼いている!

なぜ? 魚屋さんが???

「だって食のプロだもん。舌には自信あるから、バームクーヘンだって、本気でおいしいもん作ってるんです!」

 

バームクーヘン、気になりすぎて手が伸び、つい、写真を撮り損ねてしまったー!
あぁ・・・。
今では地元の名物おみやげとして、赤丸急上昇だ。

気になる人は、現地でチェキラ!
洋品店も健在!
さらに、「さんさん商店街」も、大変なことに。
たこプリンはタバスコかけて

かまぼこ屋さんのつみれ汁は胃の腑にしみる〜

次回こそ、味わってみたい!

仙台のお国言葉を使いこなしたい人、必携!
ほかにもキラキラ丼、モアイ最中など目白押し!
財布の紐がゆるみまくるので、ご注意あれ。

佐藤さゆり/teamまめ

2017年4月27日木曜日

宮城・南三陸のココロオドル春

今年で5回目を迎えた、春恒例の南三陸詣で。
今年はあちらこちらで楽しい変化が起こっていた!

まず向かったのは、『戸倉漁師の会 感謝祭』

こちら、毎月第2日曜の9時〜14時(売り切れ次第終了)に開催する、
いわゆる漁師直売の感謝デーだ。
漁師を中心に13人が出店するのだが、これが南三陸らしい豪気っぷりなのだ。

カキフライは1個100円!
目の前の海で育んだ牡蠣を
3〜4個まとめて揚げる!

見よ! このプクプク感を!

カボチャを生地に練りこんだ饅頭も蒸したて!

しかも、あんこぎっしり!


ワカメならこの漁師さん、牡蠣ならこの漁師さん、ホヤなら、ホタテなら、と
飛び交う地元情報に耳がダンボ。
「浜値だから安いし、出店する漁師さんはみんな腕に覚えありの名人級ぞろいなんです」と、戸倉に根を張る渡辺さんが教えてくれた。
夏はアナゴやアワビですら、浜値という大盤振る舞いだ!
「直接、お客さんの顔が見られるから楽しみなんですよ」
海産物の他にも、カボチャや小豆も地元産。
おやつや漬物だって、地元の味ぞろいなのだ。

小腹が満ちて、漁港をあとにすると、
かつてあった小学校の脇に、地元の鎮守様が、変わりゆく南三陸を見守っている。

 


現在、かさ上げ工事が続行中で、訪れるたびに道が変わっていくが、
海と山の風景は変わらない。

南三陸町の中心部から少し離れた所では、木造の元小学校がゲストハウスとなっていた。
こちらは『校舎の宿 さんさん館』
教室を改造した客室や、地元産の食事などが味わい深いが、
実はグリーンツーリズム体験の宿でもあり、田植え、山菜採りなど、季節ごとの山里体験メニューも豊富だ。

 

近くには、こんな水郷の風景も。かつてはここで粉を引いていたのだろう。


ということで、地元の人から教わったそば処へゴー。
こちら、『そば処すがわら』。
民家の玄関をくぐり、居間とおぼしき座敷でいただくのだ。
こけしやたぬきなど、郷愁を覚える置物がずらりと並ぶ空間で待つと・・・。
 

いやはや、これがすごいのだ。
見た目はフツーに見えるかもしれないが、食べても食べても「減らないぞ?」と
目を疑うボリューム感。そして、うまい!
カツ丼も人気だが、そちらのボリュームは大の男が舌をまく量なので、出かけるときは、しっかり腹をすかせて向かうべし!

そして、忘れちゃならないのが、『南三陸さんさん商店街』。
かさ上げ工事のため移転し、3月に再開した!
地元産の木をふんだんに用いた木造り商店街だ。
地元名産の志津川のタコが、案内役を買ってでて、モアイがトイレをご案内。


 


キラキラ丼をはじめ、南三陸名物もあれこれあって迷うばかりだが、
今回は、異彩を放つこちらに注目! その名も「タコぷりん」。
タコとプリンが出合ったその味やいかに!
熱々をその場で食べることもできるが、お持ち帰りだってできるので、ぜひ一度、試してみるのも一興かと。

そしていよいよ、今回のお目当ての「伊里前復興商店街」へ。
ワカメ祭りで、いざ勝負! と勇んで出かけたら、あれあれあれ〜〜〜?
すでに片付けられている・・・?

「ワカメは2トン用意しといたんだけどね〜、11時には売り切れちゃったんですよ。めかぶでさえ、600kg用意したんだけど、40分で完売しちゃった」
と、笑顔で残念なお知らせをする、海産物店『マルアラ』の及川さん。
実はこの日、かさ上げ工事のために移転する、直前最後の祭りだったのだ。

移転先は、道路を挟んだ反対側。
南三陸さんさん商店街と同じ隈研吾氏設計の、地元産の木をふんだんに用いた
木の香かぐわしい商店街だ。名前も新たに『南三陸ハマーレ歌津』。
4月23日にオープンし、料理店や酒店(バーあり)が新たに加わって、
歌津で買い物+食事が楽しめる空間となる。

この旧商店街は、海に面した最高の立地。ここはこのあと、どうなるのだろう。

「あぁ、ここは工事が終わったら、海の駅風にしようかな、と」
と、及川さん。
実現はまだまだ先とのことだが、歌津を拠点に、海を巡る探検ができるようになりそうだ。

「南三陸はね、町の人たちで会社を作って、役場や商工会に働きかけているんですよ。町がやってるんじゃなくって、町の住民が自主的にまちづくりをやっているのは、ここぐらいかもしれないですね」

と、アイデアはまだまだ尽きない様子。

南三陸のワクワクするような変化は今後も続くようだ。

(teamまめ/佐藤さゆり)