昨年末に、捨て置けない情報が飛び込んできた。
「両国駅の幻のホームで熱燗が飲める」
一年に一度の新春イベントだ。早速、チケットを予約して、松が取れたばかりの1月11日に、両国へと総武線に乗り込んだ。さてさて、両国駅に到着。
あふれんばかりの人でごった返しているかと思いきや、年明け三連休の合間、意外と普通に静かだ。本当に、ここであっているのだろうかと、内心不安になる。
そして、幻の3番ホームとはどこだ? と目を皿のようにして辺りを見渡してみると・・・
あったあった!
でも、あそこにはどうやっていくのだ? まさか、線路を渡っていくわけもなく。
うろうろしながら、改札階へと降りてみると、ありました!
長蛇の列に並んで、ひたすら時を待つ。
進んでいくと、このホーム入り口はギャラリーになっていて、両国駅開通の折の写真パネルなどが展示されていて、何気に興味深い。けれど、心は今、それどころではないのだ。冷えた体を温める、熱燗が待っているのだ!
そしていよいよ、開幕の時が来た。
まずは配られたチラシで今日の流れを把握。
10枚の試飲チケットと、小さなお猪口、そしておでん皿を受け取る。
3番ホームに入場!
こんなクラシカルな駅標もあるじゃないか。(←あまり見てない)
5種から選べると聞いていたおでんは、ほぼ売り切れていて、味噌煮込み味が食べられなかったのが悔やまれるが、奥にはずらずらずら〜〜〜っと酒蔵さんブースが並ぶ。
50分完全入れ替え制とは聞いていたが、あまりの長蛇の列で、すでにここまでに15分ほどが経過。10杯、呑みきれるのか!
さて、いざ出陣じゃ〜〜〜〜。
酒は基本、熱燗。チケットを渡して、お猪口に注いでもらう。
列が長いところもあるが「今なら待ち時間0分!」なんて誘われたら、駆け付け一杯にお願いしちゃいますがな〜〜。
総武線を眺めつつ、赤提灯の下で一杯とは、なんてオツなんでしょ。グビ。
では次のお酒へ。そして、グビ。
席に戻る前にお猪口をあけちゃって、お次はこれ。
そしてグビ。
おまけにグビビ。
世界唯一の燗酒を専門にした「全国燗酒コンテスト」で金賞・最高金賞の猛者揃い。
どのお酒も、旨味のしっかりとした美酒揃いでしたよ。
気がつけば、10枚の試飲券をきれいさっぱり使い切っておりました。
今年は第2回の開催だったので、きっと来年もあるはずだ。
(teamまめ 佐藤さゆり)
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