最近、友人に連れて行ってもらい、気に入ってしまったのがここ、手作り木工雑貨の店「Flange」です。
那須街道からも見えるのですが、脇道に入り口があるので、知らないとたどり着けないかも。。。
一歩中に入ると、ウッディな香りと愛らしい小物がいっぱい!
りんごの形をしたペーパーウェイトや、家を模ったカードスタンドなど、
文具やキッチン雑貨が所狭しと並んでいます。
これかわいい! 使えそうなどと、
あれこれ目が獲物を物色する目になってしまいます^^;
こちらのオーナー五十嵐雄太郎さんは、もともと京都と飛騨高山で家具作りの修業を積んでこられた方。
2年前にご実家に近い那須で店をオープンすることにしたそうです。
わたくしは、以前アクセサリーかけを購入、今回は一輪挿しを購入しました。
ちょっと見てください!
左が初めて買ったアクセサリーかけ。
右の一輪挿しとは、見た目にはっきりわかるぐらい材質が違います。
左のものはチャンチンという中国から来た木だそうです。
一方、右はナラ。
アクセサリーかけを買ったときに
「これはチャンチンという素材です。この子はいっくらでも油分を吸うんですよ。枯れた感じがよければこのままで、もうちょっとツヤを出したければ、使い古した揚げ油で一度拭いてみてください」
と、教えてくれ、ずいぶん熱いオーナーさんだなぁと、印象に残りました。
素材の違いもセレクトの基準にしたほうがいいんでしょうか?と尋ねてみましたが、
「どれも小さな小物ばかりなので、木の性質を気にするよりも、自分が気に入ったものを選んだらいいですよ」とのこと。
ようするに気に入ればいいわけですね^^
上から①ナラ②クルミ③チャンチン④ブナ⑤ホワイトアッシュ⑥ヤマザクラ
だそうです。
よく見ると、かなりそれぞれ質感が違うのですよね。
まず気に入ったデザインが見つかったら、次にどの材質の木にしようか? うんうんうなりながら、楽しい悩みが続きます♪
「手作りということはすべて一点ものなのですよね?」と伺ってみると、
「わざとゆらぎを持たせて一点物にしています」とのお言葉。
ゆらぎかぁ~と妙に納得してしまいました。
工場で大量生産された製品は、整って均一なデザイン。でも心が揺さぶられることは少ないものなぁ。
ゆらぎがモノや人との出会いをパッションに変えるんですね!
ここの小物たちもじっくり見ていると
「絶対この子!」という出会いがあるから不思議。
あえてコンセプトをもたせないで、湧き出るアイデアを次々と形にしているそうで、まだまだ形にしてないアイデアが山ほどあるのだそう。
購入すると、材木の端切れで作ったおまけがもらえるのですが、
これもまたまたうれしいです^^
カードスタンドやブックマーカーを私もいただきました♪
ひとりでやっていらっしゃるので、HPも作っていないそうです。
木の香りがする雑貨に囲まれると、ほっくりうれしい気持ちになれます!
手作り木工雑貨の店 Flange
栃木県那須郡那須町高久甲4453-1048
℡090-1405-6014
(teamまめ・前田真紀)