確かに、ことあるごとに県歌「信濃の国」を歌わされた(歌った)記憶があるし、大きな行事には市の歌も歌わされて(歌って)いた。
大人になった今でも、どちらもなんとなく歌えるような気がするが、他県出身の方々はどうなのだろう?
実は、最近、“あるもの”を通じて、長野県民の郷土愛を再認識。
その“あるもの”というのがこちらなのだが……。
その名も長野県民手帳!
ご存知の方もいるかもしれないが、実はこの県民手帳、長野県だけではなく全国40の各県(北海道、東京都、神奈川県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県以外)から発売されているのものなんだそう。
し・か・も。
全国NO.1の売り上げを誇るのが我が長野県なのだとか。
2位は茨城県で、発行部数は4万部代。
長野県はなんと5万5000部も発行しているというから、ぶっちぎりなんてもんじゃない。
す、すごすぎるぞ、長野県民苦笑。
他県出身者で、さほど長野愛の強くないと思しき両親に「県民手帳」について聞いてみたところ、なんと二人とも知っていたから驚いた。
母いわく「社長さんは結構みんな持っていたわね~」
父いわく「職場でもみんなで持とうかという話になっているんだよね」
マジか! 知らなかったのはワタシだけ!?
調べてみると、県庁や市役所はもちろんのこと、セブンイレブンやローソンをはじめとするコンビニでも売っている、とある。
普段通っているコンビニにそんなものあったかな~?と思ってのぞいてみたら、なんと本当に売っているではないか!
しかも、ラス1。
わたしも長野県民のはしくれ。
ええ、ええ。
買いましたとも。1冊5百円也。
カバーをとるとこんな感じ。
左肩にあるのが長野県の県章。
ふーむ、見る人が見れば「お! 同郷者」と分かるということか。
そしてページをめくるとあったのが……。
出たー! 長野県民の十八番「信濃の国」。
しかも、ご丁寧に楽譜までついて♪
こんなものもありました、長野県の1日。
どれどれ。
転入101.2人、転出105.4人。
出生46.3人、死亡65.4人。
これって、どんどん人口が減っているということ!? がんばれ、長野県!!
このほかにも県会議員や公共機関の連絡先、長野県のめぼしき行事などが載っているが、わたしが一番“使える”と思ったのは最終ページのこれ。
市町村の位置と大きさが一目でわかる市町村MAP。
長野県には77の市町村があるので、仕事柄、とっても助かります。
ちなみに、その前のページはこれでした笑。
長野県にまつわる情報が満載の長野県民手帳。
もちろん、手帳として、ばっちりスケジュール管理にも使えます。
毎年少しずつ内容が変わるというから、これを機に来年も買ってみようかな?
みなさんも、故郷の県民手帳を取り寄せてみてはいかがでしょうか?
知らなかった故郷の魅力が見えてくるやもしれません。
(teamまめ/松井さおり)