食べてみたくて食べてみたくて、クックパッド先生に聞くと、青森地方ではわりとあるもののよう。
そこで、いざ挑戦!
ところが、季節柄、国産の栗の甘露煮が見つからない! 栗もない!
ということで、自宅に残っていた安納芋を甘露煮にして代用してみることに。
⒈干ししいたけを戻す
2.栗の代わりに、安納芋の甘露煮を作る
3.エビとホタテを用意
4.銀杏を煎る
6.白だし入り出汁に、しいたけの戻し汁を加え、砂糖、甘露煮の煮汁も加えて、卵液を作り、一旦、ざるでこして、器へ。
7.鍋に水をはって沸かし、湯煎で蒸す!
器がベタベタにべとついてないので、現地の南三陸ではもっと甘いのか?
そこは、確かめるすべがないけれど、安納芋のねっとりした甘さ、しいたけの旨味、茶碗蒸し本体の甘みがじわじわと押し寄せる。
確かに、これは和製プリンだ。
思い返せば、甘いプリンを作っているのは、海仕事をする東北に多い気がする。
しばれるほど寒くて強い潮風にあおられての、海での重労働する
その身体に、あつあつで、とろんと甘い茶碗蒸しは、体の凍てと疲れをふきとばすに違いない。
肌寒い日のプール、いや海水浴のあと、あったかくてあま〜いココアが恋しいように。
海の人たちの家族を想うご馳走が、きっとこの甘い茶碗蒸しを生んだのだろう。
(teamまめ/佐藤さゆり)
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