2013年6月25日火曜日

栗のまち小布施(@長野県)を歩く

県外から長野市に訪れた客人を観光案内をする場合。
近場の鉄板スポットが3つあります。
 
ひとつは前回ご紹介した善光寺。
ここは長野駅からも徒歩圏内なので、さくっと立ち寄れるところが魅力。
 

 
そして、もうひとつが今回ご紹介する小布施町。

長野市ではないけれど、車で数十分――近場で観光気分が味わえる素敵な町です。
最近は女性向けの情報誌でも取り上げられる機会が増えているようなので、
旅好きの方はご存知かもしれませんね。
そう。栗で有名な小布施町ですよ。 
 

町のまわりには栗の木がたくさん植えられています。
小布施の栗は粒がとっても大きく、そして甘い!
江戸時代には将軍様にこの栗を献上していたのだとか。
 
秋になると地栗を使った限定スイーツを販売する店舗も多いです。
それはそれはすごい人気で、行列ができるほど。
 
旬の時期、小布施町では、
道の駅の物産コーナーに生栗が並んだり、路地売りされたりもします。
でも、長野市のスーパーでは見かけたことがないような?
とても小さな町なので、よそにはあまり出回らないのかもしれません。
 


 看板がたくさん出ているので、初めて訪れる方もご安心ください!
方向音痴のわたしにとっても嬉しい心遣いです^^;
 
 
こんな看板もありますよ。
 


 
「小布施堂」「竹風堂」「桜井甘精堂」
 
この3店がわたしが勝手に思っている小布施の栗菓子店ビッグ3。
それぞれ、お土産用の菓子販売のほか、栗スイーツが楽しめる甘味処、
栗ご飯などが食べられる食事処なども手掛けています。
 
あぁ。食べ物屋さんの看板を撮影していたら、なんだかおなかがすいてきてしまいました。
では、王道の栗おこわを……とも思いましたが、今回はあえてイタリアン!
なぜって? イタリアンが食べたかったからです!すみません。
 
「小布施堂」の系列店「傘風楼」に行ってきました。
週末や繁忙期は、行列ができるほどの人気店です。
 
レストランの入り口は物販スペースになっていて、
栗菓子や栗のアイスを購入することもできます。
 
 
テラスもあります。
窓からの眺めも爽やかですね~。
 
 
かまどで焼いたピザは生地がもっちもち! 季節の野菜がたっぷりのっていました★
パンは3人分ですが、サラダがついて1,000円也。
大食いのわたしは「足りるかな~」なんて思っていたけど、思いのほかおなかが膨れました^^;
 
おなかも満たされたので、少し町を歩いてみましょう。
 
 
風情のあるお店が建ち並んでいます。
ちなみに、新聞配達のお店はこんなたたずまい。
 
 
さて、ここで問題です。
この建物はいったい何のお店でしょうか?
 
 
正解は……。

 
し・ん・き・ん
信用金庫でした~!
暖簾がかかっています。
 
 
 
小径が多いのも小布施の特徴。
一歩裏道に入ると、とってもしっとりした雰囲気に変わります。
 
 
煙突もなんだかレトロで年季が入っています。
 
時間にして数十分……。
歩いていたらなんだか小腹がすいてきました。まぁ、甘いものは別腹ってことで。
 

 左が「風味堂」470円、右が「桜井甘精堂」300円。
「風味堂」のスイーツは今回初めて食べました。
ソフトクリームに栗餡と栗がのっていてラグジュアリーな感じです。
 
そして、いつも食べるのが「桜井甘精堂」のソフトクリーム!
 見た目こそシンプルですが、ここのソフトクリームは超濃厚★
地元の小布施牛乳を使っているのですが、どっしりしているんです。
コーンの中には栗餡が隠れていて、これもまた美味!

 ちなみに。
栗の町として知られる小布施町ですが、
実は、「花の町」としても盛り上げるべく、町ぐるみでがんばっています。
 
「オープンガーデン」と称して、お店や一般住宅がお庭の一部を開放したりもしています。
 
 
目印はこのマーク。
ちょっとお邪魔してみましょう!
 
 
こちらは山野草のお店のお庭です。
 
 
 
 町のはずれの方ですが、知る人ぞ知るオープンガーデンがこちら。
 
 


きれいな花を見ていたら、なんだかまた食欲が……。
というわけで、小布施のど定番「栗の木テラス」のモンブランを買って帰りましょう★
 
 


 こちらはビッグ3のひとつ「桜井甘精堂」の系列店。
店内でケーキを食べながらお茶をすることもできます。
栗餡をたっぷり使ったモンブランは368円。
しっかり栗の味がするのに甘すぎず、濃厚でおいしいんだなぁ、これが★
(気になる断面図はFBにアップいたします~)
 
花いっぱい、食べ物いっぱいの小布施町。
町には美術館もたくさんあるので(小布施にゆかりのある葛飾北斎の美術館もあります)
長野市方面にお越しの際は、ぜひこちらまで足を延ばしてみてくださいね!
 
                                         (teamまめ/松井さおり)

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