アユというとこれまでは高級魚のイメージ。
自分にとってはめったにありつけないごちそうでした。
でも、那須で暮らすようになって、ちょっとばかり身近になりましたね。
なんでも那須塩原市、那須町を流れる那珂川はアユの漁獲量が
日本一なんだそう。
日本一なんだそう。
どうりであちこちでこの季節、鮎という文字を見かけます。
那珂川の夏の風物詩として知られる"やな"。
家からほど近い「黒羽観光やな」も、7月中旬に完成したというので、
行ってみました。
家からほど近い「黒羽観光やな」も、7月中旬に完成したというので、
行ってみました。
なんでも「「簗(やな)」とは、川の流れを一部Ⅴ字型にせき止めて、流れを一ヶ所に集中させる事で急流を生み、流れの速さに負けて大きな青竹の上に細く割った竹などで編んだ簾を設けて落ちてくる鮎や鰻を捕る漁法」だそう。
やなにあがってきた、ピチピチ跳ねてる鮎を手づかみするわけですな。
ふだんはとも釣りしている釣り人もけっこういるのだけど、この日は悪天候のため、ほとんど釣り人もいません。
やなから眺める那珂川、悠々と水を湛えております。
さて。受付で聞いてみると、やなに入って鮎を捕まえること自体は無料だとのこと!
捕まえた鮎は、生簀に放り込めばいいんですって。ちょっとビックリ。
イメージしてたのは、鮎のつかみ獲り。
漁のお手伝いをするような感じでしょうかね(笑)
つかみ獲り10匹3700円~というのもあるようですが、無料でやな体験ができるというのも、かえって嬉しい。
しかーし。記録的な豪雨の翌々日だったこともあり、川の水位も高く、水の勢いもハンパないです。
それでもじっくり目を凝らしていると、おぉ~小さな鮎が小躍りしているではありませんか!
捕まえるのは超簡単! なんせ泳いでないので(笑)
拍子抜けなほど。
じっと獲物を待ってると、きゅうりやナスやダイコンも流れてきます(笑)
娘はキュウリを拾って大喜びでした。
まぁ満足です。
捕まえた鮎をそのまま塩焼き……というわけにはいかないのだけど、
店内で鮎料理にありつけます。
鮎の刺し身だなんて、初めて!
けっこうな歯応えで鯉のあらいに似てなくないかな。
けっこうな歯応えで鯉のあらいに似てなくないかな。
でも、旨いか?と聞かれると、ビミョー。
臭みはないけれど、鮎の風味を感じられるかといえば、そうでもないような……。
臭みはないけれど、鮎の風味を感じられるかといえば、そうでもないような……。
次に出てきた塩焼き定食を頬張って、
これ絶品! 鮎の切り身が飯の上に乗っているのですが、釜飯にすることで旨味が閉じ込められて、風味を存分に味わえました。
紅しょうがとも好相性で、あっという間に完食~!
ふぅ~っ、満足、満足。ご馳走様でしたー!
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