2013年10月1日火曜日

日本一の稲荷巻き、万歳~!

秋といえば、食欲の秋! 祭りの秋! ですよね?

那須には、九尾の狐伝説という言い伝えが残されています。

「絶世の美女に化けて人の世を滅ぼそうとした九尾を持った狐が、陰陽師・阿部泰成に正体を見破られ、那須野の地に逃げ込んだ。

それを知った朝廷が、「九尾の狐退治の勅命」を下して、九尾の狐をついに追い詰め矢で射止め、その後、狐は巨大な毒石に姿を変えて村人たちに害を及ぼし続けた」という伝説です。

かなり略しましたが(汗)

さてさて、2013年9月29日、那須町で、その伝説を由来とする、第11回となる九尾まつりが行われたので、覗いてみました。



              アルパカ君たちもいましたよ~。

個人的にプログラムの中でも気になったのが、

「那須B級グルメ「ハーフ丼」選手権投票」ですね。



             どれも那須の名産品を素材に扱った工夫満載のメニュー♪

 
個人的に美味しそうと思った2品を食べてみました♪
これは那須産豚のとろ天丼、300円なり。
 
まるでフォアグラみたいなやわらか~い食感と衣のサクサクにうなぎのタレがかかった甘辛な味。大根おろしがまた効いてて、絶品です!

 
こちらは有名なステーキハウスが那須牛で作った那須和牛丼♪
混ぜ込みご飯風になっていて、肉の旨味がパンチあって、食べ応えありです。


食感に驚きがあった「豚とろ天丼」に一票入れさせていただきましたー。

そして、もうひとつ気になっていたプログラムが、

「日本一なが~いお稲荷巻きに挑戦! 126.9m」

というもの。
なんと、那須名産の9種の具材を入れたお稲荷さんを400人もの参加者で
巻き巻きしていきます!

11時に配布される参加券を手に入れれば、参加もできます。

本当は参加もしたかったのですが、写真も撮りたいし、子どももいるしと泣く泣く断念。

その行く末を見守ることにしました。

 
参加者には終了後稲荷巻きが配られるということもあり、マスクに手袋にと
衛生にも気を配って、完全防備の参戦ですね。
これまた壮観!
 

油揚げをちょっとずつ重ねてつなげていき、そこに具材をおいていきます。
長~く伸ばしていくためには油揚げを「重ね過ぎないのがポイント」だそうで。


せっせせっせと巻いて行きます。巻き巻き巻き巻き♪

これを延々端から400人がリレー形式で行っていき、ようやく完成!

途中で切れてないか?!なにやら神妙な判定が行われたうえで、

見事!126.9m達成~! 昨年より1m超えで新記録達成となりました!

やっぱり見てるだけじゃなくて、参加したかったなぁ。。。


     ステージには大田原市が誇るゆるキャラ、与一くんがいたり、


栃木県のキャラクター、とち丸くんが子どもたちに囲まれてたり。

B級グルメに、ゆるキャラにと、非常にいまどきな感じのイベントでしたね。

そうそう、ブースではキツネメイクを無料で施してくれるので、あちらこちらにお狐さんがいらっしゃいました^^

2歳の息子にキツネメイクをさせようとしたら、断固拒否されてしまったのですが。。。

大人の方もけっこう狐に扮していて、祭り気分を盛り上げていました!

祭りはディープに参加すればするほど、面白い! 

来年はキツネメイクをして、稲荷巻きにも参加したいなぁ。。。

                                      
                                  (teamまめ/前田真紀)


  


 

2013年9月25日水曜日

京都、お酒の神様に本気で祈る。

京都にやってきた。
前々から行きたいと思っていたところがある。
中心地の河原町から嵐山方面をめざして、バスで40分ほど、
松尾大社である。


創建は701年のこと。
でかでか立派な大鳥居の柱には「平安京遷都千二百年記念」の文字。
教科書のなかでしか意識しないような歴史の世界が、ここ京都という町にはフツウに根付いてる。
ぐんぐん歩を進める。
二の鳥居には枯れた榊の束が吊るされていた。
なんでも太古からの風俗で、月々の農作物のでき具合を占った「脇勧請」というものだという。
赤い鳥居の上部に、榊を小枝を束ねた「脇勧請」。束は12本あり、月ごとの農作物のでき具合を占ったことによる。原始的な鳥居の形を残している。


なぜ、松尾大社に来たかったかというと、
お酒の神様なのですよ。
こちらは室町時代末期以降、「日本一の醸造の祖神」として仰がれている。
酒造メーカー、酒屋、杜氏、それに醤油や味噌の醸造元からの信仰も厚いのだ。
手水舎には亀が。松尾大社では、亀は神のお使いである
本殿の前に位置する拝殿。お神楽や念仏踊など神事のほか、イベントなども行われる。

 その歴史をひも解くと、
そもそもは、5世紀頃、朝鮮半島から渡ってきた渡来人の秦氏が、この松尾山を一族の氏神として信仰をしたことに始まる。秦氏は酒造りを特技とし、酒造技術にすぐれた技能者も多くいたことから、酒造関係者の信仰を集めるようになった。
ちなみに松尾大社の祭神は、大山咋神(おおやまぐいのかみ)。
一瞬「ぐいのみ!?」と読める。(私だけ?)
神輿庫(みこしこ)の前には全国の蔵元から献上された酒樽が積まれる。……あ、飲みたい銘柄を次々発見。

その脇には、杉玉が。杉玉は、もともとは神様に感謝を捧げるものだったとされる。


















神様に心をこめてお参りをする。



死ぬまで楽しくお酒が飲めますように。
この先何度も乾杯ができますように。



本気のお祈りをすませたら、
本殿の裏手、北側へ。
ここには霊亀の滝が流れ、亀の井という霊泉がある。








あたりはひんやり涼しい気に包まれて、霊験あらたかな雰囲気。




お酒の神様にあやかって、こちらの亀の井の水を、酒造りの元水として造り水に混ぜて使うところもあると聞く。
延命長寿の水としても有名で、汲みに来る参詣者も多い。

お守りも、また酒づいている。
私が受けたのは、「服酒守」。つまり、飲む人用のお守り。

ほかに、売る人用の「販酒守」、お酒を醸す人用の「醸酒守」がある。

境内には、酒の資料館(入館無料)があり、展示とともに酒造りの流れや精米などの説明がなされている。年代物の徳利やお猪口などの展示も興味深い。
酒の資料館、館内には昔の道具がいっぱい。

ラベルのデザインっておもしろい。ロゴも独特でいいなぁ。

「視界の端に人影!?」と思ってギョッとしたら、マネキンでした。。。

「服酒守」を手に入れて、意気揚々。
日が暮れはじめたら、京都のバーめぐりを始動だ!

1918年創業の「京都サンボア」、一度は行ってみたい「祇園サンボア」、
バーのことを訊ねると京都人がそろって名をあげる「K6」、
文久年間創業の花屋さんがひっそり営む「文久」、先斗町と木屋町を結ぶ隠れ家の横丁、13番路地に潜む、名バーが数店。
行きたい店はあれこれ。飲んでみたいお酒もあれこれ。
大丈夫。お守りがあるもんね。
年期が入り、風格漂う京都サンボア。ハイボールは、銀座や神戸とは異なり、竹鶴12年を用いた氷あり。



―翌日。
目が覚めてそうそう、軽くえづいた……。
あ、昨日飲んだのは蒸留酒だからか!
醸造の神様、範疇外なのですね。

……戯言はたいがいにして、これからも楽しくお酒と付き合っていけたらと思う。


(沼 由美子/teamまめ)


2013年9月18日水曜日

「せいしょこさん」こと加藤清正に会いに


数年前、明治神宮にある「清正の井戸」がパワースポットとして一躍話題となった。ついには行列ができ、ピーク時は5時間待ちとも言われたものだ。

で、清正って誰?

フルネームは加藤清正。
安土桃山時代に、尾張国愛知郡(現・名古屋市)で生まれた。
豊臣秀吉に仕えて戦績を残し、秀吉没後は徳川家に引き上げられ、江戸時代に入ると肥後国熊本藩の初代藩主に。


というわけで、いざ熊本城へ!

日本史は好きでも、正直、城にはそこまで思い入れはなかった。別件のついでに訪れたとはいえ、のんきに予習もせずに出かけたことを今となっては悔やむばかり。

かっこいい!
かっこいい!
かっこいい!

不勉強なわたしにもわかった。
弧を描くようにそそり立つ石垣と、その上にそびえる天守閣。モノトーンでまとめた硬派な見た目もすてき。


なかでも、いちばんグッときたのは石垣。


カーブの具合が違う二様の石垣。その対比が本当に美しい。手前の比較的ゆるやかなのが清正時代のもので、奥の急勾配なのは、のちに城主が細川家に替わってからのもの。

清正が造った石垣は、当の熊本城からしても最大のチャームポイントらしく、公式パンフレットにも「最も優れているのが石垣です」と書かれていた。

この石垣は、勾配がゆるやか。ある程度ちゃんとした武士なら登れそうに思える。
ところが! およそ7~9mのあたりからさらに反って、目の前を塞ぐのだという。そうなったら、さすがのちゃんとした武士も限界。通称「武者返し」。
見た目も美しく、仕事もできる。なんてかっこいいんだろう!

無知なわたしにまで訴えかけてくる、清正の石垣。「清正流」と呼ばれ、江戸時代から評判だったらしい。


天守閣の最上階からの眺め。(右側のビルにくまもんが!)


さらに、本丸御殿の中も見学可。

手前は若松之間で、奥が昭君之間。
昭君之間の障壁画には、古代中国の四代美女として名高い王昭君の物語が描かれているのだそう。秀吉が亡くなり、豊臣家が傾いた時、その子である秀頼を迎えるために清正が造ったと言われている。
「昭君」は「将軍」の隠語だったとか。(てか、ダジャレ?)





熊本城の建物は復元されたものが多いが、石垣と、もうひとつ宇土櫓は当時の佇まいを残している。

ちなみに、熊本城は日本の三大名城と呼ばれている。
敷地面積は東京ドームの約21倍。茶臼山の傾斜を利用し、難攻不落の城を築いた。設計したのは、なんと清正本人。
西南戦争の際、熊本城に総攻撃をしかける薩軍は、しかしながら一兵も城内に入ることができなかったという。西郷どんは、負け惜しみに「わしは官軍に負けたのではない。清正公に負けたのだ」と言ったとか、言わないとか。

すごいね、清正!



ちなみに、清正は治水、干拓にも熱心で、それがいまの熊本の基盤となった。熊本市民は、その成果を讃えて清正を「せいしょこさん」と呼ぶらしい。

清正公(きよまさこう)を音読みして「せいしょうこう」。それに親しみをこめて「さん」をつけた、というわけである。

せいしょこさん!
今回は時間が足りず、お城を全部見て回れなかったので、いつかきっとリベンジしにきますね。待っててね!



こちら、熊本銘菓のひとつ。老舗園田屋の「元祖朝鮮飴」。
品名は、せいしょこさんが、文禄・慶長の両役の際、この飴を朝鮮に持っていったことに由来するとのこと。
飴と言っても、固くはなく、どちらかというとモチッとしている。ほのかな甘さが、噛めば噛むほど口のなかに広がり、なんとも癖になる。



熊本銘菓には、お菓子の香梅の「武者がえし」というのもあるのだけれど、こちらは単品で購入してしまい、我慢たまらず食べてしまった。箱で買えばよかった。



というわけで、東京に戻って数日後。所用で神楽坂へ。
空き時間に立ち寄った善國寺で、なんと偶然にもせいしょこさんの名前を発見。つい、運命を感じてしまった。


こちらに収められている木彫りの毘沙門天像は、せいこしょさんの守本尊だったという一説があるそう。本殿の中で見ることができる(撮影NG)。


あと、東京には明治神宮以外にも、せいしょこさんの井戸がある。


桜田門の国会前交差点からほど近く、内堀通りの歩道脇に地味に現存。
この界隈は「桜田門外の変」のせいで井伊直弼の印象が強い。でも、井伊家がこの土地を拝領する前、江戸時代初期はせいしょこさんの屋敷があったのだ。

なんだかあちこちで立て続けにせいしょこさんの名前に出会って、もっと知りたくなった今日この頃。名古屋にも行ってみたいな!

(信藤舞子/teamまめ)

2013年9月10日火曜日

お気軽に房総半島グルメを味わう旅へ

「青春18きっぷ」をご存じだろうか?
JRが春、夏、冬のある一定期間に発売する切符のことだ。
この切符を持っていれば、原則、JR線の普通列車(快速を含む)であれば、1日2300円で乗り放題という、夢のような切符なのだ。

私がこの切符を使ったのは、高校1年生の夏。
かれこれ17年前だ。
この切符を握りしめ、友人と夜行列車に乗って品川から祖父母の住む京都を目指した(両親が品川までは見送ってくれた)。
それから時は過ぎ、いちばん活気あふれていた25、6歳の頃は、年3回欠かさず購入し、全国津々浦々へと出掛けていった。

それからさらに時は過ぎ、ひとりの人間の親となった今、子どもがまだ小さいこともあってなかなか買う機会が減ってしまった。
しかし、この夏、久しぶりに魔法の切符を手にしたのだ。

そして、9月10日までの使用期限が迫る先週末、残りの2回分を使うべく、夫と娘を朝からたたき起こして日帰り電車旅に出かけることにした。
今回勝手に私が決めた旅のテーマは、『房総ぐるり一周&ご当地グルメを味わう旅』だ。


最初の房総グルメは千葉駅にて

朝は8時に起床。
これまでなら4時起床、始発で出発なんてざらだったが、月~金まで働いて疲労困憊の夫と睡眠第一の娘にそれを強いることはできず、フツーの時間に起床してフツーに出発。

千葉駅にやっとこさ着いたのは11時前。


駅弁を購入して、11:05発の外房線に乗り込んだ。


購入した駅弁はこちら。
万葉軒「潮干狩り弁当」760円也。




茶飯のうえにアサリとハマグリの佃煮がのった一品。
貝の旨味が口の中に広がって、文句なしに美味しい!
ビールも止まらない。
ちなみに掛け紙には、千葉の潮干狩りスポットがさりげなく紹介されている。

そうこうしているうちに車窓は田園風景へ。
ああ、のどかだ。




なんと特急列車に乗れた!

私たちを乗せた列車は約1時間半後、勝浦駅に到着。
ここから乗り換えるのは、特急「わかしお」で使用される車両だ。
本来なら特急券が必要なため、18きっぷで乗車することはできないが、
勝浦~安房鴨川間のみ普通乗車券で乗車可能だ。
18きっぷでこんないい車両に乗れるなんて、この上ない幸せである。



さらに、勝浦を過ぎると、車窓から海も眺められるように。
ふかふかシートにゆったりと座って眺める海は、最高だ。
これには、夫も娘もお喜びのよう。


海沿いを走る瞬間も!


極上列車に乗れたのはわずか30分。
終点、安房鴨川駅で降車。
さようなら、極上列車……。


  


すぐに乗り継げる内房線がきていたが、夫と娘のためにここで一旦休憩だ。
「鴨川シーワールド」へ行ってみたいところだが、次の電車は約1時間後。
というわけで、駅前のイオンで時間をつぶすことに(笑)
(ゲーセンで遊んだ後、スーパーで大人用のビールと娘のおやつを購入)


駅前も南国~♪


後半戦も張り切ってまいりましょう!

さてさて、房総グルメも忘れてはいません。
安房鴨川駅でも駅弁を購入。
南総軒「房総半島 うにとさざえめし」900円。




ウニ&サザエの豪華競演!
さすが南房総。
このウニやサザエはもしかしたら海女さんが獲ったのかも?なんて想像をしながらいただきました。
これで900円とは、なかなかクォリティ高し。


満腹と窓から見える風景にすっかり癒された私たちは、いつの間にか眠りの世界へ。
眠くなったら寝る、これも時間がたっぷりある18きっぷ旅ならではの醍醐味だ(と思う)。



最後は木更津で下車

はっと起きたらあと4駅で、最後の目的地・木更津駅。
すぐに降りる準備をして、木更津駅で無事下車した。

駅弁もひとつ購入したのだが、こちらではほかに行きたい場所がある。
港のすぐそばにある、人気店『活き活き亭』だ。
つい一週間前に少年隊の植草の克ちゃんがTV番組で訪れていて、
それを見てから無性に行きたくなった。
こちらでは、好きな魚介類を自分で選んで自分で焼く、海鮮BBQが楽しめる。





どれも新鮮で美味でございました。
「10人中8人が食べる」という名物の車エビをはじめ、ハマグリ、牡蠣、サザエ、アサリバターなどなど、どんどん焼いて、ぐいぐい生ビールを飲んだ。


「車エビの養殖」発祥の地だそう。


ごちそうさまでした!
はふ~幸せっす。

帰りは新宿行きの高速バスに乗ろうかなんて一瞬だけ心が揺らいだけど、最後まで18きっぷで帰宅!

こんな一日が2300円で買えるなら、行ってみたいと思いませんか?

帰宅後、夫はゲッソリしていましたが……。



~追記~
木更津駅で購入した駅弁は、万葉軒「菜の花弁当」550円。
翌日、自宅でいただきました。
鶏そぼろと玉子の二色丼といえばそれまでなんだけど、ほら見て!
境界線にはアサリ串がさりげなくいらっしゃるの♪
こちらも、美味しゅうございました。




(香取麻衣子/teamまめ)