2014年11月11日火曜日

白鷺城こと姫路城へ。白すぎる!? その理由とは!

現在、修復工事終盤戦にさしかかった姫路城。
内部登楼はまだできないけれど、すでにお城は姿を現している。



白鷺城との異名をもつこの城。
一説には「白すぎ城」なんてささやかれていたりもする。
けれど、けれど、この白く見えるのはなぜか、ご存知だろうか?

白い元は漆喰。
屋根瓦の目地を漆喰でつないで、白化粧しているのだ。
これが、白鷺城と呼ばれるゆえん。


すごい仕事っぷり。
真っ白い漆喰で、しかと屈強に仕上げているのがわかるわかる。

ほかにも、屋根の雨水を先端の瓦に集め、そこからしたたらせる敵水瓦(てきみずがわら)が施されているところも。

姫路城付近で出会ったおじさんたちは
「春ぐらいから毎日みとんやけど、少しづつ白さがとれてきとるわなぁ」
「こんなに白い姿は最初の1、2年だけ。あとは風雨にさらされて、見慣れた姿に戻ってしまうんやで。今のうち、今のうちに見ときなされや」
 と、口々に教えてくれた。

ちなみに、今現在も、姫路城は見所満載!
西の丸を囲むように、ぐるりと300mもある百間廊下
本多忠刻と千姫になりきることも。

美しい反りを見せる扇の勾配
江戸、明治、昭和と並ぶ三代しゃちほこ

大天守のグランドオープンは来年3月27日だ!
最後にもう一度、姫路城をとくとご覧あれ。


teamまめ/佐藤さゆり