そんな風に思ったアナタ、田無神社に出向いてみるのはいかがでしょう。
おみくじだって、五色の龍なんですぞ!
一見、小ぢんまりとした街の神社。
この境内のあちらこちらに、龍神様がいるわいるわ。
もとは、田無北部の谷戸にあった宮山に、13世紀ごろから鎮座していたのが、御祭神の尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)。
徳川家康の江戸開府により、田無が宿場町となり、最初は分祀。
そして、1646(正保3)年には、正式に遷座となったそう。
この尉殿大権現とは、別名・級津彦命(しなつひこのみこと)とか、級戸辺命(しなとべのみこと)とかと言われる神様。
イザナギとイザナミが日本の国を生んだときに、朝霧がかすんだため、息で吹き払ったそうなのだが、その息が神になったという、風の神様だ。
田無神社では、命の源でもある水と、萬の災いを払う=豊穣と除災の守護神と呼んでいる。その神が、龍神様にお姿を変えているのだ。
さて、前置きはこのぐらいにして、いざ、龍神様に会いに行こう!
境内には、大きく分けて龍神様は五色、おわします。
まずは赤龍神。先見の明を与えてくれる神様だ。
参道脇をみやると、樹木に隠れてほら。
ほら。
ほらー。
東方奥の青龍様には、芸事の発展を祈りたく。
(文章が上手になりますように、のんのん)
前の小さな手水鉢で、水を飲んでらっしゃるお姿も。
お次は、参道に鎮座する白龍様へ。
金運など、鉱脈を掘り出せますように。
こちらは、水・雨を司り、流水のごとく新鮮な気をいただきます!
そして、拝殿には金龍神が!
事業運、家庭運など、大地にしかと根ざす基盤が作れますように。
ふぅ。
個性を放つ五体の龍神様へ、ご挨拶が終わっても、これだけで終わらないのが、
こちらのスゴイとこ。
石の鏡に自分を映してみてくだされ。 |
5つの龍神様にまつわる御神木あり。パワーをいただくのじゃ! |
龍神池には珍しいメダカがすくすく |
御神木が見事! |
忘れてならぬのがおみくじ。その種類の多いこと、多いこと。
そしてそして……
恵比寿様と大黒様にもお参りを。 |
道祖神の前に・・・。 |
のどかな空気にみちみちて、心が元気になってきます!