2012年8月21日火曜日

“日本のまんなか”って本当!? 「渋川へそ祭り」

世間がやれフジロックだ、隅田川花火大会だと熱狂した去る7月28日、私は夫と娘を伴い、群馬県渋川市へと向かいました。

目的はこれ、渋川へそ祭り」


フジロックみたいにカッコイイわけでもなく、隅田川花火大会みたいにロマンティックでもない。
腹に大きな顔を描き、音頭に合わせて踊るへそ祭り。
シュールながらも茶目っ気たっぷりで、いつの頃からか“死ぬまでに見たい光景”のひとつとなっていたのです。


舞台となる渋川市は、なんでも“日本のまんなか”らしく、中心部にあることを人間の体にたとえて「へそ祭り」が誕生したのだそうです。

本当かよ!? とツッコミたくなるのは私だけではないはず。
日本のまんなかとは大きく出たものです。
“群馬のまんなか”ぐらいなら納得できるのですが…。

しかも、腹に絵を描いて踊るって何を意味しているのでしょうか?
もうすぐ秋だから、五穀豊穣でも祈願しているのかしら?

シュール過ぎて頭の中が疑問符だらけになってしまったので、祭りの事務局に電話で問い合わせてみました。

私「へそ祭りは五穀豊穣とか何かを祈願したものなのでしょうか?」
担当者「いや、特に意味などはありません。言っても腹踊りですからねぇ」
私「……。あっあの、日本のまんなかって謳ってるけどそれって本当ですか?」
担当者「北海道と九州の先端にコンパスを当てると、ちょうど針の中心が渋川になるのです。沖縄は除くんですけどね。まぁ一応そういうわけです」
私「……(一応!?)」
と多少の疑惑は残りますが、、“日本のへそ”には一応根拠があり安心しました。


ちなみにその後の調べによると、へそ祭りはほかの地域にもありました。

北海道のへそ→富良野の「北海へそ祭り」
http://www.furano.ne.jp/hesomatsuri/

広島県のへそ→どまんなか豊栄ヘソまつり」
http://ameblo.jp/toyosaka-heso/

板橋区のへそ→中板橋商店街の「なかいたへそ祭り」
http://www.nakaita.com/event/heso2012.html

板橋、強引すぎるぜ!
でもこんな祭りが各地で行われる日本って愉快な国ですね。



本題に戻ります。
夕方17時過ぎ、渋川駅に降り立ちました。
へそ踊りパレードが行われるのは17時~19時のたった2時間。
駅舎や駅前にはJR職員の手づくりと思われるかかし風の看板やおなじみの顔だし看板があり、気分を盛り上げてくれました。




















早速、メインとなる駅前通りで待機。
するとやってきたのは、浴衣姿の踊り子さんたち。


あれ??
この人たち、脱いでいないけど!?
とぼやきつつしばし待っていると、突然お目当てのものが現れたのです。


「♪ 腹出せよいよい、へそ出せよいよい~」という陽気なメロディに乗って、右へ左へと跳ねています。
腹に描かれた顔は人によってさまざまで、ついつい腹を注視してしまいました。
なかにはアンパンマンや中日ドラゴンズのドアラ、群馬が誇るゆるキャラのぐんまちゃんなどもいましたよ。



しかもよくよく見ると、地元の銀行や病院などちょっとお堅い職業の団体が参加しているのです。
普段の姿からはとてもじゃないけど想像できませんね。
でも踊っているみなさんは、すごく楽しそうで生き生きとしていました。
実はフジロックぐらいカッコよくて、隅田川花火大会ぐらいロマンティックな祭りなのかもしれません。

毎年7月の第4土曜に開催されているそうなので、気になってしまった方はぜひ来年行ってみてください。
どうやら飛び入り参加もできるそうですよ。



最後に渋川駅のスタンプの図案にもへそ祭りが描かれていました。
伊香保温泉の石段街と並ぶんですもの、へそ祭りってやっぱりすごい!




(香取麻衣子/teamまめ)




2012年8月11日土曜日

愛知・高浜で鬼みちをブラブラ

愛知県といえば、瀬戸、常滑と、焼きものが有名です。
すっかりその二つにお株を奪われておりますが、
実はもうひとつ焼きものの里があるんですよ。

そこは、愛知県の高浜市。

焼きものといっても、生活雑器、土管、壺などではござんせん。
ここの焼きものは粘土を捏ねて、焼成した瓦。
灰色の昔ながらの瓦屋根が建ち並ぶ、瓦の町なんですね。


高浜は名古屋の南東に位置した南三河にある、三州(三河)瓦の里でして、
日本三大瓦(他は島根県の石州、兵庫県・淡路)のひとつ。
江戸中期から盛んに瓦が生産されて、今も日本最大の生産量をも誇っているんです。
すごいんです。

ちなみに、市内で新たなに瓦屋根を葺くときには助成金が出るほど、
今も町のみんなで、瓦を盛りたてているんだそうです。

愛知県出身者のわたくしめ、恥ずかしながらまったく知りませんでした。

で、瓦の町ですから、鬼瓦だって健在なんです。
鬼瓦ってのは、屋根の雨仕舞いを兼ねた装飾瓦のことでございます。
だいたいが鬼の形相をしておりまして、魔除けの意味もあったりするそうな。

だからって駅前からして、インパクト大すぎます。


名鉄三河線の高浜港駅を下車すると、出迎えるのがこの、巨大な古代鬼面。
高さ、幅ともに約4mと、日本一大きい鬼のツラでございます。
間違いなく、魔物は退散しそうです。

駅前の「ニコニコ広場」に鎮座して、これによじ登ったりすることもできるそうです。
鬼は地元の子どもたちにはやさしいんでしょうか。
とはいえ夏の太陽が照りつけて、小心者のあたくし、触れることすらできませんでしたが。

さてさて駅前から、鬼みち散策路へと入っていきましょう。


ふふふ。一見、普通の路地に見えるでしょ?
ところが。


小径を歩いていくと、こんな鬼瓦たちが出てくる出てくる。
怒ってるヤツ、笑ってるヤツ、とぼけてるヤツと、表情多彩です。

一応、皆さま、椅子でございますのよ。鬼を尻に敷く快感が味わえます。


え!? まさるさん?

宇宙人? ツチノコ?
いやはや、鬼瓦・・・なんですよね。こやつらも。
公園やら散策路やら、いたるところで出会えます。

ほいでもってこれら全部、れっきとした鬼がわら職人の手によるものでございますよー。

鬼みちをたどれば、かわら美術館に辿りつきます。
美術館では、陶芸体験や絵付け体験もできるそうな。

ちなみに、わたくしめがゲットしたものはこれ。
駅近くの鬼みち案内所で見つけたものでございます。

「鬼みちぃ~? しょぼいでしょぉ~」
「えぇ~~、こんなの欲しいの~~~」

案内所にいた地元っ子は笑ってましたが、なにがなにが。
地元では当たり前すぎる光景かもしれませんが、
土管の坂や、寺社の飾り瓦など、みどころはたらふく潜んでいます。

なかなか味わい深い散策路でござんすよ。

(佐藤さゆり/teamまめ)







2012年8月7日火曜日

ウナギもいいけど、韓国式にアレで精をつけてみた

韓国の暦にも日本同様、「土用の丑の日」のような日があります。
しかも三回。
それらをまとめて「三伏(サンボッ)」と言い、日本人がウナギを食べるように、韓国人は汗をぶったらしてサムゲタンを食べるのです。

そもそも三伏とは一年で一番暑い期間をさし、三回ある日取りをどう決めるかは諸説ありますが、一年で昼が最も長い夏至後の三番目の庚(かのえ)の日を「初伏(チョボッ)」、初伏から十日目を「中伏(チュンボッ)」、立秋後初めの庚の日を「末伏(マルボッ)」という説が定着しているそう。
今も旧暦で生活する風習が残る韓国では、お盆やお正月、自分の誕生日でさえ毎年変わる人も少なくないため、カレンダーにはしっかりこの「三伏」が記されています。

ではなぜ、猛暑の時期にわざわざアツアツのサムゲタンを食べるのか。
それは、鶏肉のお腹にもち米、ニンニク、ナツメ、栗、朝鮮人参などを詰めて煮込むサムゲタンが、滋養たっぷりだからということが挙げられますが、韓国語の四字熟語「以熱治熱(イヨルチヨル)」の考え方も大きく影響していると思われます。
「熱を以て熱を治す」……暑さで落ちた食欲、感じる体のだるさは、アツいものを食べて汗をたっぷりかき、体の内から治そう。
薬食同源の教えが根強いお国らしい発想です。

韓国では、三伏前にはスーパーで丸鶏がたくさん売られ、三伏当日はサムゲタン屋に行列ができる。毎年の三伏の光景です。
日本でも韓国料理店に行けば食べられますが、食べたい時に家で簡単に食べたい!
無精者はそう思い、新大久保にあるスーパーマーケット6軒(ナドゥリ、南大門市場、チョンガネ、韓国広場、キムズマート、韓流市場)をハシゴし、韓国もしくは日本の食品メーカーの市販品ではなく、そのスーパーマーケーットが「自家製」と謳うサムゲタンを購入。
勝手に食べ比べをしてみました。
※「自家製」でなければ、全スーパーマーケットにサムゲタンはありました。


■南大門市場(新宿区百人町1-1-3

 
サムゲタン780円
(鶏半羽に、もち米、ニンニク、ナツメ、朝鮮人参)

長さ約8cm、幅約5mmほどの細さだったけれど、この価格で朝鮮人参まで入っているのはポイントが高い。
クリアなスープは、鶏の旨みは感じるがあっさり目。
極々薄い塩味で、鶏なのかもち米なのかほんのり甘みも感じる。
味★★
リピート予想★☆


■ソウル市場(新宿区大久保1-16-15)

 
 サムゲタン780円
(鶏半羽、もち米、ニンニク、ナツメ)

















芸能人がテレビで紹介したことから人気に火がついた、このスーパーの看板商品、らしい。
3つの中で一番スープが白濁しており、温めているうちにもち米のせいかスープにとろみが増した。
こっくりとした鶏の旨みが濃い。が、塩味も濃い。
スープの温度が下がるにつれ、その塩分が気になった。
くやしいけど評判どおりに旨い。
味★★☆
リピート予想★★


■チョンガネ(新宿区百人町2-1-2)

 
サムゲタン780円
(鶏一羽、もち米、ニンニク、ナツメ、朝鮮人参)
















塩味はほぼなし。
3つの中で唯一、小ぶりだけれど鶏を丸ごと使用。その鶏も隠れるほどスープがたっぷりでうれしいが、それに対するもち米の量が少なく、バランスがやや気になった。
お腹にニンニクが2粒潜んでおり、鶏をさいた時にほわんと香りが広がる。
朝鮮人参は細切りではなく、しっかり目の大きさ。けれど冷凍していたからか食感がグズグズ。
味★☆
リピート予想★

=勝手に総評=
自家製はすべて冷凍されており、市販の湯せんでいけるものと違って解凍してから(約3時間)温めるのが少々めんどくさい。
だけれどスープにつかった状態で冷凍されているからか、解凍の工程も仕方ないと思えるほど、3つとも鶏肉がしっとりジューシーだったのには驚いた。
個人的に一番好きなのは、「ソウル市場」のもの。
中の具材やその分量、塩味がどれも違ったので、食品メーカーのサムゲタンも食べ比べてみるという、今後の課題ができた。



今年の三伏は、すでに初伏(7月18日)、中伏(7月28日)が終わり、偶然にも今日8月7日が末伏。
気になるあの店に、サムゲタンを食べに行こうと思います。
(阿部真奈美/teamまめ)

2012年7月31日火曜日

スパイスを知る!


料理の味をグンと引き立てくれるスパイスやハーブ。

普段何気なく使っているものでも、「原料はどんなもの?」「どうやって作るの?」と聞かれると意外に説明できないものですよね。

ええ、私もです(苦笑)


というわけで、今回は知っていそうで意外に知らない調味料のお話。

勉強がてら、スパイス&ハーブの講座に参加してみました。

たとえば、あらゆる料理で活躍する胡椒。

ひと言で胡椒と言っても、ブラックペッパー、ホワイトペッパーといろいろありますが、実はどちらも同じ植物(コショウ)の果実なんだそうです。

野性的な香りと刺激的な辛さが特徴のブラックペッパーは、まだコショウの実が青いうちに収穫して干したもの。

マイルドな辛さのホワイトペッパーは、赤く熟した実の皮をむいて干したもの。実は、この皮が辛いんだそうで、これを取り除くことで辛さが和らぐんだとか。

収穫する時期やその後の行程によって、風味が変わるというのは不思議デスヨネ。


ちなみに、カレーに欠かせないスパイス・コリアンダーは、「柑橘系のような甘くさわやかな香りで、ほのかにスパイシー」なんて説明されることが多いですが、これは種子の部分のお話。

葉の部分は……嫌いな人も多いかもしれませんが、“パクチー”と呼ばれています。

ご存知でしたか?

同じ植物でも、違う部分で別の食材になるんですね!

恥ずかしながら、コリアンダーとパクチーが同じ植物だったとは、ワタクシ、この日まで知りませんでした。

いやはや、勉強になりました。

 
 ▲いろいろなスパイスを“嗅ぎ”比べ! スパイスって意外に高いので……
 これだけの種類を一度に嗅げる機会はそうそうありません()

ちなみに、乾燥させたスパイスやハーブはドライ、生で使用するスパイスやハーブはフレッシュ、と分類されるそう。

ドライスパイスやハーブは、光と熱、湿気を避けることでおいしさが長持ちするのだそうです。

火にかけたお鍋に直接スパイスの瓶をふりふり……なんて日常的によくやってしまいますが、これは、熱と湿気のダブルパンチで香りが飛んでしまうので「絶対にやめてください」とのことでした。

料理に使う時は、「使う分だけ取り出して」というのが基本。

面倒くさがってはダメですね……あぁ反省。

  ▲最後に、いろいろなスパイスを組み合わせてオリジナルのスパイスを作りました!


基本の調合は、塩、ブラックペッパー、ガーリック、オニオン、パセリ、バジル。

わたしはガーリックとパセリを多めに配合して、バジルリッチなハーブソルトに仕上げました。

  
   ▲完成したスパイスがコレ。バジルとガーリックがいい香り~!!

バジルの効いたハーブソルトはお肉や卵と相性がいいとのことなので、最近では手軽なところで朝食のオムレツによく使っています。



ちょこっとふりふりするだけで、風味も味も格段に上がるんですよ~。

超お手軽、超美味、これはおすすめ!


実践で(食べているだけですが……)勉強の成果が分かるとテンションも上がりますよね!

旨いものに味をしめて、もっともっとスパイスのことを知りたくなってしまいました★

時間ができたらスパイス&ハーブ検定でも受けてみようっと。

でも、今年は9月の開催らしいので……挑戦するのはきっと来年かなぁ(遠い目)


(teamまめ/松井さおり)

2012年7月24日火曜日

あゆ!アユ!鮎づくし!!


アユというとこれまでは高級魚のイメージ。

自分にとってはめったにありつけないごちそうでした。

でも、那須で暮らすようになって、ちょっとばかり身近になりましたね。


なんでも那須塩原市、那須町を流れる那珂川はアユの漁獲量が
日本一なんだそう。

どうりであちこちでこの季節、鮎という文字を見かけます。


那珂川の夏の風物詩として知られる"やな"
家からほど近い「黒羽観光やな」も、7月中旬に完成したというので、
行ってみました。



これが、やな。竹で組まれてるんですね~。
2週間前に来たときにはなかったのだけど。しっかりできてました。



なんでも「「簗(やな)」とは、川の流れを一部Ⅴ字型にせき止めて、流れを一ヶ所に集中させる事で急流を生み、流れの速さに負けて大きな青竹の上に細く割った竹などで編んだ簾を設けて落ちてくる鮎や鰻を捕る漁法」だそう。



やなにあがってきた、ピチピチ跳ねてる鮎を手づかみするわけですな。
ふだんはとも釣りしている釣り人もけっこういるのだけど、この日は悪天候のため、ほとんど釣り人もいません。


やなから眺める那珂川、悠々と水を湛えております。

さて。受付で聞いてみると、やなに入って鮎を捕まえること自体は無料だとのこと!


捕まえた鮎は、生簀に放り込めばいいんですって。ちょっとビックリ。

イメージしてたのは、鮎のつかみ獲り。

何匹捕まえられるかな?なんて娘に発破かけてましたが、こっちが張り切っても、鮎が揚がってなければ捕まえようもないわけで。


       漁のお手伝いをするような感じでしょうかね(笑)


 
つかみ獲り103700円~というのもあるようですが、無料でやな体験ができるというのも、かえって嬉しい。


しかーし。記録的な豪雨の翌々日だったこともあり、川の水位も高く、水の勢いもハンパないです。

それでもじっくり目を凝らしていると、おぉ~小さな鮎が小躍りしているではありませんか!



捕まえるのは超簡単! なんせ泳いでないので(笑)


拍子抜けなほど。


捕まえたら、ここに放りこみます。




 
じっと獲物を待ってると、きゅうりやナスやダイコンも流れてきます(笑)

娘はキュウリを拾って大喜びでした。

3匹を、生簀へ放り込んで、終了。ちょっと川の勢いが強すぎたけど、

まぁ満足です。

捕まえた鮎をそのまま塩焼き……というわけにはいかないのだけど、

店内で鮎料理にありつけます。


500名を収容できるという店は、まるで海の家のよう。



ラジオから流れてくる演歌といい、うーむ、昭和だなぁ。




この時期にしか食べられないという珍味、
鮎の刺し身(700円)をまずは、いただきました。



             鮎の刺し身だなんて、初めて!

 
けっこうな歯応えで鯉のあらいに似てなくないかな。

でも、旨いか?と聞かれると、ビミョー。
臭みはないけれど、鮎の風味を感じられるかといえば、そうでもないような……。

次に出てきた塩焼き定食を頬張って、

「やっぱ鮎は塩焼きだね~」と呟いてしまいました。
炭火でじっくり焼いた塩焼きは香ばしさと鮎の風味が口いっぱいに広がります~!




         ちなみに釜飯(1100円)も注文。





これ絶品! 鮎の切り身が飯の上に乗っているのですが、釜飯にすることで旨味が閉じ込められて、風味を存分に味わえました。

紅しょうがとも好相性で、あっという間に完食~!

ふぅ~っ、満足、満足。ご馳走様でしたー!

やなは10月31日まで営業しているそうで、機会があったらまた行きたいな。

  


                       
                                  (teamまめ 前田真紀)  
<黒羽観光簗>
栃木県大田原市黒羽向町1639
℡0287-54-0087
期間中無休





2012年7月19日木曜日

フレッシュなチーズケーキにほっくり♪



那須に住んで丸3年が経とうとしていますが、 ようやくこの町の素顔が少しずつ見えてきた気がします。


観光スポットとして、賑わいを見せる施設もたくさんあり、それはそれで那須の大きな魅力ですが、それとともに、農産物や畜産物をはじめ、ものづくりに真摯に取り組んでいる生産者やクリエイターが、ずいぶん多いのだなぁと感じます。

そこで、こだわりをもってメイド・イン・那須に取り組んでいる人たちやスポットを順次紹介していきたいと思っています。

那須には数え切れないほど牧場があるのですが、
もし友だちが遊びに来て、「牧場に連れてって」といわれたら、
ぜひ連れていってあげたい!と思うのが、

こちら、「チーズケーキ工房 MANIWA FARM」。





かなりわかりにくい場所にある 、知る人ぞ知るチーズケーキ専門店です。


林のトンネルを抜けると突如姿を現し、牧場では牛たちが、
の~んびり寝そべっています!




近くでみると、こんな感じ。


いやはや、うらやましい(笑)。
せっかくなので、アップも。

けっこう愛想がよく、すぐ近くに寄って来てくれます。観光牧場ではないので、餌を勝手に上げたりしちゃダメなんですけどね。


ここにいる牛さんたちが出してくれる乳が、おいしいチーズケーキとなって販売されているのです。

ケーキ工房を営むのは、摩庭 正さん、令子さんご夫妻。


「牛の育て方に、そんなこだわりはないけれども、できるだけ土の上で過ごしてもらって、おいしい空気を吸ってのんびりと過ごさせてあげたいと思っています」とのこと。


そして、「人も牛もストレスがないのが一番だからねー」とも。
思わず大きくうなづいてしまいます。

ここの牛たちの乳で作られるチーズケーキは、保存料、添加物を一切使わない牛乳100%の自然な味。                                                 店内にはフルーツの食感を生かしたブリザードタイプのジャムもおいてあります。(福島の2POTというお店のものだそう)


季節のベイクド、ハッサクベイクドチーズケーキ(350円)と抹茶ベイクドケーキ(350円)、そして牛乳(300円)をいただきました!


フレッシュな牛乳で作られたケーキは、
口の中でふんわり牛乳の甘みが広がる優しい味わい! 

ハッサクベイクドチーズケーキは、
苦味と酸味がアクセントになって、するーっと喉を通っていきます。

抹茶のほうも、ずしりとした抹茶の深みを感じさせつつも、
レモンの風味が効いていて、後味はさっぱり。

どちらもペロッといけちゃいます。

チーズケーキは濃厚なほうがおいしいとは限らないのですね~。

那須にはチーズケーキを扱う店はたくさんあるのですが、
那須の牛乳を使ったチーズケーキを扱っているお店はそう多くないそうです。

ケーキはそのまま店のテラスで食べられます。

「最近、牛乳とフロマージュを合わせたソフトクリームも出したんですよ」というお言葉につられて、フロマージュソフトクリーム(400円)もいただいてみました。


こちらのソフトクリーム、ここの牛乳でチーズを作られている
あまたにチーズ工房」のフロマージュを使っているのだそう。

一般的なソフトクリームは牛乳を5割程度使っているそうなのですが、
このソフトクリームは、7割!

牛乳2割増しのこだわりソフトクリームです。


食べてみると、風味がとっても豊か。
ふんわりフロマージュの香りが鼻を抜けます。


後味もさっぱりしていて、ここ数年で1番おいしかったソフトクリームです♪

そのフロマージュを手がけている「あまたにチーズ工房」さんにも寄って、
フロマージュ・ブランとフレッシュモッツァレラも買ってしまいました。



MANIWA FARMの牛乳を使ってチーズができ、
そのおいしいチーズを使って料理を出す、個性的なレストランがあります。

どんどんつながってるのですね。
次もまた、つながりを大事にしながら、人やスポットを紹介していきたいと思います。


最後にテラスから望む草原を。。。。

(teamまめ 前田真紀)

<チーズケーキ工房 MANIWA FARM>
那須町大字豊原丙4525
℡0287-77-0534
定休日:木曜

<あまたにチーズ工房>
那須町湯本206-530
℡0287-76-2723
定休日:水曜