自分の好きな、あの食品がどう作られているのか。
この目で見た日にゃ、ますます好きになるのだ。
先月はサントリー武蔵野工場に行ってきた。
大好物のプレムアムモルツが作られている工場だ。
工場見学後に試飲できるビールは、20分という時間制限のうち3杯までと、
なかなか手厳しいノルマではあったが(実際にはノルマではない)、もちろんこなしてやった。
今月は、運よく予約が取れた『グリコピア・イースト』へ行ってきた。
10月にオープンしたばかりで、工場見学を楽しみながら、お菓子の世界を見る・知る・学ぶことができる、新しいタイプのミュージアムだそう。
場所はJR高崎線北本駅から車で約10分。
路線バスが出ているのだが、交番の前の看板を激写していたら、うっかり逃してしまったので仕方なくタクシーで向かった。
バスを逃した原因、これ……。 |
着いたのは、6階建ての大きな工場。
ここでポッキーやプリッツが作られている。
ワクワク。
工場見学は70分。
まずは、創業者・江崎利一物語の上映から始まる。
ある日、佐賀県出身の江崎利一氏は、有明湾で牡蠣を大釜で煮るのを目の当たりにした。
牡蠣に含まれるグリコーゲンが栄養たっぷりであることを新聞で見たことを思い出し、
このグリコーゲンを成長盛りの子どもたちに摂ってほしいという想いから、子どもたちが食べるお菓子に入れてみてはどうかと考えたのだそう。
そこで当時人気だったキャラメルに入れた。
「グリコーゲンキャラメル」では名前が長いので、「グリコキャラメル」と名付け、グリコの大ヒット商品がこの世に誕生したのだ。
次に工場見学。
残念ながら写真撮影不可で、写真は一枚もない。
実は以前、食品メーカーで働いていたことがあるので、個人的には工場の製造ラインに注目。
見学できたのは、ポッキーの包装ラインと、プリッツの製造・包装ライン。
「おお、これは!」という製造ラインを期待していたのだけど、残念ながら、どれも想像の範囲内だった。
でも、流れてくるプリッツを袋に入れやすいように、機械のアームがちょこちょこっと寄せていたのは“萌え”だったなぁ。
ほかにもクイズのパネラーになってお菓子に関するクイズに答えるコーナーあり(成績優秀者にはプレゼントも)、大きなポッキーにデコレーションする有料の体験コーナーあり、となかなか充実の模様。
見学の最後に回ったのは、ミュージアムゾーン。
こちらには、グリコキャラメルの歴代おまけがズラリ。
これが圧巻!
江崎利一氏は「子どもの二大娯楽、食べることと遊ぶことを同時に満たしてあげたい」と1927年からおまけを商品につけ始めたのだとか。
せっかくなので、約1500点にもおよぶおまけの中から、いくつかご紹介。
まずは古いもの。
味がありますね~。
次に割と最近のもの。
これはこれでかわいい。
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