みなさん、こんにちは。こんばんは。高橋です。
毎日うだるような暑さが続き、エアコンのグッと効いた部屋から出たくなくなる今日この頃。ぐーたら高橋は仕事の合間にひたすらマンガを読みふけっています。
で、マンガといえば、最近空前の大ヒットを飛ばしている「鬼滅の刃」。面白いですよね、高橋も大好きですよ。現在、オリジナルの呼吸「酒飲みの呼吸 参の型」を習得しようと特訓してしまうくらいにはハマっています。
しかし、個人的には「鬼滅」よりもハマっているマンガがあるのです。
今日はですね、僕がハマっている「瀬戸口みづき」というマンガ家さんについて語ろうと思います。
「さらば東京、ビバ静岡!!」のインパクトたるや |
この先生の作品は4コマギャグが大半なんですけど、短いひとつの話の中に起承転結がしっかり入っていて、ユーモアセンスが秀逸。部屋でげらげら笑いながら読んでいます。ひとりで。
特に、キャラクターの濃さには圧巻。「知人友人にいそう」な親近感と、「誰もかれもめんどくさい性格してる」っていう人間臭さが魅力です。読み進めてくとわかる。むしろ、結構ヤバイ性格の人たちばっか。だけど、それがよい。
そんなこんなで、高橋お気に入りの瀬戸口作品をみっつ、ご紹介しますね。
▼ローカル女子の遠吠え
瀬戸口みづき先生の作品では最新にして最長の連載作品で、現在も続刊中。静岡を「しぞーか」と読むことをこの作品で初めて知りました |
主人公の有野りん子は、東京でデザイナーの夢を追うも挫折し、故郷である静岡に出戻り再就職。のんびりしながらもやたらとキャラが濃い周囲の仲間たちとの毎日をユーモアたっぷりに描いています。
これ、静岡ローカルネタをこれでもかって詰め込んだ、郷土愛あふれる作品です。僕は静岡ってほとんど行ったことないけど、この作品読んで勝手に好きになりました。落ち着いたら、遊びに行きたいもんです。
基本全編ギャグなんで気軽に読めるんですけど、妙に真理をついた発言がさらりと出てくるのにドキリ。
個人的には、東京から左遷されてきた雲春くんという登場人物が人生舐めてる感じが出ててとても好きです。高橋も割と人生舐めてる系男子なんで、シンパシーを感じているのかもしれません。
▼めんつゆひとり飯
帯にあるとおり、とにかく料理はラクしたい! ということが力いっぱい描かれている作品。これまた現在続刊中です |
ひとり暮らしのOL・面堂露が主人公。その名の通り死ぬほど面倒くさがりゆえ、自炊する料理は「めんつゆ」を使用した簡単料理ばかり。ちょっと変わった同僚とのゆるいズボラ飯ライフを楽しみながら、マイペースな日常を送るのであった。
本当の面倒くさがりなら、自炊しなくね? みたいな突っ込みが来そうですが、それに対するアンサーもユーモアたっぷりに披露されています。また、作中のズボラ料理はかなり実用的なものばかりで、高橋も自炊の参考にさせてもらっていたりも。瀬戸口先生、普通に料理の腕がすごそう。
そして例に漏れず、この作品も登場人物がいちいち変わってるんですが、中でも「肉と油は俺を裏切らない」と、カロリーの高い食事ばかりとる「保ケ辺(ほかべ)勉さん」がかなり好きです。とにかく食べ物に対する愛情が深い。僕も見習わなければ。
▼きっと愛され女子になる!
こちらは完結している作品。主人公ふたりのコントラストが秀逸です |
料理の腕前は天才的なのに、愛嬌がないという悩みを持つ惣菜店のひとり娘・さゆりと、愛嬌たっぷりだけれど料理の腕は壊滅的、惚れっぽい性格からかロクでもない男にばかりひっかかるホステス・志摩の、ドタバタな毎日を描いた作品。
タイトルが女性向けっぽいですが、男が読んでもかなり笑えます。ウィットに富んだセリフ回しが面白いですね。なにげに「ローカル女子」とのコラボ回もあり。瀬戸口作品はスターシステムを活用しやすいのかもしれません。
他にも瀬戸口先生は「恋は地獄車」「霊界通信プロトコル」「かぐや姫のおねがい」と、かなりぶっ飛んだギャグマンガも描かれていて、すべてkindleで購入化されています。
ちなみに高橋は全作品読破。今回紹介した3作品に至っては、kindle版と単行本版、両方購入しているほどのハマりようです。
いまだかつて、瀬戸口みづき先生の作品について語り合える人と出逢ったことがないので、これを機に「読んだ!」「知ってる!」という人いたら、ぜひぜひ手を挙げてください。一緒に語り合いましょう。
ちゅうわけで、今日はお気に入りのマンガの話でした。
ではでは。
(teamまめ 高橋健太)
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