2018年1月24日水曜日

厄年ではないが厄祓いに行った男の話 in西新井大師

こんにちは。髙橋でございます。今回は厄祓いに行ってきた話をいたします。

私、昨年11月、12月と二度にわたり骨折をするというレアな出来事を体験したもので、三箇日、家から一歩も出ず、お酒も一滴も飲まないという檻に閉じ込められたような生活を送っていたのであります。

振り返ってみると、2017年、いいことも多かったけど、色々とアレな出来事も多かったなあと相棒に話をしたところ「厄祓いしたほうがいいね」と家から引っ張り出され、年が明けてまだ髙橋が清らかなうちに、出かけてきたわけです。

向かいましたのが五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)通称・西新井大師ですね。

その昔、弘法大師様が立ち寄った時に悪疫流行に悩む村人たちのため、十一面観音像を掘って本尊に、自身の像を掘って枯れ井戸に安置して護摩祈願をしたんですって。井戸からは水が沸き、村人たちの病がたちどころに治ったそうです。弘法様、すげえ。

ちなみに、この井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたとか、できなかったとか。



さて、それではお護摩の様子を……と行きたいところですが、とてもではないですが写真を撮れる雰囲気ではなかったのです。そもそも、お護摩の様子は撮っていいのかもよくわからんかったので、ここは高橋のつたない説明でご勘弁を……。
 
10人ほどのお坊さんが護摩を囲むように並び、のんのんお経を唱えていますが、中心はバチバチと火が上がっていて、室内なのに結構な強さでびっくり。その場には100人ほどの人がいたかと思います。堂内がすし詰め状態で、さらにスタンディングの人たちもいるほど。やはり、この時期は同じことを考える人がいるようですね。

ちなみに、20分ほどですが、正座をしていると足がしびれて終了後に立てなくなります。無理せず崩すことがおすすめですよ。いただいた札は、家の鴨居に立てておくといいのだとか。


訪れた日が、ちょうど「大師の日」だったようで、縁日をやっていました。目に映るものはとりあえず食べるというスタイルで、やたらでかい唐揚げを購入。

続いて、モツ煮込みと玉こんにゃく、真ん中のナンみたいなやつは「シャービン」といいます。肉まんみたいな生地に、ギョーザのタネが詰め込まれ、それをつぶして焼いたやつとしか形容しがたい食べ物ですね。髙橋はこいつがめっぽう好きでしてねえ。生地がふんわりちょいとだけカリッ、中がニンニク香る合いびき肉の脂っこさがたまらんのです。

最後に、一ノ蔵の甘酒を飲んでフィニッシュです。酒粕の臭いが強すぎず、飲み口がすっきりとしていましたね。そういえば、甘酒って本来は夏の季語だったんですよね。

結局食べてばっかになりましたが、初詣も兼ねていたのでおみくじを引いてみました。偶然にも、ふたりとも同じ番号で大吉という奇跡的な現象が。これで運使い切るとかやだな……

ともあれ、厄祓いも縁日も楽しめた西新井大師。時にはこういった風情ある遊びもいいもんですね。1年の初めに、心癒される散歩でした!

さあ~、今年はいいことあるかなあ~♪

teamまめ 高橋健太

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