2015年1月27日火曜日

恐るべし広島県呉市。めくるめく、おいしいもの図鑑!


瀬戸内に面した広島県呉(くれ)市といえば、海軍さんの街として有名だ。

 戦艦大和のミニチュア版が展示してある「大和ミュージアム」はもちろん、本当に使われていた潜水艦に乗れる「てつのくじら館」、さらには、「アレイからすこじま」という公園に出かければ、目の前に現役の潜水艦の丸くて黒い頭が水面から顔を出している。

 何かとそちらのほうばかりに目が行きがちだけれど、呉という街は、実は食の宝庫でもあるのだ。ということで今回は、呉でみつけた「おいしいもん図鑑」をずずずいっとご紹介。

おいしいもの図鑑①巨大カキ!
言わずもがな、カキでございます。
この大きさ、伝わってますか?
たばこの箱、さりげに置いてみております。

おいしいもの図鑑②レモンスプレッド
最近、広島産レモンは有名になりつつありますね。
そんなおいしいレモンからエントリー。
瀬戸内にある豊島産「とびしまレモン」に、上蒲刈島産「海人の藻塩」で作った
爽やかな香りとクリーミーな甘みのあるスプレッド。
パンに塗ったら、たまらん味でしたよん。

おいしいもん図鑑③呉 細うどん
呉では戦前からさっと湯がいて、ずずずっとすすれるようにと細切りうどんが当たり前。
讃岐は瀬戸内をはさんで海の向こう側だけど、讃岐とはうどんの作り方がまったく違っております。
こちらは、生地を寝かすことなく、打ちたてを切るんですと。
そして、うどんとごはんの定食はスタンダードです。

おいしいもん図鑑④カレー
写真はカレーうどん。
海軍さんから広まったカレーは呉でいち早く根付いたそうな。
今でも毎週金曜はカレーの日、というお家は多くて、
金曜はカレーを注文するとサービスが付くお店もあるんですぞ。

おいしいもん図鑑⑤呉焼き
広島焼きとちゃいまっせ。呉(くれ)焼きでっせ。
細うどんを蒸すのではなく、一度しっかり味をつけた焼きうどんにして、
薄くのばした生地にのせています。
そして、半月に折り畳んで供されるのです。
焼きうどんのタレがピリ辛でパンチありまっせ。

おいしいもん図鑑⑥鳳梨萬頭
もともと中国菓子からきているみたいで、
鳳梨=パイナップル なんだそうな。
パイナップルジャムが入ってますが、
なぜ呉名物なのかは謎。


おんらいまんとう、と呼びます。
レモン味もあり。
呉人がおやつによく食べるお菓子だそう。

おいしいもん図鑑⑦フライケーキ
フ、フ、フライケーキ?
見た目、何に見えますか?
そして味は・・・、見た目を裏切りません!
呉人は言います。
「持ち帰って後で食べちゃいけん。揚げたてを買いんさったら、食べ歩きしんさい」と。
さっくりと香ばしくて甘みが広がりまっせ。 


おいしいもん図鑑⑧大和サブレー
はい、ベタですね。でも、侮ってはいけませぬ。
ホテルメイドの限定サブレーでござんして、
サクサクの歯触りとともに、バターの香り高いことといったら。
 
 呉は他にも、肉じゃが発祥説があったり(京都府舞鶴市と終わりなき“肉じゃが戦争”が行われている!)、居酒屋ではたいがい「鳥皮の味噌煮」があったり、夜になれば市役所前の通りに屋台が並んだりで、いやもう、探索しがいのある街。写真を撮り忘れてしまったのが、悔やまれるばかり。だけど、それはそれ。
 
 呉に出かけたら、呉のうまいもん、食べ尽くしてきておクレ〜♪

(佐藤さゆり/teamまめ)

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