戦艦大和のミニチュア版が展示してある「大和ミュージアム」はもちろん、本当に使われていた潜水艦に乗れる「てつのくじら館」、さらには、「アレイからすこじま」という公園に出かければ、目の前に現役の潜水艦の丸くて黒い頭が水面から顔を出している。
何かとそちらのほうばかりに目が行きがちだけれど、呉という街は、実は食の宝庫でもあるのだ。ということで今回は、呉でみつけた「おいしいもん図鑑」をずずずいっとご紹介。
おいしいもの図鑑①巨大カキ!
言わずもがな、カキでございます。 この大きさ、伝わってますか? たばこの箱、さりげに置いてみております。 |
おいしいもの図鑑②レモンスプレッド
最近、広島産レモンは有名になりつつありますね。 そんなおいしいレモンからエントリー。 瀬戸内にある豊島産「とびしまレモン」に、上蒲刈島産「海人の藻塩」で作った 爽やかな香りとクリーミーな甘みのあるスプレッド。 パンに塗ったら、たまらん味でしたよん。 |
おいしいもん図鑑③呉 細うどん
呉では戦前からさっと湯がいて、ずずずっとすすれるようにと細切りうどんが当たり前。 讃岐は瀬戸内をはさんで海の向こう側だけど、讃岐とはうどんの作り方がまったく違っております。 こちらは、生地を寝かすことなく、打ちたてを切るんですと。 そして、うどんとごはんの定食はスタンダードです。 |
おいしいもん図鑑④カレー
写真はカレーうどん。 海軍さんから広まったカレーは呉でいち早く根付いたそうな。 今でも毎週金曜はカレーの日、というお家は多くて、 金曜はカレーを注文するとサービスが付くお店もあるんですぞ。 |
おいしいもん図鑑⑤呉焼き
広島焼きとちゃいまっせ。呉(くれ)焼きでっせ。 細うどんを蒸すのではなく、一度しっかり味をつけた焼きうどんにして、 薄くのばした生地にのせています。 そして、半月に折り畳んで供されるのです。 焼きうどんのタレがピリ辛でパンチありまっせ。 |
おいしいもん図鑑⑥鳳梨萬頭
もともと中国菓子からきているみたいで、 鳳梨=パイナップル なんだそうな。 パイナップルジャムが入ってますが、 なぜ呉名物なのかは謎。 |
おんらいまんとう、と呼びます。 レモン味もあり。 呉人がおやつによく食べるお菓子だそう。 |
おいしいもん図鑑⑦フライケーキ
フ、フ、フライケーキ? |
見た目、何に見えますか? そして味は・・・、見た目を裏切りません! 呉人は言います。 「持ち帰って後で食べちゃいけん。揚げたてを買いんさったら、食べ歩きしんさい」と。 さっくりと香ばしくて甘みが広がりまっせ。 |
おいしいもん図鑑⑧大和サブレー
はい、ベタですね。でも、侮ってはいけませぬ。 ホテルメイドの限定サブレーでござんして、 サクサクの歯触りとともに、バターの香り高いことといったら。 |
呉は他にも、肉じゃが発祥説があったり(京都府舞鶴市と終わりなき“肉じゃが戦争”が行われている!)、居酒屋ではたいがい「鳥皮の味噌煮」があったり、夜になれば市役所前の通りに屋台が並んだりで、いやもう、探索しがいのある街。写真を撮り忘れてしまったのが、悔やまれるばかり。だけど、それはそれ。
呉に出かけたら、呉のうまいもん、食べ尽くしてきておクレ〜♪
(佐藤さゆり/teamまめ)
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