自然に囲まれると癒されるからとか、
頂上で食べるおにぎりがこの上なく美味しいからとか、
体を動かす趣味をもちたいからとか、
山に登る理由は色々あるのだけど、
・・・痩せたい
これも切実な理由である。
衰えゆく体力とそれに伴う体重増加に歯止めをかけるべく、私は家族を引き連れて山に登るのだ。
というわけで、6月のある日。
またしても、向かうは奥高尾。
今回は、バスで高尾駅から日影まで行き、そこから歩いて小仏城山~高尾山と縦走することにした。
1時間に1本の小仏行きのバスに乗る。 寝坊したため、10:12発という遅い出発に。 しかし、それが功を奏して空いている |
日影バス停から小仏城山山頂までは約1時間半。
コースタイムは短いものの、舗装された道が多くて足の疲労はなかなか。
日影沢キャンプ場脇の道を登っていく |
山頂には茶屋が2軒あり、夏季ならではの名物がある。
それがこちら。
かき氷(大)400円。 味は10種類ぐらいから選べる。 シロップかけ放題 |
高さ30㎝もあろうかというマウンテンかき氷!
山で汗を流したハイカーたちは、老いも若きも、みんなこぞって食べている。
かき氷で体をクールダウン。最高だ。
お兄さんはひとりで挑戦。 途中から明らかに失速していた |
かき氷で急激に体が冷えたので、こちらもオーダー。
城山名物なめこ汁250円。 塩分が効いていて、体にしみわたる。 持参のおにぎりとともに |
さらに、さらに、食後のデザートに、高尾駅に隣接するベーカリー&カフェ「Ichigendo」で購入した天狗パンも。
Ichigendoの天狗パン150円。 きなこクリーム入り。 天狗の焼き印とヤツデの葉の模様が |
実に充実した昼食であった。
おでんやカップラーメン、スナック菓子など、なんでも揃う城山茶屋 |
小仏城山を後にし、歩くこと1時間弱。高尾山山頂に到着。
毎度のことながら、にぎわっている。
14時頃の高尾山山頂。 うっすらと富士山も拝めた |
1号路で下山中も、食いしん坊には誘惑がいっぱい。
娘が食べたいと言い出し、高尾山薬王院でぶどう酢を使った「力ソフト」を。
高尾山薬王院限定の力ソフト350円。 ぶどう酢の酸味が絶妙 |
てくてく下って、十一丁目茶屋では「天狗だんご」をゲット。
十一丁目茶屋の天狗だんご3本390円。 注文してから焼いてくれる |
さらに、ケーブルカー乗り場の高尾山駅すぐそばにある香住売店では「天狗焼」を購入。
香住売店の天狗焼140円。 パリッとした生地の中に、ごろっとした黒豆餡がぎっしり |
さすがミシュラン三ツ星の観光山だ。
美味しい名物グルメがあちこちに潜んでいる。
下山する頃には「痩せる」という目的はどこへやら、大きなお腹を抱えて高尾山口駅に到着。
さて、今日は何歩歩いたかな~?
スマホの万歩計機能によると、
・・・約2万歩!
しかし、消費カロリー、たったの493kcal・・・!
明らかに摂取したカロリーが多い~!ぎゃー!!!
食いしん坊にはたまらない高尾山。
カロリーオーバーになることはわかりつつも、また近々登っちゃうんだろうなぁ。
(teamまめ/香取麻衣子)